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雷光さんと、!

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「勇者さま、あんよ、痛い痛いでした?かわいそですぅー。よーしよし。」

「ああ、クレアちゃん、優しいなぁ♡メディナ達とは大違いだなぁ♡」

馬車の中で、お怪我をした勇者さまのお世話をしておりました。


勇者さまが、甘えて膝枕の上から、クレアの乳首ちゃんをツンツン触るのです。


「クレアちゃんの、ちっぱい♡ちっぱい♡」

「あっああん♡違います、ちっぱいじゃないですっ!!」

等と勇者さまと戯れあっていると、外から雷光さんの声がしました。

「しまった!武器が壊れちまったっ!!防具も限界だ、、!勇者、ちょっと交代だっ!」


「えー、まじかよ、。めんどくせーな、、。あいよー、行くよ。
クレアちゃん、すぐ戻るから、待っててね♡」

「あ、はい。」

勇者さまが、ほっぺにキスして去っていきました。

(あ、という事は、雷光さんと2人きりですぅーー、、、ドキドキですぅ!)


急いで乱れたお洋服を整えました。だって、シャツの前ボタンは全開で、ズボンも下がってショーツが見えてしまっておりました、、、。


「ふー、敵が強くなってきた、、。少し気を引き締めんとな、、。」


雷光さんが馬車へと引き上げてきました。

実はまだ、クレアは、あんまり雷光さんとお喋りしたことがありません。

雷光さんは、いつも第一線で身体を張ってパーティを守ってくれているのです。

「おう、クレアちゃん。いつも薬草作りありがとう。助かるよ。」

「いえ、こちらこそ、いつも雷光さんに守って頂いてます!」


「ははっ!俺はさ、戦闘大好きなんだよ。レベルもあげたいし。まぁ、メディナも同じ口だけどな。頭まで、筋肉なのさw」


雷光さんは、サバサバしていて気持ちの良い方です。一見強面だけど、優しいのです。


「雷光さん、武器壊れちゃったんですか?見せてください。あ、あと防具も」


「おう、クレアちゃん、直せるか?」

「はい、大丈夫だと思います。」


雷光さんが防具を身体から外すと、ムキムキの筋肉が現れました。

傷だらけで、いっぱい敵と戦ってきたという感じで、勇者さまとは全然違います。


「雷光さん、これ直せそうです。でも、時間がかかるから、今の内に薬草食べて、仮眠とるといいですよ!」


「おお!そうか!助かるぜ!」


そう言うと雷光さんは、馬車の奥の藁の上にゴロンと転がり、寝てしまいました。


(雷光さん、真面目そうで、頼りになりそうです。あんな方なら、お父様は気に入りそうです、、、。でも、勇者さまは、ちゃらんぽらんぽく見えてしまうし、あんまり重いもの運べなそうだし、なによりちゃんと、お店のお仕事をやってくれるかも怪しいです、、、。
雷光さん、クレアのお婿さん候補にぴったりです、、、。でも、、、)


何となくモヤモヤした考えが、ぐるぐると頭の中をぐるぐる回ります。


そんなモヤモヤした思考のうちに、いつの間にか、武器と防具の整備が終わりっていました。

(ああ、なんだか考え事をしているうちに、すごくテキパキと作業が終わってしまいました。雷光さん、まだ休んでいますね。もう少し休ませてあげましょう。)

出来上がった武器と防具を雷光さんの横に運び、肌蹴られた布団を掛け直してあげます。

(ふふ♡よく寝てます♡雷光さんも、よしよしですぅ♡普段は怖い顔をしてますけど、寝ちゃうと雷光さんも赤ちゃんみたいですねぇ。)


頭をよしよししてあげると、突然、雷光さんの目がパッチリ空いて、がばりと肩を掴まれました。


「なぁ!クレアちゃんは、勇者と付き合ってるのか?」

「ひぃ、、!雷光さんまで、そんな誤解をっ!お付き合いはしてましぇんっ、、。勇者さまから、色々レクチャーを受けたり、癒しの任務を承ってるだけですぅー」


「そ、そうか、付き合ってないのか。じゃあ、俺にもチャンスがある訳だな。」


雷光さんが、どうしてだか安心したような顔をしてますが、最後の方はボソボソ喋ってたので、聞き取れませんでした。


「なぁ、癒しの任務ってなんなの?」

「ふぇっ?!ええとー、お背中流したりとか、、ま、マッサージとか、、添い寝とかです、、。」


なんだか、具体的に口にしてみると、とんでもないような任務ですが、魔王退治の為にはしょうがありません、、。


「な、、、!あいつに、、あいつにだけ、そんな事を、、、!許せん!
クレアちゃん、そんな事する必要ないぜ。俺が守ってやるから、あんな奴の言う事、聞かなくていいぜ!」


「ふえっ、、そうなのですか、、、。でも、クレア、どうして良いか分からなくて困ってしまいます、、。」


クレアなりに頑張ってきた事を否定されると、頭の良くないクレアはどうして良いか分からなくなります。

雷光さんの鋭い眼光の前でモジモジしてしまいます。

「、、、あ、そうだ。雷光さん。武器と防具直りました。」

「おっ!ありがとう!
クレアちゃんの直してくれた武器、大事に使うな!じゃあ、俺はまた戦闘に行ってくる。
、、、今度、俺の事も癒してくれよな。俺ならもっと君の事、大切にしてやれる。」


「ほ、ほわっ……//  雷光さん、、!
こ、今度、勇者さまに、、聞いておきます、、。」


雷光さまは、そのまま馬車から飛び降り、戦闘へと行ってしまったのです。


(ふぁ、、クレアどうしましょう、、!雷光さんも素敵ですぅ、、!
しかも、癒しの任務もどうしたらいいか分からなくなってきましたっ!!)


クレアが混乱している最中、その夜、勇者さまから新たな提案がなされたのです。


「では、クレアちゃんの転職適正試験を始めたいと思います!」


「えーーっ!!」



☆☆☆☆
エロを二回お休みしましたが、次回からは、エッチな転職実験がはじまるよー!
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