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11.受side
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屈辱的だ。
自分の身体はとうにイカれている。
福山に軟膏を塗られて結局中を弄られて遊ばれて
その身体は自ら求めて腰を揺らしていたなんてあまりにも屈辱的だった。
「相川」
学校で落ちこんでいたらクラスの一人が「大丈夫?」と、話しかけて来た。
福山が引き離さなければ今も一緒に飯食ってゲーセンにでも行って笑いあっていただろうか。
そのクラスメイトは元々仲が良かったうちの一人だ。
福山が謹慎中だから話しかけてきたのだろう。
「····ごめん」
クラスメイトからの突然の謝罪。
福山が怖くて離れてしまった。
本当は話しかけたかったけれど福山に殴られたりするかもと思うと出来なかった。
福山が謹慎になったと聞いたけれど今更自分に話しかけるなんておこがましいと思われるかもしれない。
けれど、どうしても謝りたかった。
目の前の彼【藤宮 清人】はそう言った。
「······藤宮の所為じゃねぇよ」
脅されていた藤宮を責めるなんて事はしない。彼もまた福山の被害者だ。
けれど、福山の謹慎があけて藤宮が自分と関わってしまうのがバレれば藤宮が危ない。
だからこれまで通りで良いと言えば
「本当にごめん····」
何もしてあげれなくてと、再度頭を下げてきた。
だから、もう謝罪はいらないと言えば「わかった」と、背中を小さくして席に戻っていった。
自分と福山の問題に藤宮を巻き込むわけにはいかない。
寂しい気持ちはあるけれど仕方ないんだと頭の中で言い聞かせていた。
----------
「お前のノートって見やすいよな」
放課後、福山に呼び出されている為、マンションに行き福山にノートを見せて移し終わるまで待っていた。
下半身にローターを埋め込まれたまま····
強さを大~小の三段階に設定ができてそのリモコンは福山の手の中。
ケツの中の違和感が押し寄せてきて気持ち悪い。
福山に何も言わずにいると
「······ひぅっ」
ローターの強さを上げられた。
俯いて必死に耐えて声を押し殺していると福山が笑う。
「喋るのも出来ないくらい気持ちいいのかよ」
話すのも出来ないくらい不快感だ。
軟膏を塗りつけるついでに入れてきて一体どうしたいのだろうか。
「んァ゛っ!!」
ローターの強さをもう一段階上げられた。
マックス状態であげられればテーブルに伏して声が漏れる。
「イキそうならちゃんと言えよ。
じゃねぇとお仕置だ」
お仕置って何されるんだ。
ローターだけでイカされたくない。
けれど良い所で激しい振動が襲って限界は直ぐにやってくる。
「イ····く····イクっ」
言われた通りに宣言してすぐに身体が激しく跳ねた。
そのまま痙攣を起こして身体が何度も跳ねていく。
「よく出来ました」
機嫌のいい福山がローターをとめて頭を撫でてくるが振り払う余裕もなかった。
前からは白い欲は出てなかった。
自分の身体はとうにイカれている。
福山に軟膏を塗られて結局中を弄られて遊ばれて
その身体は自ら求めて腰を揺らしていたなんてあまりにも屈辱的だった。
「相川」
学校で落ちこんでいたらクラスの一人が「大丈夫?」と、話しかけて来た。
福山が引き離さなければ今も一緒に飯食ってゲーセンにでも行って笑いあっていただろうか。
そのクラスメイトは元々仲が良かったうちの一人だ。
福山が謹慎中だから話しかけてきたのだろう。
「····ごめん」
クラスメイトからの突然の謝罪。
福山が怖くて離れてしまった。
本当は話しかけたかったけれど福山に殴られたりするかもと思うと出来なかった。
福山が謹慎になったと聞いたけれど今更自分に話しかけるなんておこがましいと思われるかもしれない。
けれど、どうしても謝りたかった。
目の前の彼【藤宮 清人】はそう言った。
「······藤宮の所為じゃねぇよ」
脅されていた藤宮を責めるなんて事はしない。彼もまた福山の被害者だ。
けれど、福山の謹慎があけて藤宮が自分と関わってしまうのがバレれば藤宮が危ない。
だからこれまで通りで良いと言えば
「本当にごめん····」
何もしてあげれなくてと、再度頭を下げてきた。
だから、もう謝罪はいらないと言えば「わかった」と、背中を小さくして席に戻っていった。
自分と福山の問題に藤宮を巻き込むわけにはいかない。
寂しい気持ちはあるけれど仕方ないんだと頭の中で言い聞かせていた。
----------
「お前のノートって見やすいよな」
放課後、福山に呼び出されている為、マンションに行き福山にノートを見せて移し終わるまで待っていた。
下半身にローターを埋め込まれたまま····
強さを大~小の三段階に設定ができてそのリモコンは福山の手の中。
ケツの中の違和感が押し寄せてきて気持ち悪い。
福山に何も言わずにいると
「······ひぅっ」
ローターの強さを上げられた。
俯いて必死に耐えて声を押し殺していると福山が笑う。
「喋るのも出来ないくらい気持ちいいのかよ」
話すのも出来ないくらい不快感だ。
軟膏を塗りつけるついでに入れてきて一体どうしたいのだろうか。
「んァ゛っ!!」
ローターの強さをもう一段階上げられた。
マックス状態であげられればテーブルに伏して声が漏れる。
「イキそうならちゃんと言えよ。
じゃねぇとお仕置だ」
お仕置って何されるんだ。
ローターだけでイカされたくない。
けれど良い所で激しい振動が襲って限界は直ぐにやってくる。
「イ····く····イクっ」
言われた通りに宣言してすぐに身体が激しく跳ねた。
そのまま痙攣を起こして身体が何度も跳ねていく。
「よく出来ました」
機嫌のいい福山がローターをとめて頭を撫でてくるが振り払う余裕もなかった。
前からは白い欲は出てなかった。
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