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とうとうアレが来た

【27話】発情期のΩの中

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荒い息をたてて苦しそうにしている圭吾と唇を合わせながら、ゆっくりと挿入する。圭吾の中から愛液が溢れ、離したくないとでもいうようにぐっと締まった。発情期のためか、いつもより中がうねり締め付ける。あまりの気持ちよさにエドガーが「ぐっ…!」と呻いた。圭吾も3時間以上も求めていた快感を与えられ声をあげる。

「あぁぁっ!あ…ん…んん」

「だめだケーゴ、優しくできないかもしれない」

「いいっ…!はやくっ動いて…!」

「っ…」

必死に首にしがみつき、声を抑えようともしない圭吾にエドガーの箍が外れた。普段の気を使ったセックスではなく、エドガーの本能のままに腰を動かす。

「あああっ!はぁっ…!んっ!エドガー、きもちいいっ…!もっと…!」

「くっ…でるっ」

「んっ…!」

エドガーのものを受け入れた圭吾の体は、すべてを体内に受け入れようと締め付けた。圭吾は痙攣しながら脱力している。しかしエドガーのものは、一度出したにもかかわらず興奮が続いたままだ。物足りない気持ちを隠して、エドガーが隣に横たわる。

「おちついたかい?ケーゴ」

「ちょっと…おちついたけど…まだ、欲しい…」

「え?」

圭吾はそう言うとエドガーの硬いままのそれに触れる。

「ほしい…エドガー」

エドガーの肩を押し、ベッドにあおむけにさせる。圭吾は彼の上にまたがり、先を入り口に当てた。

「え、ケーゴ…?なにを…」

「んんんっ…!」

エドガーが言葉を最後まで言う前にそれが圭吾の奥深くに当たる。

「んっ…!ケーゴ…」

「あっ、あっ…はぁっ…」

目をつぶりながら夢中になって腰を振る圭吾に、エドガーがさらに興奮する。腰の動きに合わせて揺れる圭吾の硬いものを指で撫でた。

「あっ…!」

「腰止めないで」

「んっ、ふ…」

エドガーはそれを握り上下に動かす。あまりの快感に圭吾が腰の動きが激しくなった。

「あっ…でるっ…でるっ…!」

「好きなだけ出してごらん」

「んんっ…!っぁぁっ」

飛び出したものがエドガーの胸から顎にかけてかかる。

「ケーゴ、僕の顔にかかっちゃったから、舐めて綺麗にしてくれる?」

「うんっ…」

とろんとした目で、圭吾はエドガーのあごにかかった自分の精液を舐めとった。「えらいね。ありがとう」と頭を撫でた後、エドガーが下から強く突き上げた。

「あうっ…!」

「どうしよう。今日のケーゴがあまりにかわいくて、おさまる気がしないよ」

「あっ!あっ!あっ…!」

「ケーゴ、出るっ、出るよっ」

「出してっ」

「んんっ!」

最後にもう一度思いっきり圭吾を突き上げ、エドガーが脱力した。圭吾はしばらく「あ…ぁ…」と体内を走る精液の感覚に快感を覚えていた。その後も圭吾は何度もエドガーを求め、エドガーは精液が出なくなってからも圭吾を愛し続けた。
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