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「庵ぃ」

 完全に飛んでしまった庵に怜央は話しかける。


 躾は始まったばかりだぞ。


 そんな言葉は今の庵には聞こえていなかった。




 飛んだ庵に怜央は次の責めを準備する。
 孔にはローターを三つ入れて刺激を与えていく。

 胸の飾りにも装着型ローターをつけてスイッチをいれた。


「ア···アァ····あっぁ~···っ」

 中と胸の振動だけでも敏感になった身体は反応を続ける。
 反応しやすいと言えばやはり

「庵も男だもんなァ」

 ローションとガーゼを使って庵のくたびれたソレに軽くつけて擦り付けていく。

 少しずつ立ち上がってきたら両手を使って左右交互に擦り続けてみた。


「あ····あぁあ····あぁーっ!」


 段々刺激が戻ってきた庵がビクビクと身体を震わせ始めた。

「や゛····ひぃいいん!りぇお··まっ···ちぇ···っあぁあ·····っ!」

「またねぇ」

 舌っ足らずで啼く庵が可愛くてもっと虐めたくなって堪らない。

 腰を浮かせながらローションガーゼに翻弄されてみっともなく啼く姿は怜央だけの特権。

 他の男なんかに見せてたまるか。

「りぇ···っ!あっアァ゛!イくっイクぅうっ!!」



「ははっ堪え性のないやつ」

 白い混濁した熱を出した後、怜央は手を止めることなく庵のソレにローションガーゼを擦り続ける。

「やら、ヤらァ゛っあ、らぁめぇ!!」


 敏感になりすぎているソレを刺激され続けるのはさすがに耐えられるわけが無い。

「やめ゛れぇっアァ、ひっあ゛、アぁ゛あ!!」

 本当に壊れるおかしくなると泣き喚く庵に

「躾だ」と、怜央は笑う。

 他の男に目移りしない為の躾。

 いっそ壊れた方が目移りしなくなるのではないだろうか。

 腰を揺らしながら舌を出して泣きながらアヘっている姿を見れるのは俺だけの特権。

 怜央は悲痛に叫ぶ庵を無視してローションガーゼで庵のソレを磨き続けた。






 -------






「流石にもう出ないか」

 散々中も外も弄られ続けた庵のソレは赤く腫れて出るものも出なくなりピクピクしていた。

「····ァ·····ァッぁ゛~····」

 浅い呼吸でほぼ白目になりかけている庵はぐったりとベッドの上で寝転がったままだ。


「さて、庵···」

 ぎしりと庵に怜央が覆い被さる。
 質問。
 お前は誰のもの?


「り····りぇお」

「うん。そうだなァ」



 次の質問。
 お前は何を見ていればいい?

「りぇお···」

「わかってんじゃねぇか」

 どうして目移りしたのだろうねぇ?

「し、てねぇ」

「あ?」



 目移りしてないだと?




 どの口が言うのでしょうか?
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