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罰ゲームでイケメンに告白した結果…。※シナリオ形式
罰ゲームでイケメンに告白した結果…。①
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シナリオ形式です。
「」は口に出したセリフ
人物名の後にある M はモノローグ(人物の心の中のセリフ)
人物名の後にある N は状況を説明するナレーション
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主要登場人物
多岐瑞葉(タキ ミズハ)…16歳。女子高生。平均的な身長体重で、顔は可愛い系。
桜賀優(サクラガ ユウ)…16歳。瑞葉のクラスメイト。スラッとした身長のイケメン。
天見璃々(アマミ リリ)…16歳。瑞葉の友達。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◯学校・教室(夕方)
放課後の教室。
多岐瑞葉(16)と天見璃々(16)を含む女子数名が円になっている。
璃々「じゃあ行くよ!」
みんなでじゃんけんをする。
何回もじゃんけんして、瑞葉が負ける。
悔しがる瑞葉。
璃々「瑞葉が負けたから、罰ゲームね」
と、ニヤニヤしながら言う。
瑞葉「もう一回!」
璃々「だめだめ。一回っきりの勝負だから~!」
瑞葉「そんなぁ~。お願いします~!」
璃々「そんなにイケメンくんに告白するのが嫌なの?好きなんでしょ?この機会に告ったら?」
他の女子たち、「嫌なの?」「罰ゲームは絶対だよ」などと瑞葉をからかう。
瑞葉「分かった。やるよ」
璃々「よし!」
と満足げな璃々。
瑞葉、肩を落とす。
◯学校・昇降口
瑞葉、とある靴箱に手紙を入れる。
璃々「イケメンくんの靴箱に入れた?」
瑞葉「うん。でも、桜賀くんが手紙を読んで校舎裏に来てくれるかは分からないけどね」
と言い、靴を履き替えて璃々と一緒に校舎から出る。
◯学校・校舎裏(夕方)
瑞葉、校舎の角から校舎裏にある広場を覗き込む。
瑞葉M(放課後、校舎裏に来てくださいって手紙に書いたけど、桜賀くん来てくれるのかな?)
と思いつつ、不安そうな顔をする。
桜賀「多岐さん?何してるの?」
と、瑞葉の背後から声をかける桜賀優(16)。
瑞葉「ヒェアッ!!」
驚きすぎて変な声を上げる瑞葉。
桜賀、クスッと笑う。
桜賀「びっくりさせたね」
瑞葉「う、うん」
桜賀「多岐さんはどうしてここに?もしかして、この手紙を書いたの多岐さん?」
と、ポケットから手紙を出す。
瑞葉「そ、そうなの!実は、私、桜賀くんのことが好きなんです!」
と、顔を赤くして言う。
桜賀、顔を赤くして固まる。
瑞葉M(なぜ桜賀くんまで真っ赤に?!)
心の中で驚く瑞葉。
桜賀「俺も、多岐さんのことが好きだ。付き合いたい」
瑞葉「え、嘘…」
桜賀「本当だよ」
と、一歩踏み出して瑞葉に近づく。ジャリッと土を踏む音が聞こえる。
桜賀「俺と付き合ってくれる?」
瑞葉「は、はい」
と、返事をする。
桜賀、瑞葉を抱きしめ、彼女の額にキスを落とす。
瑞葉、目を見開く。
瑞葉「桜賀くん?!」
桜賀「キス嫌だった?」
瑞葉「い、嫌じゃないよ…!ただびっくりして…」
桜賀「そうなんだ。俺、スキンシップ多めだと思うから慣れてね」
と、ニコッと笑って言う。
瑞葉、顔を赤らめつつ、頷く。
「」は口に出したセリフ
人物名の後にある M はモノローグ(人物の心の中のセリフ)
人物名の後にある N は状況を説明するナレーション
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主要登場人物
多岐瑞葉(タキ ミズハ)…16歳。女子高生。平均的な身長体重で、顔は可愛い系。
桜賀優(サクラガ ユウ)…16歳。瑞葉のクラスメイト。スラッとした身長のイケメン。
天見璃々(アマミ リリ)…16歳。瑞葉の友達。
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◯学校・教室(夕方)
放課後の教室。
多岐瑞葉(16)と天見璃々(16)を含む女子数名が円になっている。
璃々「じゃあ行くよ!」
みんなでじゃんけんをする。
何回もじゃんけんして、瑞葉が負ける。
悔しがる瑞葉。
璃々「瑞葉が負けたから、罰ゲームね」
と、ニヤニヤしながら言う。
瑞葉「もう一回!」
璃々「だめだめ。一回っきりの勝負だから~!」
瑞葉「そんなぁ~。お願いします~!」
璃々「そんなにイケメンくんに告白するのが嫌なの?好きなんでしょ?この機会に告ったら?」
他の女子たち、「嫌なの?」「罰ゲームは絶対だよ」などと瑞葉をからかう。
瑞葉「分かった。やるよ」
璃々「よし!」
と満足げな璃々。
瑞葉、肩を落とす。
◯学校・昇降口
瑞葉、とある靴箱に手紙を入れる。
璃々「イケメンくんの靴箱に入れた?」
瑞葉「うん。でも、桜賀くんが手紙を読んで校舎裏に来てくれるかは分からないけどね」
と言い、靴を履き替えて璃々と一緒に校舎から出る。
◯学校・校舎裏(夕方)
瑞葉、校舎の角から校舎裏にある広場を覗き込む。
瑞葉M(放課後、校舎裏に来てくださいって手紙に書いたけど、桜賀くん来てくれるのかな?)
と思いつつ、不安そうな顔をする。
桜賀「多岐さん?何してるの?」
と、瑞葉の背後から声をかける桜賀優(16)。
瑞葉「ヒェアッ!!」
驚きすぎて変な声を上げる瑞葉。
桜賀、クスッと笑う。
桜賀「びっくりさせたね」
瑞葉「う、うん」
桜賀「多岐さんはどうしてここに?もしかして、この手紙を書いたの多岐さん?」
と、ポケットから手紙を出す。
瑞葉「そ、そうなの!実は、私、桜賀くんのことが好きなんです!」
と、顔を赤くして言う。
桜賀、顔を赤くして固まる。
瑞葉M(なぜ桜賀くんまで真っ赤に?!)
心の中で驚く瑞葉。
桜賀「俺も、多岐さんのことが好きだ。付き合いたい」
瑞葉「え、嘘…」
桜賀「本当だよ」
と、一歩踏み出して瑞葉に近づく。ジャリッと土を踏む音が聞こえる。
桜賀「俺と付き合ってくれる?」
瑞葉「は、はい」
と、返事をする。
桜賀、瑞葉を抱きしめ、彼女の額にキスを落とす。
瑞葉、目を見開く。
瑞葉「桜賀くん?!」
桜賀「キス嫌だった?」
瑞葉「い、嫌じゃないよ…!ただびっくりして…」
桜賀「そうなんだ。俺、スキンシップ多めだと思うから慣れてね」
と、ニコッと笑って言う。
瑞葉、顔を赤らめつつ、頷く。
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