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Final Chapter 傲慢の人
第73話 地獄絵図
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戦闘領域内。
ここでは依然変わらず風が荒れ狂っている。常人どころか、地に根を這わす大樹ですら、この風の前ではいとも簡単に飛ばされてしまうことだろう。
しかしそんな中、見えない床という地に足をつけた一人の少女は、懸命に耐えていた。
『粘るな。もうよいではないか? 我が汝の命に終焉を与えるのは簡単だが、ここまでやってみせたのだ、汝の潔い行動を期待したい』
「……うるさい」
巨大な握りこぶしの中からの小さな返答。
『そうか。ならば、仕方あるまい。このまま叩き潰してくれよう』
ルシファーの巨体が動き、強欲の腕と同等なほどに巨大な腕が振り上げられた。ルシファーは、振り上げた腕を振り下ろし、目下にいる彩香を潰すつもりなのだろう。
視界には入っていないが、彩香にも自分が危機に瀕していることは感じていた。突風は止んでいないが、それでも風の流れが少し変わった感じがする。それと同時に、どうしようもないほどの圧迫感も感じる。
殺す意思が、殺意がひしひしと伝わってくる。けれど、彩香は平気だった。まもなく殺されるかもしれない、というこの状況で彼女は笑っていた。
風の流れが変わった。
それは、ルシファーの風だけではなかったのだ。
「彩香ぁ――!」
遠方から声が届く。その声は、まだ戦闘領域外。ルシファーの風の届かぬ場所だ。そんな場所から届く声を出せる者など、身体能力が向上している彼しかいなかった。
『むう? あの羽虫ども、まだ生きておったか』
「黒時……、先輩」
握り締められた強欲の右腕、その隙間から、もう一つ同じ光る腕が飛び出した。強欲の左腕である。
『なんのつもりだ?』
彩香には伝わっていた。ルシファーには伝わらなくとも、彼が名を叫んだ、それだけで彩香には彼の意思が伝わってきた。
以心伝心。
それは、互いが互いを想うがゆえに起こった奇跡と言えただろう。
時間にして数秒。
伸ばされた彩香の強欲の左腕は、凄まじい速さで戻ってきた。
握り締められたその左腕は、荒れ狂う風をものともせず、縦横無尽に場を掛け巡る。
『なるほど。あの羽虫どもをその腕で覆い、我の風を防ぎながら進ませるか。狙いは我の身体付近といったところ。やってみるがよい』
ルシファーの言う身体付近、そこには風が発生していなかった。翼を羽ばたかせることで巻き起こっていた突風だが、それは少しばかり距離をとって発生する。
つまり、ルシファーの身体に密着すれば、風の影響を受けないのだ。
彩香は強欲の左腕を、ルシファーの身体に纏わりつくようにしながら動かしていく。
腕、足、背、腹。
しかし、拳を開くタイミングが見つからない。全てルシファーの虚を衝くには至らない。
生きている者の虚を衝く場所、それは解りきっていることだったが、彩香は分かってはいなかった。
相手が悪魔なのだ、そんな冷静に分析など彼女には出来なかった。
だから――彼は叫んだ。どんな時も冷静でいられる、彼が叫んだのだ。
「上だ!」
どこから響いたのか判然とはしない声だったが、彩香はその声に従って強欲の左腕を上に伸ばしていく。
腹、胸、首、そして――顔。
「開け!」
またも声に従って、彩香は握り締めていた左腕を勢いよく開いた。眼前で起こる出来事、それは視力を持つ者にとっては、否応なしに虚を衝く事象となる。
悪魔であろうと、例外ではなかった。
しかし、ぬるい。黒時は、そう考えた。見事にルシファーの虚を衝くことができたとしても、ほんの数秒だろう。
いや、もしかしたら一秒もないかもしれない。だから彼は、もう一つ虚を衝く出来事を用意しておいた――開いた掌の中に。
『一人……、だと?』
「ひえぇぇぇ――!!」
開いた強欲の左腕、そこには栄作の姿しかなかった。
しかも、攻撃する意思など見えず、ただ怯えているだけ。吹き飛ばした二人の人間が同時に攻撃を仕掛けてくることを予測していたルシファーにとって、それはあまりにも予想外の展開だった。
「早くしろよ、黒時ぃー!」
怯える少年が叫ぶ。
その様子から、ルシファーは悟った。もう一人の人間が、攻撃を仕掛けているということに。
だがしかし、気付いたところでどうすることもできなかった。既に攻撃は行われていたのだ。
ルシファーは、背に走る激痛と共にそのことを知ることとなった。
『ぐうおぉぉぉぉぉ――!?』
巨大な悪魔の背から黒い血飛沫が舞う。背の右側、ルシファーの右の翼、それが三枚全て、根こそぎ切り落とされていたのである。
