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2月

魔のバレンタイン(入社1年目)

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圭吾はそう言ってズボンを下ろした。貞操帯を外し、はらりと床に落とす。彼の彫刻のように滑らかで美しい下半身に、マリカは思わず見とれてしまった。

「ちょ…ケーゴ、何を…」

「あいつに見せつける。エドガーが僕のものだって」

「ケーゴ…」

圭吾は自分の指で少し馴らしてから、ゆっくりとエドガーのものを飲み込んだ。媚薬によって敏感になっている今のエドガーに、圭吾の中はありないほどの快感を与えた。エドガーの声から思わず大きな声が漏れる。

「ああっ…あっ…!」

頭がおかしくなってしまいそうなエドガーの唇を圭吾が乱暴に奪う。エドガーはもちろんそれを受け入れ激しく舌を絡め合った。圭吾の腰がゆっくりと動く。彼が動くたび、エドガーの快感に満ちた喘ぎ声が資料室に響いた。

「はっ…ああっ…!ケーゴっ…うっ、はっ、だめだ…今の僕にきみは…っ…あっ、あっ…!」

「エドガーは黙って僕を受け入れとけばいいんだよ」

「あぁっ!はっ…!だめだ、出るっ、出るっ!ケーゴ…!」

「んっ…!」

あっという間にエドガーは果てた。圭吾がエドガーのものを引き抜くと、尻からぽたぽたとエドガーの精液が垂れて床に落ちる。圭吾はマリカを見てハンと鼻で笑った。

「これのどこが不能だって?」

「うそ…私が一時間かかってもイカなかったのに…!あっという間に…」

「分かった?エドガーは僕でしかイカない。いくらあんたが頑張っても無駄。エドガーは僕のものだから。ちょっかい出さないでくれる?」

「うう…くそ、Ωの分際でαの私にそんな口きいてぇ…!」

「へえ?僕にそんなこと言うんだ?αβΩ平等を謳ってるこの会社でそんなこと言うんだ?これは社長に報告しなきゃね」

「くっ…!こ、このバカー!!」

言い返す言葉が見当たらず、マリカは子どものような暴言を吐きながら急いで服を着て走り去った。彼女が資料室を出る時、圭吾が彼女に声をかける。

「もし他にもエドガー狙ってる子がいたら伝えておいて!!エドガーは僕のものだから手出ししたら痛い目見るよって!!」

「うるさいバーーーカ!!!」

◇◇◇

「エドガー、大丈夫?」

「はっ…はっ…ケーゴ、すまない…」

マリカが去った後、圭吾はエドガーに駆け寄り様子を見た。まだ媚薬が抜けていないようだ。

「謝らないで。エドガーはなにも悪くないでしょ。悪いのはあいつだよ。くそっ、なんだあいつ!!」

「…ふふ」

「え?なんで笑ってんの?!」

「いや…すまない。実は、少し嬉しかった」

「はあ?なんで?」

「だって…僕の事で君がこんなに怒ってくれると思わなくて」

「ちょっと、仮にも僕はエドガーの婚約者なんですけどぉ?!」

「そうだね。ふふ。あんなケーゴはじめて見た…」

エドガーはそう言って圭吾を抱きしめキスをした。唇を離し、荒い息で圭吾の体をまさぐる。

「ケーゴ…すまない。僕、まだ媚薬が抜けてなくて…。今君を抱きたくて抱きたくてしかたないんだ…」

「エドガー。いくらでもしていいよ。落ち着くまでたくさん僕の中に出していいから」

「…君以外としてしまった僕でも、受け入れてくれるのか?」

「何言ってんの?レイプされまくりの僕がそんなこと言うわけないでしょ」

「ふふ、確かに」

「わっ」

エドガーが圭吾を押し倒す。脚を広げ、一気に奥まで押し込んだ。

「んんっ!!」

「はっ…ケーゴ…!」

エドガーがいつになく激しく腰を振る。今度は圭吾の声が部屋に響き渡った。

「あっ!あっ!エドガーっ、はげしっ…!んっ、あぁっ!」

「すまない。抑えられないんだっ、ふっ、ぐっ…!」

「あぁっ!あっ、んんっ…!!」

その後、3回射精してやっとエドガーは少し落ち着いた。だがまだ力は完全に入らないようで、圭吾はエドガーの腕を肩にかけてタクシーで家に帰った。帰宅してからも、エドガーはいつになく激しく圭吾を抱いた。途中からスルトとピーターも参戦し、圭吾はあっという間に失神した。
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