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4章 三国鼎立
睨み合い
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頭をポリポリと掻きながら筋肉質の上半身に肩パッドのように見える髑髏と革のマフラーのようなマントを靡かせて、対峙している奴らを鋭く睨んでいるのは、南蛮の王と呼ばれる孟獲である。
孟獲「全く敵さんも動く気配はないってのが、まぁ俺としちゃあ都合が良いけどよ」
普段なら平地の民の言葉など聞くことはない孟獲だが蛮夷の全てを束ねる始祖槃瓠族の当代当主槃李杏に手を貸して欲しいと頼まれたこともあり、援護がてら法正の頼みを快く快諾し、益州郡と越巂郡の境目まで軍を進めて、野営をしている。
孟優「兄貴~。姫様の頼みとは言え、ここまで兵を進めて良いんですかい?」
マイペースで呑気な声で話すこの男は孟獲の実の弟で孟優である。声こそマイペースであるが死地に巻き込まれても何度も生き残ることからそれなりに力はあるのだろう。
???「やれやれ、獲よ。姫の頼みとは言え、隠居してるワシまで引っ張り出す程のことか?」
めんどくさいとばかりにやる気のない声で話すのは、孟獲の兄の孟節である。永昌郡のどこに何があるかを地図を見ずともわかる程の才覚を持つが孟獲がスムーズに継承できるように隠居していたが、どこに陣幕を敷くべきかという相談を受けて付いてきたのだが、敵の積極性のなさにそこまで警戒する必要があったのかと首を傾げている。
孟獲「優に兄貴、懸念はわかるがよ。こりゃ必要なことだって」
孟優「まぁ兄貴の勘の鋭さは疑ってないんだが、今回は木鹿大王たちが防衛って不安しかねぇ気がするんですが」
孟節「いや、優よ。それはちと違うなぁ。猛獣を巧みに操れるアヤツほど、森林や平原、山に川に毒沼の多い地形の防衛で生きるじゃろう。それに此度は、兀突骨の奴も防衛最強戦略として、待機しておる。人望のある獲だからこそ為せる技じゃて」
孟優「節の兄貴に言われると否定できねぇじゃねぇか」
孟節「ホッホッホ。これでもだてに歳を取っておらんわい」
孟獲「いや、俺と3歳しか変わらねぇからな。まぁ兄貴が担がれるのが嫌で早々に隠居したのは、許せねぇけどよ。俺は、本来は前衛向きで考えるのは好きじゃねぇんだからよ。まぁ防衛は過剰だろうよ。木鹿に兀突、それにカァちゃんもいるしな」
孟獲にカァちゃんと呼ばれてるのは孟獲の妻で火の末裔と称される祝融神の生まれ変わりとされている祝融である。美人で気立てが良く、夫を立てて時には名前と声を変えて潜入して下がったりもするがその武勇は孟獲や兀突骨を軽々と超え、南蛮最強と言っても過言ではない。
???「そのために私が付いてきたのだが」
静かな声で生還する敵を眺めながら孟獲たちに背を向けて話すのは、南蛮随一の知恵者と称される朶思大王である。禿竜洞と呼ばれる洞窟に住む主である。
孟獲「おぅ。頼りにしてるぜ朶思」
朶思大王「うむ。任せよ。して大王よ。敵の動きを見る限り、言われて仕方なく国境に出てきたみたいな感じでやる気はないように見受けられる。こちらから挑発しなければ、討って出てくることはないだろうな」
孟獲「それは願ったら叶ったりだな。姫様にも援護しか頼まれてねぇし、法正の奴も北に向かう兵を少しでも減らすために牽制してくれとしか頼まれてねぇしよ。跳ねっ返りそうな阿会喃・董荼那・金環三結を引き締めとくか」
