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安全地帯
トルオン、ネレシオ砦でズッコケる
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トルオンのズッコケは主に二種類である。
美女に突っ込むか。
突っ込まないか。
そんな訳でネレシオ砦の廊下でトルオンが、
「のわっ!」
ズルッとズッコケると、前を歩いていたドラゴニュートとのお姉さんを巻き込んだ。
仰向けに押し倒してM字開脚した股間に顔を突っ込ませるだけがトルオンのズッコケではない。
四つん這いに押し倒して突き出たお尻に顔面をダイブさせる事もあった。
今回の場合がそれである。
「ヒッ、何を・・・」
と慌てて立ち上がってお尻を隠したのは、身長185センチ。25歳の紺髪ショートで怜悧な感じのお姉さんのネルネだった。背中の翼は紺色だ。
鎧姿の時もあるが、今の恰好はバックレスタイプの紺色のドレスだった。
当然、トルオンはそのドレスの捲れたスカートのTバックの黒色のパンツに顔面をダイブさせていた。
「・・・ち、違う。今のはつまずいて倒れた事故でして」
トルオンは真面目に事故である事を主張した。
巻き込んだネルネはドラゴニュートの幹部だった。というか、都市国家ヒーナでも戦士長を務め、この砦でもセレシレルの護衛隊長に就いていた。
「この事は姫様に報告させていただきますから」
キッとトルオンを睨み、ネルネは廊下を歩いていった。
トルオンのズッコケには危険な物もある。
階段などがそうだ。
ギフト【ズッコケ】を得た直後の頃はトルオンも階段の移動には気を使ったものだ。
だが、それも今は昔。
トルオンは気軽にネレシオ砦の階段を上っていた。
そこでズルッとズッコケた。
「うわっと」
階段のズッコケは本当に危険だ。
下へと転落するのだから。
トルオンも階下へと転落した。
この階段は吹き抜けではないのでドラゴニュートも飛んで移動はしない。
なので、下側を歩いてた人物を巻き込んで縺れながら落ちて・・・・・・・
1秒後には仰向けで倒れて捲れたスカートの中のM字開脚した相手の股間にトルオンは顔面をダイブさせていた。
「イタタタ・・・ちょ、何を」
相手が驚き、トルオンも慌てて、
「ち、違うっ! これは事故でして」
言い訳をしながら相手の顔を見て『ヤバッ』と思った。
相手はドラゴニュートではなく人間だった。
24歳。身長162センチ。紺色のシスターベールで銀眼に眼鏡を掛けた巨乳シスターのニーナだったのだから。
シスターがネレシオ砦内に居るのは『治癒魔法の使い手は必要ですよ』と主張するドーベルが斡旋してくれた1人だったが・・・・・・
今は紺色のシスター服のロングスカートが見事に捲れて赤パンツが見えてた。それもマイクロミニで布地がチョッピリしかない紐パンの赤パンツが。
「・・・見ましたか?」
「赤のマイクロミニの紐パンの事? それとも紐パンからはみ出た赤蠍と黒7の刺青の事?」
トルオンの質問に立ち上がったニーナが真剣な顔で、
「他言しないようにお願いしますね」
「もちろん。口止め料は忠誠でよろしくね」
「・・・ええ、トルオン様に忠誠を捧げますわ」
ニッコリと微笑んだニーナは去っていった。
『嘘臭い笑顔』とトルオンは思いながら階段を歩いていったのだった。
トルオン自身は知る由もないが、ギフト【ズッコケ】の巻き込み事故の被害に遭う美女達は主要人物ばかりだ。
モブキャラは一切居ない。
なので、
「うおっと」
トルオンがズルッとズッコケれば、次の被害者はエトリア王国から派遣されてきた兎人族のエイチェナだった。
23歳。身長189センチ(耳を含めると219センチ)。白髪白耳で褐色肌。見目が通っており、凛々しい系の美人だった。エトリア王国の女騎士なので青色の鎧を纏う。
凄い美人で目立ってたが、そのエイチェナを巻き込んでいた。
エイチェナはトルオンが売却して実戦配備されたエトリア王国の実用性のあるドラゴンの鱗製の新型鎧に身を包んでる。
なので胸も股間も尻も完全ガードだ。
その為か、倒れたトルオンはエイチェナの首筋に顔面をダイブさせていた。
「ちょ、何を」
「あっ、申し訳ない。転んでしまって」
「早く追いて下さい」
「今すぐに」
トルオンはこうして立ち上がり、
「ったく、お願いしますよ、トルオン殿」
エイチェナは呆れながら歩いていったのだった。
