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貴族兄弟に飼われることになりました
【3話】これがオタクの言ってた異世界転移かぁ…
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「ん…」
「おや、気が付いたかい」
「あなたは…?って、え?!」
寝かされていた硬いベッドの出来損ないのようなものから起き上がり、周りを見渡す。小汚い部屋。目の前にいるのは近世庶民の恰好をしたおばあさん。なんか歴史の教科書でこういう人見たことある。
「くさっぱらで倒れてたから拾ってきたんだよぉ」
汚いコップに水を入れて僕に差し出す。口を付けたくなかったけど一応受け取った。
「助けてくださってありがとうございます。あの、ここは?」
「なんのなんの。みすぼらしい家だけどゆっくりしなさいな。ここはカリューという町だよ」
そんな場所聞いたことない。っていうかその前にケガはどうなったんだろう。僕ズブズブ背中刺されたんだよね?痛みは全くないけど…。
「それにしてもおかしな恰好をしているねえ」
「えっ?」
「そんな服、見たことないさね」
嫌な予感がする。この見慣れない風景。それにさっき見た夢…かなにか分からないけど天上人とかいうやつが言ってた言葉。これってもしかして、オタクが読んでるラノベでよくある、異世界転生ってやつじゃないか…?えっなにそれきもい。むり。
「おばあさん、鏡ってありますか?」
「あるよぉ。こっち」
おばあさんに連れられて鏡で自分の姿を見た。あ、顔は僕のままだ…。体もどうやら今までの僕と同じらしい。身に付けているものも変わってない。…ということは、異世界転移ってやつか?いや待って…今の状況を受け入れられない。
「ばあちゃん、ただいまー」
「ミグリ。おかえり」
「ん?来客か?…って、なんだ…この匂い…」
ミグリと呼ばれた男性(見た目からして20代前半)が、僕の香りを嗅いで顔を赤くした。αだ。
「ごめんなさい。僕、香りが強いΩで…」
「オメガ?なんだそれ?」
「え?」
ここの人、オメガを知らないのか?
「時々、僕みたいな甘い香りがする人いませんか?それがΩなんですけど」
「いや、こんな香り今まで嗅いだことねえ…まずい、俺自分の部屋戻るわばあちゃん」
「はいはい」
こんな香り嗅いだことない?確かに僕ほど甘い香りがするΩはそうそういないけど、それでもΩからは少なからず甘い香りがするはずだ。なにかがおかしい。
「おばあさん。少し町を歩いてもいいですか?」
「いいけど、その恰好じゃ目立っちまうよ。ミグリの服を貸してあげるから着替えなさい」
「ありがとうございます」
正直貸してくれた服はあまり綺麗じゃなかったけど、文句は言ってられない。僕はありがたくミグリの服を借りた。
ブカブカな服に身を包み家を出る。これは…歴史映画でよく見る街並みだ…。レンガ造りの建物が並び、馬車が道を歩き、絵画でよく見る服装をした人々が行き交っている。タイムスリップをした感覚だった。
町をフラフラ歩いていると、何人かの人は通りすがりに僕を凝視していた。香りからしておそらくαだろう。平気そうな人はβだな。でもおかしい。これだけ歩いていても、Ωらしき人がいない。
「おい、兄ちゃん」
「へ?」
いきなりガラと頭の悪そうな男性2人に声をかけられる。そのうち一人は異常なまでに呼吸が荒い。下半身が激しく反応しているのがズボン越しでも分かった。
「お前見てたら変な気分になっちまった。なんか塗ってんのか?あ?」
「兄ちゃん可愛い顔してんなあ。こいつがコーフンするのも分かるな。へへ」
「何も塗ってません。僕はΩであなたはαなだけです」
「オメガぁ?アルファ?なんだそれ?わけのわかんねーこと言いやがって。いいからちょっとこっち来いよ」
やっぱりこの町にはオメガバースの概念がないんだ。男たちは僕の手を引き無理矢理路地裏へ連れ込んだ。後ろ手に組まれ壁に押し付けられる。抵抗するも相手の力が強くて敵わなかった。
「やめてくださいっ!」
αはもう理性を失っているようで、僕の来ているシャツを破り、顔や肩にむしゃぶりついてくる。それを見て興奮し始めたのか、βが僕のズボンをずらし太ももをさする。きもちわるいきもちわるいきもちわるい!
「おれぁ今まで一度も男に発情なんざしなかったんだがな。お前は女よりうまそうだ」
「ああ?なんだこいつ。男のくせに貞操帯付けてやがる」
仕方ねえ、とβが太ももに吸い付いた。きもちわるい音を立てながら唾液で僕の体を濡らす。舌がだんだんと上に這い、おしりをべろべろ舐めだした。興奮が昂ってきたのか、左手で僕のおしりを揉みながら右手で自分のちんこしごき始めやがった…!まじきもいってやめろよぉ…!
