邪神軍将軍会議第３席兼第３師団方面軍司令官ライザス

暗黒時代到来の予感

マンデロ連盟で徴兵

　さてと、火遊びはその辺にして・・・・・・・





　マンデロ連盟を完全に統治下に収めた事で、邪神軍はまた隣接国が増えた。





　マンデロ領の北側は邪神軍統治のリンデア領。

　マンデロ領の東側はコール神殿国。

　マンデロ領の西側と南西側は『暗黒平原』だが・・・・・・





　マンデロ領の南東側と南側には蛮族が支配するボルダ辺境だった。





　蛮族とは人間族には違いないが戦士族に特化した面倒臭い連中だ。

　体格にも優れ、戦闘力が他の人間族よりも強いからな。

　太古の昔に魔物の血を取り込んだのかもしれない。





　まあ、ボルダ辺境国への侵攻は当分ないがな。

　まずはマンデロ領の山のような死骸を使ってゾンビと骸骨兵の量産だ。

　戦力増強にはそれが一番だからな。

　同時にマンデロ領内の闇の眷族の吸収だ。





　マンデロ領内には前に来た時に知ってたが悪魔族が居ない。





　だが、オレが来た時とは違う情勢になっていた。

　オレが首都ビクトリアと第２都市エクトリウスを燃やした関係で・・・・・・

　恨みながら死んだ人間族が多数、幽霊化していたから。





　幽霊族と言っても結構種類はある。





　幽霊族。

　幽霊族の上位個体の悪霊族。

　悪霊族の更に上位個体の邪霊。

　邪霊族の更に上位個体の邪炎霊。





　それらがウヨウヨと居る。

　オレが殺したのにオレの配下に加わる訳がないと思うだろう？

　幽霊なんて雑魚に拒否権はなく、第３師団の死霊術師達が強制的に配下に加えていた。

　まあ、オレに使われるのがお似合いな訳だよ。





　その数、３０００体。





　もう第３師団内でも無視出来ない勢力だ。

　お陰で第３師団内に第９大隊と第10大隊を増設した。





　幽霊族は物質攻撃は苦手だが、食糧要らずで、偵察等々の使い勝手もある。

　まあ、気長に育てよう。