孟節「奴らとて馬鹿ではあるまい。作戦は理解しておるのだろう?」
孟獲「理解してても暴れるのがアイツらだからよ」
朶思大王「そんな奴らを連れてくるなど何を考えている?」
孟獲「まぁ、こちらが攻撃しないと判断したら北に兵を回すかも知れねぇだろ?あの暴れん坊共は、そのための刺激ってやつだな。あの向けられた殺気を前にして、俺たちが動かねぇとは考えねぇだろう」
朶思大王「成程、陽動か。理解した。なら好きにさせておくのが良い。下手にこちらが手綱を握るよりもな」
孟獲「朶思がそういうなら従うぜ。やれやれ、姫様は俺のことを買い被り過ぎだよなぁ」
孟獲の後半の天に向けて小さく呟く言葉は、誰にも聞こえていない。
その頃、雍闓・朱褒・高定の3人は、国境線まで動かしてきた割にはそこからこちらを狙うそぶりのない蛮族共に対して、どう対処するべきか頭を悩ませていた。
朱褒「攻め込まれるのが嫌だから国境まで出てきたのはわかるが我らの到着まで一歩も動かないのは訳がわからん。奴らの首都は雲南なのであろう?」
高定「あぁ。昔、鄂煥に偵察をさせたから間違いはない」
雍闓「劉璋様からは、蛮族共に益州郡と越巂郡に踏み込ませるなって話だしよ。それは成功してんだから問題ねぇだろ」
落ち着いた口調で話す朱褒。尋ねられたことに小さく答え、冷静に物事を断言する高定。乱暴な口調で話す雍闓。
高定「問題無いと言えばない。だが、これは流石に劉璋様に先はないだろう。身の振り方を考えねばならないかもな」
朱褒「高定殿、滅多なことをいうものではない」
雍闓「裏切るってならこの場でその首落としてやるぞ」
高定「すまない。少し、繊細な気持ちになっていたのかもしれないな。目の前の」
そこで言葉が止まる、突如として雄叫びをあげて向かってくる一団が居たのだ。
鄂煥「敵軍に動きあり!某が食い止めるゆえ、体勢を整えられよ!」
陣幕に入ってきて、堂々とした声で敵の動きを伝え、食い止めると良い向かう鄂煥。睨み合いの崩壊である。
孟獲「全く敵さんも動く気配はないってのが、まぁ俺としちゃあ都合が良いけどよ」
普段なら平地の民の言葉など聞くことはない孟獲だが蛮夷の全てを束ねる始祖槃瓠族の当代当主槃李杏に手を貸して欲しいと頼まれたこともあり、援護がてら法正の頼みを快く快諾し、益州郡と越巂郡の境目まで軍を進めて、野営をしている。
孟優「兄貴~。姫様の頼みとは言え、ここまで兵を進めて良いんですかい?」
マイペースで呑気な声で話すこの男は孟獲の実の弟で孟優である。声こそマイペースであるが死地に巻き込まれても何度も生き残ることからそれなりに力はあるのだろう。
???「やれやれ、獲よ。姫の頼みとは言え、隠居してるワシまで引っ張り出す程のことか?」
めんどくさいとばかりにやる気のない声で話すのは、孟獲の兄の孟節である。永昌郡のどこに何があるかを地図を見ずともわかる程の才覚を持つが孟獲がスムーズに継承できるように隠居していたが、どこに陣幕を敷くべきかという相談を受けて付いてきたのだが、敵の積極性のなさにそこまで警戒する必要があったのかと首を傾げている。
孟獲「優に兄貴、懸念はわかるがよ。こりゃ必要なことだって」
孟優「まぁ兄貴の勘の鋭さは疑ってないんだが、今回は木鹿大王たちが防衛って不安しかねぇ気がするんですが」
孟節「いや、優よ。それはちと違うなぁ。猛獣を巧みに操れるアヤツほど、森林や平原、山に川に毒沼の多い地形の防衛で生きるじゃろう。それに此度は、兀突骨の奴も防衛最強戦略として、待機しておる。人望のある獲だからこそ為せる技じゃて」