「っ!」
カリ、とαの指が僕の乳首に触れる。反応したのが面白かったのか、ニヤニヤと笑いながら舌でそれを弄ぶ。こいつも自分のものを取り出してシコり出した。もうなんだよぉ異世界転移したとたんきもい野郎ふたりに襲われる僕っていったい何なんだよぉ!
「ハアッ、ハアッ、おい、これ外せよ、なあ」
貞操帯を引っ張りながらα耳元で呟いた。誰が自分から外すかよ!
そのとき、馬の蹄の音が近づいてきた。ほとんど服を脱がされて体中を触られたり舐められたりしていた僕は、大きな声で助けを求めた。
「だれかぁ!助けてください!!」
「おいおまえ黙れっ」
「むぐっ…」
「お前たち、何をしてるんだ?」
僕の声を聞きつけてか、路地裏の入り口で馬が止まり、誰かが駆け寄ってくる。αとβが振り返ってその人物を見ると、顔を真っ青にして僕から体を離した。
「ス・・・スルト様…!」
「何をしていると聞いている」
「これは…こいつの方から誘ってきまして…ほら、こんな甘いにおいをさせて。きっと媚薬を塗ってるんでさ」
「ちがう!僕は誘ってなんかない…!」
「確かにひどい匂いだな。遠くにいても香ってきた」
「ちがっ!誰だか分からないけど助けてください!お願いします!」
「俺のことが分からないだと?」
スルトと呼ばれた男性が厳しい目で僕を見た。
「お前、どこの者だ?」
「僕は…えっと…」
こういうときなんて言えばいいんだ?ラノベにはなんて書いてあったんだ?僕ラノベ読まないから分かんないんだけど!オタクの話もっとまじめに聞いとけばよかったー!
「訳アリか。なるほど。詳しく聞く必要があるな。お前、ついてこい」
「えっ?えっ?」
スルトと呼ばれた男は僕を抱きかかえ馬に乗った。中途半端に興奮して物欲しそうに僕を見ているキモい野郎2人を置いて、スルトは馬を走らせた。移動しているとき、スルトがひとりでに呟くのが聞こえた。
「本当に…きついな」
「おや、気が付いたかい」
「あなたは…?って、え?!」
寝かされていた硬いベッドの出来損ないのようなものから起き上がり、周りを見渡す。小汚い部屋。目の前にいるのは近世庶民の恰好をしたおばあさん。なんか歴史の教科書でこういう人見たことある。
「くさっぱらで倒れてたから拾ってきたんだよぉ」
汚いコップに水を入れて僕に差し出す。口を付けたくなかったけど一応受け取った。
「助けてくださってありがとうございます。あの、ここは?」
「なんのなんの。みすぼらしい家だけどゆっくりしなさいな。ここはカリューという町だよ」
そんな場所聞いたことない。っていうかその前にケガはどうなったんだろう。僕ズブズブ背中刺されたんだよね?痛みは全くないけど…。
「それにしてもおかしな恰好をしているねえ」
「えっ?」
「そんな服、見たことないさね」
嫌な予感がする。この見慣れない風景。それにさっき見た夢…かなにか分からないけど天上人とかいうやつが言ってた言葉。これってもしかして、オタクが読んでるラノベでよくある、異世界転生ってやつじゃないか…?えっなにそれきもい。むり。
「おばあさん、鏡ってありますか?」
「あるよぉ。こっち」
おばあさんに連れられて鏡で自分の姿を見た。あ、顔は僕のままだ…。体もどうやら今までの僕と同じらしい。身に付けているものも変わってない。…ということは、異世界転移ってやつか?いや待って…今の状況を受け入れられない。
「ばあちゃん、ただいまー」
「ミグリ。おかえり」
「ん?来客か?…って、なんだ…この匂い…」
ミグリと呼ばれた男性(見た目からして20代前半)が、僕の香りを嗅いで顔を赤くした。αだ。
「ごめんなさい。僕、香りが強いΩで…」
「オメガ?なんだそれ?」
「え?」
ここの人、オメガを知らないのか?