このようにしてトルオンはネレシオ砦の主要なお姉さん達と着実に知己を得ていったのだった。
美女に突っ込むか。
突っ込まないか。
そんな訳でネレシオ砦の廊下でトルオンが、
「のわっ!」
ズルッとズッコケると、前を歩いていたドラゴニュートとのお姉さんを巻き込んだ。
仰向けに押し倒してM字開脚した股間に顔を突っ込ませるだけがトルオンのズッコケではない。
四つん這いに押し倒して突き出たお尻に顔面をダイブさせる事もあった。
今回の場合がそれである。
「ヒッ、何を・・・」
と慌てて立ち上がってお尻を隠したのは、身長185センチ。25歳の紺髪ショートで怜悧な感じのお姉さんのネルネだった。背中の翼は紺色だ。
鎧姿の時もあるが、今の恰好はバックレスタイプの紺色のドレスだった。
当然、トルオンはそのドレスの捲れたスカートのTバックの黒色のパンツに顔面をダイブさせていた。
「・・・ち、違う。今のはつまずいて倒れた事故でして」
トルオンは真面目に事故である事を主張した。
巻き込んだネルネはドラゴニュートの幹部だった。というか、都市国家ヒーナでも戦士長を務め、この砦でもセレシレルの護衛隊長に就いていた。
「この事は姫様に報告させていただきますから」
キッとトルオンを睨み、ネルネは廊下を歩いていった。
トルオンのズッコケには危険な物もある。
階段などがそうだ。
ギフト【ズッコケ】を得た直後の頃はトルオンも階段の移動には気を使ったものだ。
だが、それも今は昔。
トルオンは気軽にネレシオ砦の階段を上っていた。
そこでズルッとズッコケた。
「うわっと」
階段のズッコケは本当に危険だ。
下へと転落するのだから。
トルオンも階下へと転落した。
この階段は吹き抜けではないのでドラゴニュートも飛んで移動はしない。
なので、下側を歩いてた人物を巻き込んで縺れながら落ちて・・・・・・・
1秒後には仰向けで倒れて捲れたスカートの中のM字開脚した相手の股間にトルオンは顔面をダイブさせていた。
「イタタタ・・・ちょ、何を」
相手が驚き、トルオンも慌てて、
「ち、違うっ! これは事故でして」
言い訳をしながら相手の顔を見て『ヤバッ』と思った。
相手はドラゴニュートではなく人間だった。
24歳。身長162センチ。紺色のシスターベールで銀眼に眼鏡を掛けた巨乳シスターのニーナだったのだから。
シスターがネレシオ砦内に居るのは『治癒魔法の使い手は必要ですよ』と主張するドーベルが斡旋してくれた1人だったが・・・・・・
今は紺色のシスター服のロングスカートが見事に捲れて赤パンツが見えてた。それもマイクロミニで布地がチョッピリしかない紐パンの赤パンツが。
「・・・見ましたか?」
「赤のマイクロミニの紐パンの事? それとも紐パンからはみ出た赤蠍と黒7の刺青の事?」
トルオンの質問に立ち上がったニーナが真剣な顔で、
「他言しないようにお願いしますね」
「もちろん。口止め料は忠誠でよろしくね」
「・・・ええ、トルオン様に忠誠を捧げますわ」
ニッコリと微笑んだニーナは去っていった。
『嘘臭い笑顔』とトルオンは思いながら階段を歩いていったのだった。
トルオン自身は知る由もないが、ギフト【ズッコケ】の巻き込み事故の被害に遭う美女達は主要人物ばかりだ。
モブキャラは一切居ない。
なので、
「うおっと」
トルオンがズルッとズッコケれば、次の被害者はエトリア王国から派遣されてきた兎人族のエイチェナだった。
23歳。身長189センチ(耳を含めると219センチ)。白髪白耳で褐色肌。見目が通っており、凛々しい系の美人だった。エトリア王国の女騎士なので青色の鎧を纏う。
凄い美人で目立ってたが、そのエイチェナを巻き込んでいた。
エイチェナはトルオンが売却して実戦配備されたエトリア王国の実用性のあるドラゴンの鱗製の新型鎧に身を包んでる。
なので胸も股間も尻も完全ガードだ。
その為か、倒れたトルオンはエイチェナの首筋に顔面をダイブさせていた。
「ちょ、何を」
「あっ、申し訳ない。転んでしまって」
「早く追いて下さい」
「今すぐに」
トルオンはこうして立ち上がり、
「ったく、お願いしますよ、トルオン殿」
エイチェナは呆れながら歩いていったのだった。
このようにしてトルオンはネレシオ砦の主要なお姉さん達と着実に知己を得ていったのだった。
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