そんな、話が違います!

仏白目

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ええ、こんな高待遇いいのでしょうか?

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ターコイズ夫人に案内された部屋は客室でとても立派なお部屋だった、
今日からこの部屋で過ごしてねと通されたが、ヒリング家での私のお部屋の倍以上ある

「あの、奥様?こちらの部屋は客室ですよね?」

「ええ、そうよ?」

「私はローレンス様に働く家を紹介して貰えると聞いてるのですが?この様な立派な部屋では申し訳ないです、何か連絡に間違いがあったのではないかと・・・」

「あら、ちゃんと聞いているわ いいのよ、気にしないでこの部屋を使ってね、それで仕事だけれど、うちの娘と一緒に授業を受けて欲しいの」

「授業でございますか?」

「そう授業を受ける仕事よ!出来るかしら?娘は15歳でこれからデビュタントなのよ そのお手伝いね だから使用人扱いはしないわ きちんと令嬢として過ごしてね それから私の呼び方はハリエットでいいわよ?」

「はい、分かりました ハリエット様」
その後は給金の話としばらくはお休みをあげれないが買い物などあれば一緒に行きましょうと言われた、 ヒリング家にいた頃より高待遇な扱いを受けている様な?

夕食の席でハリエット様のお嬢様パリス.ターコイズ様を紹介された
とても綺麗な女の子でハリエット様にそっくりな明るい笑顔のお嬢様だった

「初めまして、パリスって呼んでね 様はつけちゃダメよ!」

「ふふ、初めましてセイラです、よろしくねパリス」

優しいお嬢様で良かったとひと安心した時

「セイラがローレンスの・」「さあ、食べましょう」
パリスが話し出した時ハリエット様の大きな声が被さった
「お腹空いたわよね、さあ食べましょう」

パリスは口に手をあてて、ハリエットの方をみた
「パリスは食事の後私の部屋に来てね、今後の予定の相談があるの」
とニッコリ笑いかける

仲の良い親子なのね、ハリエット様のご主人は仕事が忙しく暫く帰ってこれないらしい 


食事が終わり 疲れているだろうから今日はお休みなさいと、部屋へ戻るよう促された、
メイドが湯浴みを手伝ってくれようとしたが、今日はクリーン魔法で済ましたので大丈夫よ?と言うと、何故か困惑しているので、クリーン魔法を説明すると 驚いた顔になり 失礼しましたと深々とお辞儀をして下がった。

「この国は魔法はあまり使わないのかしら?」

まあ、明日聞いてみようかな、今日は疲れたし 寝よう、お休みなさーい

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