「時々、僕みたいな甘い香りがする人いませんか?それがΩなんですけど」
「いや、こんな香り今まで嗅いだことねえ…まずい、俺自分の部屋戻るわばあちゃん」
「はいはい」
こんな香り嗅いだことない?確かに僕ほど甘い香りがするΩはそうそういないけど、それでもΩからは少なからず甘い香りがするはずだ。なにかがおかしい。
「おばあさん。少し町を歩いてもいいですか?」
「いいけど、その恰好じゃ目立っちまうよ。ミグリの服を貸してあげるから着替えなさい」
「ありがとうございます」
正直貸してくれた服はあまり綺麗じゃなかったけど、文句は言ってられない。僕はありがたくミグリの服を借りた。
ブカブカな服に身を包み家を出る。これは…歴史映画でよく見る街並みだ…。レンガ造りの建物が並び、馬車が道を歩き、絵画でよく見る服装をした人々が行き交っている。タイムスリップをした感覚だった。
町をフラフラ歩いていると、何人かの人は通りすがりに僕を凝視していた。香りからしておそらくαだろう。平気そうな人はβだな。でもおかしい。これだけ歩いていても、Ωらしき人がいない。
「おい、兄ちゃん」
「へ?」
いきなりガラと頭の悪そうな男性2人に声をかけられる。そのうち一人は異常なまでに呼吸が荒い。下半身が激しく反応しているのがズボン越しでも分かった。
「お前見てたら変な気分になっちまった。なんか塗ってんのか?あ?」
「兄ちゃん可愛い顔してんなあ。こいつがコーフンするのも分かるな。へへ」
「何も塗ってません。僕はΩであなたはαなだけです」
「オメガぁ?アルファ?なんだそれ?わけのわかんねーこと言いやがって。いいからちょっとこっち来いよ」
やっぱりこの町にはオメガバースの概念がないんだ。男たちは僕の手を引き無理矢理路地裏へ連れ込んだ。後ろ手に組まれ壁に押し付けられる。抵抗するも相手の力が強くて敵わなかった。
「やめてくださいっ!」
αはもう理性を失っているようで、僕の来ているシャツを破り、顔や肩にむしゃぶりついてくる。それを見て興奮し始めたのか、βが僕のズボンをずらし太ももをさする。きもちわるいきもちわるいきもちわるい!
「おれぁ今まで一度も男に発情なんざしなかったんだがな。お前は女よりうまそうだ」
「ああ?なんだこいつ。男のくせに貞操帯付けてやがる」
仕方ねえ、とβが太ももに吸い付いた。きもちわるい音を立てながら唾液で僕の体を濡らす。舌がだんだんと上に這い、おしりをべろべろ舐めだした。興奮が昂ってきたのか、左手で僕のおしりを揉みながら右手で自分のちんこしごき始めやがった…!まじきもいってやめろよぉ…!
「っ!」
カリ、とαの指が僕の乳首に触れる。反応したのが面白かったのか、ニヤニヤと笑いながら舌でそれを弄ぶ。こいつも自分のものを取り出してシコり出した。もうなんだよぉ異世界転移したとたんきもい野郎ふたりに襲われる僕っていったい何なんだよぉ!
「ハアッ、ハアッ、おい、これ外せよ、なあ」
貞操帯を引っ張りながらα耳元で呟いた。誰が自分から外すかよ!
そのとき、馬の蹄の音が近づいてきた。ほとんど服を脱がされて体中を触られたり舐められたりしていた僕は、大きな声で助けを求めた。
「だれかぁ!助けてください!!」
「おいおまえ黙れっ」
「むぐっ…」
「お前たち、何をしてるんだ?」
僕の声を聞きつけてか、路地裏の入り口で馬が止まり、誰かが駆け寄ってくる。αとβが振り返ってその人物を見ると、顔を真っ青にして僕から体を離した。
「ス・・・スルト様…!」
「何をしていると聞いている」
「これは…こいつの方から誘ってきまして…ほら、こんな甘いにおいをさせて。きっと媚薬を塗ってるんでさ」
「ちがう!僕は誘ってなんかない…!」
「確かにひどい匂いだな。遠くにいても香ってきた」
「ちがっ!誰だか分からないけど助けてください!お願いします!」
「俺のことが分からないだと?」
スルトと呼ばれた男性が厳しい目で僕を見た。
「お前、どこの者だ?」
「僕は…えっと…」
こういうときなんて言えばいいんだ?ラノベにはなんて書いてあったんだ?僕ラノベ読まないから分かんないんだけど!オタクの話もっとまじめに聞いとけばよかったー!
「訳アリか。なるほど。詳しく聞く必要があるな。お前、ついてこい」
「えっ?えっ?」
スルトと呼ばれた男は僕を抱きかかえ馬に乗った。中途半端に興奮して物欲しそうに僕を見ているキモい野郎2人を置いて、スルトは馬を走らせた。移動しているとき、スルトがひとりでに呟くのが聞こえた。
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