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攻略編

水晶の渓谷

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王子がまるで新しいおもちゃを貰った子供のように目を輝かせている為
私は思わずため息をついた。


楽しそうな王子に疲れているような私。
しかし瑠璃色の川に向かうのが怖いため
他愛もないような
そんな話をして進んだ。
もうすぐ……
もうすぐ瑠璃色の川だ。
私たちは黒龍を解放させられるだろうか。
いや、違う。
解放するのだ。

_________

『あぁ…ああぁぁぁ……!
違う、違うこんなこと……
こんなことありえない……嘘だ…
ん……?あぁ"
また邪魔者が入ってきたのか。
どうせ宝石でも盗むのだろう。
私の身動ぎは地震を起こし
息吹は森を更地へと変える。
そんな私を倒そうとしているのかもしれない。』

あぁ……どうか。殺してくれ。
私を殺してくれ……
もう私は死にたいのだ
何年ここにいるのだろうか。
1年かもしれないし
10年かもしれない。
もしかしたら100年や1000年
経っているかもしれない。
神経が麻痺している。
時間なんてものはもうとっくに数え方を忘れてしまった。

神や仏なんてものがいるのならば
どうか私を…
殺してくれ。
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