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家族全員

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今夜は、久しぶりの家族全員集まっての食事になった
姉さんが、義兄さんに酒を注いでいた。
「……っ、かー!家で食べるご飯が一番上手いな」
「でも、お城で食べる料理が一番じゃないの?一般市民が中々食べられない料理も出るでしょ?」
「例えご馳走が出たとしても、ゆっくり食べる事出来ないからな……俺は、城のご馳走より、嫁さんが作る料理が一番だな!」
「や~だ、も~子供達の前で」
姉と義兄がイチャついては、いたがアベルと、マルクはご飯に夢中だった
「アルベルトも、一杯飲むか?」
義兄さんが進めてきたから、俺も飲んだ。
「城での仕事は、忙しいか?」
父さんも飲みながら、義兄さんに聞いていた。
「……忙しいというか、他国からの訪問者が多いかな、双子の王子の婚約者候補が後を断たないから、それで忙しいのもあるかも
な……」
義兄さんは、アベルの方をチラッと見た。
「王子は、まだ五歳何だろう?もう、婚約の話が出ているのか大変だな王様も、良かったなーアベルとマルクは、平民生まれで、ここにも、二十歳の大きな子供が、嫁探ししないからな」
「ぶーっ!」
俺は、酒を吹き出してしまった
「きゃあ、汚いわねアル」
「ごめん、父さんのせいで蒸せた、ごほっ」
「ジンお兄ちゃん、王子様って、僕と同じ五歳何だね」
俺と、義兄さんは一瞬ドキッとした。
「……そうだね、アベルと同じ五歳だね……王子達が気になるのか?アベルは」
「う~ん、どんなことして、遊んでいるのかなって、思っただけだよ、一緒に遊んでみたいけど……わかんない」
「……一緒に遊びたい……か、アベルは優しいな。」
「……義兄さん、王子達に何かあったのか?」
「……ん……何かあったと言うか、第二王子が少しな、……」
それ以上義兄さんは、話さなかった。極秘だからな
「子育ては、王国も平民も一緒ね!」





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