29 / 62
とうとうアレが来た
【27話】発情期のΩの中
しおりを挟む
荒い息をたてて苦しそうにしている圭吾と唇を合わせながら、ゆっくりと挿入する。圭吾の中から愛液が溢れ、離したくないとでもいうようにぐっと締まった。発情期のためか、いつもより中がうねり締め付ける。あまりの気持ちよさにエドガーが「ぐっ…!」と呻いた。圭吾も3時間以上も求めていた快感を与えられ声をあげる。
「あぁぁっ!あ…ん…んん」
「だめだケーゴ、優しくできないかもしれない」
「いいっ…!はやくっ動いて…!」
「っ…」
必死に首にしがみつき、声を抑えようともしない圭吾にエドガーの箍が外れた。普段の気を使ったセックスではなく、エドガーの本能のままに腰を動かす。
「あああっ!はぁっ…!んっ!エドガー、きもちいいっ…!もっと…!」
「くっ…でるっ」
「んっ…!」
エドガーのものを受け入れた圭吾の体は、すべてを体内に受け入れようと締め付けた。圭吾は痙攣しながら脱力している。しかしエドガーのものは、一度出したにもかかわらず興奮が続いたままだ。物足りない気持ちを隠して、エドガーが隣に横たわる。
「おちついたかい?ケーゴ」
「ちょっと…おちついたけど…まだ、欲しい…」
「え?」
圭吾はそう言うとエドガーの硬いままのそれに触れる。
「ほしい…エドガー」
エドガーの肩を押し、ベッドにあおむけにさせる。圭吾は彼の上にまたがり、先を入り口に当てた。
「え、ケーゴ…?なにを…」
「んんんっ…!」
エドガーが言葉を最後まで言う前にそれが圭吾の奥深くに当たる。
「んっ…!ケーゴ…」
「あっ、あっ…はぁっ…」
目をつぶりながら夢中になって腰を振る圭吾に、エドガーがさらに興奮する。腰の動きに合わせて揺れる圭吾の硬いものを指で撫でた。
「あっ…!」
「腰止めないで」
「んっ、ふ…」
エドガーはそれを握り上下に動かす。あまりの快感に圭吾が腰の動きが激しくなった。
「あっ…でるっ…でるっ…!」
「好きなだけ出してごらん」
「んんっ…!っぁぁっ」
飛び出したものがエドガーの胸から顎にかけてかかる。
「ケーゴ、僕の顔にかかっちゃったから、舐めて綺麗にしてくれる?」
「うんっ…」
とろんとした目で、圭吾はエドガーのあごにかかった自分の精液を舐めとった。「えらいね。ありがとう」と頭を撫でた後、エドガーが下から強く突き上げた。
「あうっ…!」
「どうしよう。今日のケーゴがあまりにかわいくて、おさまる気がしないよ」
「あっ!あっ!あっ…!」
「ケーゴ、出るっ、出るよっ」
「出してっ」
「んんっ!」
最後にもう一度思いっきり圭吾を突き上げ、エドガーが脱力した。圭吾はしばらく「あ…ぁ…」と体内を走る精液の感覚に快感を覚えていた。その後も圭吾は何度もエドガーを求め、エドガーは精液が出なくなってからも圭吾を愛し続けた。
「あぁぁっ!あ…ん…んん」
「だめだケーゴ、優しくできないかもしれない」
「いいっ…!はやくっ動いて…!」
「っ…」
必死に首にしがみつき、声を抑えようともしない圭吾にエドガーの箍が外れた。普段の気を使ったセックスではなく、エドガーの本能のままに腰を動かす。
「あああっ!はぁっ…!んっ!エドガー、きもちいいっ…!もっと…!」
「くっ…でるっ」
「んっ…!」
エドガーのものを受け入れた圭吾の体は、すべてを体内に受け入れようと締め付けた。圭吾は痙攣しながら脱力している。しかしエドガーのものは、一度出したにもかかわらず興奮が続いたままだ。物足りない気持ちを隠して、エドガーが隣に横たわる。
「おちついたかい?ケーゴ」
「ちょっと…おちついたけど…まだ、欲しい…」
「え?」
圭吾はそう言うとエドガーの硬いままのそれに触れる。
「ほしい…エドガー」
エドガーの肩を押し、ベッドにあおむけにさせる。圭吾は彼の上にまたがり、先を入り口に当てた。
「え、ケーゴ…?なにを…」
「んんんっ…!」
エドガーが言葉を最後まで言う前にそれが圭吾の奥深くに当たる。
「んっ…!ケーゴ…」
「あっ、あっ…はぁっ…」
目をつぶりながら夢中になって腰を振る圭吾に、エドガーがさらに興奮する。腰の動きに合わせて揺れる圭吾の硬いものを指で撫でた。
「あっ…!」
「腰止めないで」
「んっ、ふ…」
エドガーはそれを握り上下に動かす。あまりの快感に圭吾が腰の動きが激しくなった。
「あっ…でるっ…でるっ…!」
「好きなだけ出してごらん」
「んんっ…!っぁぁっ」
飛び出したものがエドガーの胸から顎にかけてかかる。
「ケーゴ、僕の顔にかかっちゃったから、舐めて綺麗にしてくれる?」
「うんっ…」
とろんとした目で、圭吾はエドガーのあごにかかった自分の精液を舐めとった。「えらいね。ありがとう」と頭を撫でた後、エドガーが下から強く突き上げた。
「あうっ…!」
「どうしよう。今日のケーゴがあまりにかわいくて、おさまる気がしないよ」
「あっ!あっ!あっ…!」
「ケーゴ、出るっ、出るよっ」
「出してっ」
「んんっ!」
最後にもう一度思いっきり圭吾を突き上げ、エドガーが脱力した。圭吾はしばらく「あ…ぁ…」と体内を走る精液の感覚に快感を覚えていた。その後も圭吾は何度もエドガーを求め、エドガーは精液が出なくなってからも圭吾を愛し続けた。
42
お気に入りに追加
586
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)
夏目碧央
BL
兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。
ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる