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後日談
デート-5(小鳥遊side)
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「テーマパークで食べるポップコーンって、なんでこんな美味いんだろうなあ」
アトラクションの列に並んでいるとき、月見里がポップコーンを口にぽいぽい放り投げながら呟いた。
「止まんねえ」
俺はその様子を無言で眺めた。
三十路の課長代理サマがポップコーンをむしゃむしゃ食べている。しかも首から吊り下げた可愛い容器からだ(恥ずかしがる月見里に、俺が無理やり吊り下げたのだが)。
月見里のこんな姿を見るのはこれが最初で最後かもしれない。
そんなことを考えていると、無意識にスマホで写真を撮っていた。
シャッター音に気付いた月見里が、指を舐めながら「なんだよ」と唸った。
「今写真撮ったろ」
「撮った」
「同僚に〝飼い猫の写真~〟とか言って見せんなよ」
「……」
「見 せ ん な よ?」
「……ああ」
見せつけたい。お前たちが憧れている課長代理が、俺の隣ではこんな顔をするんだぞって知らしめたい。
まあ、月見里が許さないのでできないが。
「小鳥遊」
「ん?」
月見里は、俺が持っているチュロスを指さし、口を開けた。
「一口」
「ん」
チュロスを傾けると、月見里がぱくっと一口かじる。
「ん。これも美味い」
「……」
俺は今、月見里がかじったチュロスを手に持っている。
続きを食べたいが、食べたら月見里がかじったチュロスじゃなくなる。
「……」
俺はそのチュロスも写真におさめてから、一口かじることにした。
月見里がその様子を怪訝な目で見ていた。
「なんで食いさしチュロス単体の写真なんか撮った?」
「別に」
「変なヤツ~」
確かに、俺のしていることも考えていることも、客観的に見てものすごく変なヤツだし、気持ち悪いな。
◇◇◇
アトラクションと軽食を散々楽しんでいると、あっという間に日が落ちた。月見里も俺も疲れ果てている。
月見里が、マップを見ながら俺の手を引く。
「パレードの席取りしに行くぞ」
パレードが通る場所にはすでに人だかりができていた。俺たちが席を取れたのは、良くも悪くもない場所だ。
しばらくすると、音楽と共にパレードの先頭がやってきた。
ライトでぎらぎらに彩られた乗り物に乗ったボッキーとファニーが音楽に乗せて踊ったり、こちらに手を振ったりしている。
パレードを見ているときの月見里は静かだった。
ちらっと月見里を横目で見ると、大きく見開いた瞳にカラフルなライトの光が反射していた。
口をほんの少し開け、頬は微かに緩んでいる。
慎ましやかに感動している月見里の姿を、俺はこの先ずっと忘れないだろうとぼんやり確信した。
「っ」
思わずキスをしてしまった。
顔を離すと、照れ隠しにジト目をしている月見里が見えた。
「悪いな、楽しんでる途中に」
「……いや、別に、いいけど」
人だかりに紛れ、こっそり月見里の手を握る。月見里の汗ばんだ手は、ゆっくりと噛みしめるように握り返した。
◇◇◇
パレードを観終えた俺たちは、テーマパーク内にあるホテルに戻った。
疲れた体でシャワーを浴び、ぐったりとベッドに入る。
自然と俺たちは抱き合い、何度もキスをしていた。
「月見里、楽しかったか?」
「かなり楽しかった」
「何が一番良かった?」
「パレード。小鳥遊は?」
「俺もパレード」
今日一日を振り返り、疲れたなあなんてぼやきながら、俺たちは互いに服を脱がせ合う。
「明日も遊ぶんだ。一回だけな」
「一回は無理かなー」
「じゃあ二回」
「二回かあ……」
「じゃあ三回」
「三回……うぅん……」
「前戯頑張るから三回で勘弁してくれ」
全身を愛撫してから月見里の中に指を差し込むと、月見里が「んっ……」と中を締め付けた。
「いつもより感度良いな」
「だって……丸一日我慢してたし……っ」
「……お前、テーマパークで遊びながらずっと欲情してたのか?」
「ずっとじゃないけどっ……ときどき……っ」
「スケベだなあ」
俺も人のことは言えないけれども。
指で中を刺激しつつ、ペニスを舐めてやると、月見里がいつも以上に甘い声で鳴いた。
「あぁぁ……っ、ふ、んん……っ、あぁ……っ」
無意識だろうな。腰がガクガク揺れている。性欲が溜まりまくっている一回目のセックスでは、たいがい月見里の腰の揺れが激しい。自分がセックスを大好きだと隠そうともしないその淫乱な様子が、割と性癖に刺さる。
月見里のペニスはこれ以上ないほど硬くなり、先からだらだらと我慢汁を垂らしている。
絶頂が近づいてきていることを察した俺は口を離し、手でペニスを激しく刺激する。
「うあぁぁっ、あぁっ、あぁぁっ……! 小鳥遊っ……、イクッ……!」
月見里が射精する直前、中から前立腺を押し上げた。
月見里の体が反り返る。
「あぁぁぁっ!?」
勢いよく、月見里のペニスから精液が噴き出した。それと同時に中も痙攣する。
二重の快感を与えられ、月見里の目がチカチカしている。
「あっ……あぁ……っ」
「まだ終わらないぞ」
「あぁぁっ!?」
イッたばかりのペニスをさらに激しくしごく。
月見里の口からは、甘いというよりも絶叫に近い嬌声が漏れる。
そして――
「ひっ……あっ、あぁぁぁっ!!」
噴水のように見事な勢いで、潮を吹いた。
「なにをぐったりしている? まだ一回目も始まっていないんだが」
「あ……、小鳥遊……待って……っ。いっぱいされて、疲れた……。俺、ちょっと休みたい……」
「寝言は寝てから言え」
「あぁぁぁっ!?」
一気に奥まで挿入すると、それだけで月見里がまたナカイキした。
「おおー。今日は絶好調じゃないか」
「あぁぁっ……待って……動かないで……。なんかやばい、今日……」
「お前の方が三回もつか心配になってきた、ぞっ!」
グボ、と月見里の結腸までペニスを押し込む。月見里の体がのたうった。
「ひっ……あぁあぁっ! あっ、あぁっ、それっ、それ急にやめれぇぇっ……! ああっぁっ、あぁっ!」
「おい。もう少し声を抑えろ。隣に家族連れがいたらどうする」
「だったらっ、こんなことすんなぁぁぁっ!! あぁぁっ、あぁぁぁ!! グボグボすんなぁぁっ!」
……とか言いながら、目がハートになっているぞ。気持ち良すぎて頭おかしくなりかけているな。
「あっ、やばいっ! やばいっ、あぁぁっ、出るっ、出るぅぅぅっ!!」
二回目の射精。水てっぽうよりも簡単に射精しやがるんだ、こいつの感じやすい体は。
たまらない。
「小鳥遊ぃっ……もっ、普通のにしてっ……!! 俺おかしくなるっ!! おかしくなるからぁぁっ!!」
「あと一回イケたら普通のにしてやるよ」
「ひぅっ、あぁっ、んんんっ、うぃっ……あぁっ、あぁぁぁ――……!!」
次は中でイッた。
月見里が涎を垂らしてぐったりしている。
俺は結腸からペニスを抜き、普通の挿入をゆったりと始めた。
思わず俺の口から吐息が漏れる。
「あー……、気持ちいい……っ」
「あぁぁ……っ、あっ……」
月見里の中が、ちうちうと俺のペニスに吸い付いてくる。こうしてダラダラ腰を振っているだけでもイッてしまいそうなほど、気持ちがいい。
俺は動きを止め、ペニスが落ち着くまで月見里にキスをする。
月見里は俺の首に腕を回し、待っていたといわんばかりに積極的に舌を絡めた。
「この時間、好き……」
そう言って、月見里は――
寝落ちした。
おい、三回するんじゃなかったのか。自分だけ山ほどイッて満足しやがったな。なんてワガママなヤツなんだ。
「はぁ……」
俺は月見里を起こさないよう、こっそりとゆるゆる腰を動かした。
しばらく月見里の中を楽しんだあとはペニスを引き抜き、トイレで処理をした。
しばらく俺は月見里の寝顔を眺めた。子どものように幼く見える。さっきまであんな淫乱の顔をしていたのに、不思議だ。
「おやすみ、月見里。また明日」
月見里の頬にキスをしてから、俺も目を閉じた。
◇◇◇
俺と月見里の初デートは、思った以上に大成功を収めた。
なにより月見里がとても楽しんでくれたのが嬉しい。
帰りの電車の中で、月見里が俺に話しかける。
「なあ。次はどこに行く?」
月見里は無趣味だ。
月見里には「行きたい場所」という概念がない。
こいつは仕事とセックス以外に全く興味を持たない。
テーマパークデートをするまで、そう思っていた。
だが、そうじゃなかった。
こいつの趣味は、俺だ。
俺とセックスをすること、俺と家で一緒に過ごすこと、俺とデートをすること……
こいつは俺と一緒なら、どこにでも行きたいし、行かなくてもいい。要はどこでも楽しめるのだ。
俺は頬を緩め、独り言のように呟いた。
「お前と一緒なら、どこでもいい」
アトラクションの列に並んでいるとき、月見里がポップコーンを口にぽいぽい放り投げながら呟いた。
「止まんねえ」
俺はその様子を無言で眺めた。
三十路の課長代理サマがポップコーンをむしゃむしゃ食べている。しかも首から吊り下げた可愛い容器からだ(恥ずかしがる月見里に、俺が無理やり吊り下げたのだが)。
月見里のこんな姿を見るのはこれが最初で最後かもしれない。
そんなことを考えていると、無意識にスマホで写真を撮っていた。
シャッター音に気付いた月見里が、指を舐めながら「なんだよ」と唸った。
「今写真撮ったろ」
「撮った」
「同僚に〝飼い猫の写真~〟とか言って見せんなよ」
「……」
「見 せ ん な よ?」
「……ああ」
見せつけたい。お前たちが憧れている課長代理が、俺の隣ではこんな顔をするんだぞって知らしめたい。
まあ、月見里が許さないのでできないが。
「小鳥遊」
「ん?」
月見里は、俺が持っているチュロスを指さし、口を開けた。
「一口」
「ん」
チュロスを傾けると、月見里がぱくっと一口かじる。
「ん。これも美味い」
「……」
俺は今、月見里がかじったチュロスを手に持っている。
続きを食べたいが、食べたら月見里がかじったチュロスじゃなくなる。
「……」
俺はそのチュロスも写真におさめてから、一口かじることにした。
月見里がその様子を怪訝な目で見ていた。
「なんで食いさしチュロス単体の写真なんか撮った?」
「別に」
「変なヤツ~」
確かに、俺のしていることも考えていることも、客観的に見てものすごく変なヤツだし、気持ち悪いな。
◇◇◇
アトラクションと軽食を散々楽しんでいると、あっという間に日が落ちた。月見里も俺も疲れ果てている。
月見里が、マップを見ながら俺の手を引く。
「パレードの席取りしに行くぞ」
パレードが通る場所にはすでに人だかりができていた。俺たちが席を取れたのは、良くも悪くもない場所だ。
しばらくすると、音楽と共にパレードの先頭がやってきた。
ライトでぎらぎらに彩られた乗り物に乗ったボッキーとファニーが音楽に乗せて踊ったり、こちらに手を振ったりしている。
パレードを見ているときの月見里は静かだった。
ちらっと月見里を横目で見ると、大きく見開いた瞳にカラフルなライトの光が反射していた。
口をほんの少し開け、頬は微かに緩んでいる。
慎ましやかに感動している月見里の姿を、俺はこの先ずっと忘れないだろうとぼんやり確信した。
「っ」
思わずキスをしてしまった。
顔を離すと、照れ隠しにジト目をしている月見里が見えた。
「悪いな、楽しんでる途中に」
「……いや、別に、いいけど」
人だかりに紛れ、こっそり月見里の手を握る。月見里の汗ばんだ手は、ゆっくりと噛みしめるように握り返した。
◇◇◇
パレードを観終えた俺たちは、テーマパーク内にあるホテルに戻った。
疲れた体でシャワーを浴び、ぐったりとベッドに入る。
自然と俺たちは抱き合い、何度もキスをしていた。
「月見里、楽しかったか?」
「かなり楽しかった」
「何が一番良かった?」
「パレード。小鳥遊は?」
「俺もパレード」
今日一日を振り返り、疲れたなあなんてぼやきながら、俺たちは互いに服を脱がせ合う。
「明日も遊ぶんだ。一回だけな」
「一回は無理かなー」
「じゃあ二回」
「二回かあ……」
「じゃあ三回」
「三回……うぅん……」
「前戯頑張るから三回で勘弁してくれ」
全身を愛撫してから月見里の中に指を差し込むと、月見里が「んっ……」と中を締め付けた。
「いつもより感度良いな」
「だって……丸一日我慢してたし……っ」
「……お前、テーマパークで遊びながらずっと欲情してたのか?」
「ずっとじゃないけどっ……ときどき……っ」
「スケベだなあ」
俺も人のことは言えないけれども。
指で中を刺激しつつ、ペニスを舐めてやると、月見里がいつも以上に甘い声で鳴いた。
「あぁぁ……っ、ふ、んん……っ、あぁ……っ」
無意識だろうな。腰がガクガク揺れている。性欲が溜まりまくっている一回目のセックスでは、たいがい月見里の腰の揺れが激しい。自分がセックスを大好きだと隠そうともしないその淫乱な様子が、割と性癖に刺さる。
月見里のペニスはこれ以上ないほど硬くなり、先からだらだらと我慢汁を垂らしている。
絶頂が近づいてきていることを察した俺は口を離し、手でペニスを激しく刺激する。
「うあぁぁっ、あぁっ、あぁぁっ……! 小鳥遊っ……、イクッ……!」
月見里が射精する直前、中から前立腺を押し上げた。
月見里の体が反り返る。
「あぁぁぁっ!?」
勢いよく、月見里のペニスから精液が噴き出した。それと同時に中も痙攣する。
二重の快感を与えられ、月見里の目がチカチカしている。
「あっ……あぁ……っ」
「まだ終わらないぞ」
「あぁぁっ!?」
イッたばかりのペニスをさらに激しくしごく。
月見里の口からは、甘いというよりも絶叫に近い嬌声が漏れる。
そして――
「ひっ……あっ、あぁぁぁっ!!」
噴水のように見事な勢いで、潮を吹いた。
「なにをぐったりしている? まだ一回目も始まっていないんだが」
「あ……、小鳥遊……待って……っ。いっぱいされて、疲れた……。俺、ちょっと休みたい……」
「寝言は寝てから言え」
「あぁぁぁっ!?」
一気に奥まで挿入すると、それだけで月見里がまたナカイキした。
「おおー。今日は絶好調じゃないか」
「あぁぁっ……待って……動かないで……。なんかやばい、今日……」
「お前の方が三回もつか心配になってきた、ぞっ!」
グボ、と月見里の結腸までペニスを押し込む。月見里の体がのたうった。
「ひっ……あぁあぁっ! あっ、あぁっ、それっ、それ急にやめれぇぇっ……! ああっぁっ、あぁっ!」
「おい。もう少し声を抑えろ。隣に家族連れがいたらどうする」
「だったらっ、こんなことすんなぁぁぁっ!! あぁぁっ、あぁぁぁ!! グボグボすんなぁぁっ!」
……とか言いながら、目がハートになっているぞ。気持ち良すぎて頭おかしくなりかけているな。
「あっ、やばいっ! やばいっ、あぁぁっ、出るっ、出るぅぅぅっ!!」
二回目の射精。水てっぽうよりも簡単に射精しやがるんだ、こいつの感じやすい体は。
たまらない。
「小鳥遊ぃっ……もっ、普通のにしてっ……!! 俺おかしくなるっ!! おかしくなるからぁぁっ!!」
「あと一回イケたら普通のにしてやるよ」
「ひぅっ、あぁっ、んんんっ、うぃっ……あぁっ、あぁぁぁ――……!!」
次は中でイッた。
月見里が涎を垂らしてぐったりしている。
俺は結腸からペニスを抜き、普通の挿入をゆったりと始めた。
思わず俺の口から吐息が漏れる。
「あー……、気持ちいい……っ」
「あぁぁ……っ、あっ……」
月見里の中が、ちうちうと俺のペニスに吸い付いてくる。こうしてダラダラ腰を振っているだけでもイッてしまいそうなほど、気持ちがいい。
俺は動きを止め、ペニスが落ち着くまで月見里にキスをする。
月見里は俺の首に腕を回し、待っていたといわんばかりに積極的に舌を絡めた。
「この時間、好き……」
そう言って、月見里は――
寝落ちした。
おい、三回するんじゃなかったのか。自分だけ山ほどイッて満足しやがったな。なんてワガママなヤツなんだ。
「はぁ……」
俺は月見里を起こさないよう、こっそりとゆるゆる腰を動かした。
しばらく月見里の中を楽しんだあとはペニスを引き抜き、トイレで処理をした。
しばらく俺は月見里の寝顔を眺めた。子どものように幼く見える。さっきまであんな淫乱の顔をしていたのに、不思議だ。
「おやすみ、月見里。また明日」
月見里の頬にキスをしてから、俺も目を閉じた。
◇◇◇
俺と月見里の初デートは、思った以上に大成功を収めた。
なにより月見里がとても楽しんでくれたのが嬉しい。
帰りの電車の中で、月見里が俺に話しかける。
「なあ。次はどこに行く?」
月見里は無趣味だ。
月見里には「行きたい場所」という概念がない。
こいつは仕事とセックス以外に全く興味を持たない。
テーマパークデートをするまで、そう思っていた。
だが、そうじゃなかった。
こいつの趣味は、俺だ。
俺とセックスをすること、俺と家で一緒に過ごすこと、俺とデートをすること……
こいつは俺と一緒なら、どこにでも行きたいし、行かなくてもいい。要はどこでも楽しめるのだ。
俺は頬を緩め、独り言のように呟いた。
「お前と一緒なら、どこでもいい」
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