手刀だった。
世界が変貌して間もない頃、黒時は皆に力を証明するために鉄棒に向けて手刀を放ったことがあったが、それとは比べ物にならないほどに鋭く、威力を伴った手刀だった。
その一本の真剣のような手が、ルシファーの翼を斬り落としたのである。
『ぐうぅぅぅ――。汝、いつからそこに!?』
見えない床に着地して、悶え苦しむ悪魔を見上げながら黒時は答える。
「彩香の腕がお前の背中を通った時からだ。俺はその時からずっと、お前の翼にしがみついていた」
強欲の左腕が降ろされ、栄作も着地する。
「そういうこと。そんで、俺様が囮ね。お前、自分で気づいてなかったんだろうけど、びっくりしてたせいか、翼の動き、止まってたぜ?」
『止まっている間に、斬り落としたということか」
「ああ。これで、お前は風を起こせない」
『…………』
びたん、と叩きつける音が響いた。一度ならず、二度三度と何度も何度も。
栄作は辺りを見回し、音の出所を探し出した。そして、気付く。痛々しい音の出所、それはルシファーの背後、黒時のいる場所だった。
「や、やめろ!」
漆黒の尻尾。緩やかに揺らめいていた細長くも強靭なルシファーの尾が、黒時の身体をしきりなしに叩きつけていたのである。
「ぐあぁ――、がっ、、!」
赤い鮮血が飛び散る。黒い血と赤い血が混ざり合い、この世の者とは思えないほどに醜悪な色を見せていた。
『汝、死すべし』
栄作が黒時のもとに駆け寄ろうと走り出す。
彩香も強欲の腕を解除して、走り出す。だが、まだ早かった。彩香が身を守る防具を捨て去るのは、まだ早かった。
「に、にげ、ろ」
黒時のか細い声。
それは、誰の耳にも届きはしなかった。ルシファーにも、栄作にも、彩香にも届きはしなかった。
悪魔の逆鱗に触れた少年はただただ破壊され、横たわる身体で、仲間が傷ついていく光景を眺めるしかなかった。
駆けてくる栄作は、ルシファーの振り払った腕によって、簡単に飛ばされた。複数回、見えない床に身体を打ち付けてようやく停止する。
栄作の身体は常人のそれである、ただ床に身体を打ちつけただけではあるが、それでも瀕死に至るには十分だった。
彩香は、悶え苦しんでいる。ルシファーの両目が光った瞬間、彼女の身体は発火し燃え上がったのだ。
青黒い炎。
彩香の身体を纏わりつくその炎は、強欲の腕を発現させても消えることはなく、彼女の身体を焼き続けていた。
少年の呻き声、少女の悲鳴。
それはまさしく――地獄絵図だった。
ここでは依然変わらず風が荒れ狂っている。常人どころか、地に根を這わす大樹ですら、この風の前ではいとも簡単に飛ばされてしまうことだろう。
しかしそんな中、見えない床という地に足をつけた一人の少女は、懸命に耐えていた。
『粘るな。もうよいではないか? 我が汝の命に終焉を与えるのは簡単だが、ここまでやってみせたのだ、汝の潔い行動を期待したい』
「……うるさい」
巨大な握りこぶしの中からの小さな返答。
『そうか。ならば、仕方あるまい。このまま叩き潰してくれよう』
ルシファーの巨体が動き、強欲の腕と同等なほどに巨大な腕が振り上げられた。ルシファーは、振り上げた腕を振り下ろし、目下にいる彩香を潰すつもりなのだろう。
視界には入っていないが、彩香にも自分が危機に瀕していることは感じていた。突風は止んでいないが、それでも風の流れが少し変わった感じがする。それと同時に、どうしようもないほどの圧迫感も感じる。
殺す意思が、殺意がひしひしと伝わってくる。けれど、彩香は平気だった。まもなく殺されるかもしれない、というこの状況で彼女は笑っていた。
風の流れが変わった。
それは、ルシファーの風だけではなかったのだ。
「彩香ぁ――!」
遠方から声が届く。その声は、まだ戦闘領域外。ルシファーの風の届かぬ場所だ。そんな場所から届く声を出せる者など、身体能力が向上している彼しかいなかった。
『むう? あの羽虫ども、まだ生きておったか』
「黒時……、先輩」
握り締められた強欲の右腕、その隙間から、もう一つ同じ光る腕が飛び出した。強欲の左腕である。
『なんのつもりだ?』
彩香には伝わっていた。ルシファーには伝わらなくとも、彼が名を叫んだ、それだけで彩香には彼の意思が伝わってきた。
以心伝心。
それは、互いが互いを想うがゆえに起こった奇跡と言えただろう。
時間にして数秒。
伸ばされた彩香の強欲の左腕は、凄まじい速さで戻ってきた。
握り締められたその左腕は、荒れ狂う風をものともせず、縦横無尽に場を掛け巡る。
『なるほど。あの羽虫どもをその腕で覆い、我の風を防ぎながら進ませるか。狙いは我の身体付近といったところ。やってみるがよい』
ルシファーの言う身体付近、そこには風が発生していなかった。翼を羽ばたかせることで巻き起こっていた突風だが、それは少しばかり距離をとって発生する。
つまり、ルシファーの身体に密着すれば、風の影響を受けないのだ。
彩香は強欲の左腕を、ルシファーの身体に纏わりつくようにしながら動かしていく。
腕、足、背、腹。
しかし、拳を開くタイミングが見つからない。全てルシファーの虚を衝くには至らない。
生きている者の虚を衝く場所、それは解りきっていることだったが、彩香は分かってはいなかった。
相手が悪魔なのだ、そんな冷静に分析など彼女には出来なかった。
だから――彼は叫んだ。どんな時も冷静でいられる、彼が叫んだのだ。
「上だ!」
どこから響いたのか判然とはしない声だったが、彩香はその声に従って強欲の左腕を上に伸ばしていく。
腹、胸、首、そして――顔。
「開け!」
またも声に従って、彩香は握り締めていた左腕を勢いよく開いた。眼前で起こる出来事、それは視力を持つ者にとっては、否応なしに虚を衝く事象となる。
悪魔であろうと、例外ではなかった。
しかし、ぬるい。黒時は、そう考えた。見事にルシファーの虚を衝くことができたとしても、ほんの数秒だろう。
いや、もしかしたら一秒もないかもしれない。だから彼は、もう一つ虚を衝く出来事を用意しておいた――開いた掌の中に。
『一人……、だと?』
「ひえぇぇぇ――!!」
開いた強欲の左腕、そこには栄作の姿しかなかった。
しかも、攻撃する意思など見えず、ただ怯えているだけ。吹き飛ばした二人の人間が同時に攻撃を仕掛けてくることを予測していたルシファーにとって、それはあまりにも予想外の展開だった。
「早くしろよ、黒時ぃー!」
怯える少年が叫ぶ。
その様子から、ルシファーは悟った。もう一人の人間が、攻撃を仕掛けているということに。
だがしかし、気付いたところでどうすることもできなかった。既に攻撃は行われていたのだ。
ルシファーは、背に走る激痛と共にそのことを知ることとなった。
『ぐうおぉぉぉぉぉ――!?』
巨大な悪魔の背から黒い血飛沫が舞う。背の右側、ルシファーの右の翼、それが三枚全て、根こそぎ切り落とされていたのである。
手刀だった。
世界が変貌して間もない頃、黒時は皆に力を証明するために鉄棒に向けて手刀を放ったことがあったが、それとは比べ物にならないほどに鋭く、威力を伴った手刀だった。
その一本の真剣のような手が、ルシファーの翼を斬り落としたのである。
『ぐうぅぅぅ――。汝、いつからそこに!?』
見えない床に着地して、悶え苦しむ悪魔を見上げながら黒時は答える。
「彩香の腕がお前の背中を通った時からだ。俺はその時からずっと、お前の翼にしがみついていた」
強欲の左腕が降ろされ、栄作も着地する。
「そういうこと。そんで、俺様が囮ね。お前、自分で気づいてなかったんだろうけど、びっくりしてたせいか、翼の動き、止まってたぜ?」
『止まっている間に、斬り落としたということか」
「ああ。これで、お前は風を起こせない」
『…………』
びたん、と叩きつける音が響いた。一度ならず、二度三度と何度も何度も。
栄作は辺りを見回し、音の出所を探し出した。そして、気付く。痛々しい音の出所、それはルシファーの背後、黒時のいる場所だった。
「や、やめろ!」
漆黒の尻尾。緩やかに揺らめいていた細長くも強靭なルシファーの尾が、黒時の身体をしきりなしに叩きつけていたのである。
「ぐあぁ――、がっ、、!」
赤い鮮血が飛び散る。黒い血と赤い血が混ざり合い、この世の者とは思えないほどに醜悪な色を見せていた。
『汝、死すべし』
栄作が黒時のもとに駆け寄ろうと走り出す。
彩香も強欲の腕を解除して、走り出す。だが、まだ早かった。彩香が身を守る防具を捨て去るのは、まだ早かった。
「に、にげ、ろ」
黒時のか細い声。
それは、誰の耳にも届きはしなかった。ルシファーにも、栄作にも、彩香にも届きはしなかった。
悪魔の逆鱗に触れた少年はただただ破壊され、横たわる身体で、仲間が傷ついていく光景を眺めるしかなかった。
駆けてくる栄作は、ルシファーの振り払った腕によって、簡単に飛ばされた。複数回、見えない床に身体を打ち付けてようやく停止する。
栄作の身体は常人のそれである、ただ床に身体を打ちつけただけではあるが、それでも瀕死に至るには十分だった。
彩香は、悶え苦しんでいる。ルシファーの両目が光った瞬間、彼女の身体は発火し燃え上がったのだ。
青黒い炎。
彩香の身体を纏わりつくその炎は、強欲の腕を発現させても消えることはなく、彼女の身体を焼き続けていた。
少年の呻き声、少女の悲鳴。
それはまさしく――地獄絵図だった。
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