孟優「節の兄貴に言われると否定できねぇじゃねぇか」
孟節「ホッホッホ。これでもだてに歳を取っておらんわい」
孟獲「いや、俺と3歳しか変わらねぇからな。まぁ兄貴が担がれるのが嫌で早々に隠居したのは、許せねぇけどよ。俺は、本来は前衛向きで考えるのは好きじゃねぇんだからよ。まぁ防衛は過剰だろうよ。木鹿に兀突、それにカァちゃんもいるしな」
孟獲にカァちゃんと呼ばれてるのは孟獲の妻で火の末裔と称される祝融神の生まれ変わりとされている祝融である。美人で気立てが良く、夫を立てて時には名前と声を変えて潜入して下がったりもするがその武勇は孟獲や兀突骨を軽々と超え、南蛮最強と言っても過言ではない。
???「そのために私が付いてきたのだが」
静かな声で生還する敵を眺めながら孟獲たちに背を向けて話すのは、南蛮随一の知恵者と称される朶思大王である。禿竜洞と呼ばれる洞窟に住む主である。
孟獲「おぅ。頼りにしてるぜ朶思」
朶思大王「うむ。任せよ。して大王よ。敵の動きを見る限り、言われて仕方なく国境に出てきたみたいな感じでやる気はないように見受けられる。こちらから挑発しなければ、討って出てくることはないだろうな」
孟獲「それは願ったら叶ったりだな。姫様にも援護しか頼まれてねぇし、法正の奴も北に向かう兵を少しでも減らすために牽制してくれとしか頼まれてねぇしよ。跳ねっ返りそうな阿会喃・董荼那・金環三結を引き締めとくか」
孟節「奴らとて馬鹿ではあるまい。作戦は理解しておるのだろう?」
孟獲「理解してても暴れるのがアイツらだからよ」
朶思大王「そんな奴らを連れてくるなど何を考えている?」
孟獲「まぁ、こちらが攻撃しないと判断したら北に兵を回すかも知れねぇだろ?あの暴れん坊共は、そのための刺激ってやつだな。あの向けられた殺気を前にして、俺たちが動かねぇとは考えねぇだろう」
朶思大王「成程、陽動か。理解した。なら好きにさせておくのが良い。下手にこちらが手綱を握るよりもな」
孟獲「朶思がそういうなら従うぜ。やれやれ、姫様は俺のことを買い被り過ぎだよなぁ」
孟獲の後半の天に向けて小さく呟く言葉は、誰にも聞こえていない。
その頃、雍闓・朱褒・高定の3人は、国境線まで動かしてきた割にはそこからこちらを狙うそぶりのない蛮族共に対して、どう対処するべきか頭を悩ませていた。
朱褒「攻め込まれるのが嫌だから国境まで出てきたのはわかるが我らの到着まで一歩も動かないのは訳がわからん。奴らの首都は雲南なのであろう?」
高定「あぁ。昔、鄂煥に偵察をさせたから間違いはない」
雍闓「劉璋様からは、蛮族共に益州郡と越巂郡に踏み込ませるなって話だしよ。それは成功してんだから問題ねぇだろ」
落ち着いた口調で話す朱褒。尋ねられたことに小さく答え、冷静に物事を断言する高定。乱暴な口調で話す雍闓。
高定「問題無いと言えばない。だが、これは流石に劉璋様に先はないだろう。身の振り方を考えねばならないかもな」
朱褒「高定殿、滅多なことをいうものではない」
雍闓「裏切るってならこの場でその首落としてやるぞ」
高定「すまない。少し、繊細な気持ちになっていたのかもしれないな。目の前の」
そこで言葉が止まる、突如として雄叫びをあげて向かってくる一団が居たのだ。
鄂煥「敵軍に動きあり!某が食い止めるゆえ、体勢を整えられよ!」
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