3 / 27
第1章 始まり
2話 ここは何処?
しおりを挟む
前回までのあらすじ!!
ある日突然目覚めたらなんと草原にいた!
しかも体は子供の姿に変わっていた!
憶測で転生or転移してしまったと思われる!(理由は不明)
果たして私はこの何処かも分からない世界で生きられるのか...?!
...正直に言って無理。
いや、ホントに無理やって。
今まで家電や家具、ショッピングモールとかあったおかげで生活出来ていたものの...いきなり、この草原でサバイバルだよ?
無茶にも程があるわぁぁぁーっ!!
ギャーギャーと心の中で叫びながら寝転がる。
...ハァー...疲れた......。
...喉が乾いた...気がするから、水が少し欲しいなぁ、と念じたら出た。
わぁーすごーい、って え?
水が出た...?
ハァイ!? イヤ、待て待て待て?!
...ここ絶対地球じゃない...
地球じゃ、ちゃんと化学的に証明されてる。念じただけで水が出たりはしないと。
なのにここでは念じただけで水が出た。
明らかに地球とは違う...。
現に私の手の上には水がプカプカ浮いている。量は...バレーボールの面積と同じくらいあるかな?
って多いわ!この世界の少しってどれくらいなのかしら...?
呆れながらも思うことが1つある...。
この世界...魔法が存在する...?
だとすれば理屈は通る。今私が水を出せたのも自分の中に魔力があってそれを使って出したとなれば納得出来る。
...本音は半信半疑だけど。
だが、魔法を使うにしてもファンタジー定番の詠唱というものが必要なのではないのか?ただ念じただけで水が出るのは、ちょっとおかしい...。
詠唱といった感じの言葉を私は心の中で言ってはいない。単に水が欲しいと強く思うことによってコレを出した。
...考えても仕方ない、やるだけやってみるか。
水を5分の1ほど飲んであとの残りは草原に、ばらまいといた。
慣れない足で立って、そこら辺にあった木に向かって詠唱。
...火は草原にも燃え移りそうだから...
『ウォーターボール』
と心の中で詠唱すると、手に集まった水の塊が木に向かって激突した。
...凄い、そして怖い...。
改めてここが地球じゃないと思った。
たかが水だからそんなに木にダメージは入ってないと思ったら...
ところがどっこい、木の幹がえぐられてますやん。しかもその先にあった木まで威力が変わらず、えぐられてる...。
もしこれが人間なんかに当たったら...
ヤバイ、考えないようにしよう...。
ゴメンよ木、そして ありがとう。
出来れば治してやりたいけど...って
魔法があるんなら出来るのでは...?
.........
.........やったちゃったの私だし治してあげよう...出来るか分からないケド。
前世の私は人や動物、自然とかが死んだりすることに対して結構悲しむ方だった。ほとんどの人は赤の他人が死んだりしても何も思わないだろうけど、私は違った...。
...いや、今はそんなことはいい。
今、目の前にあることに集中しなきゃ。
まず木に触って強く念じる。
"治れ!!"
木のえぐられた所からニョキニョキと幹が形作られていく。
この治すというのはおそらく
木の成長補正に働いていると思う。
えぐられた所はキレイさっぱり無くなった。もう1つの木も...っと思ったが何故か治ってた。
まさか、さっきの念じただけでか?
強く思い過ぎると範囲が広くなる、または効果が倍増するのか?
...うーむ...。
ひとまず、元通りになったので
OKということにしておこう。
さてと、これからどうしたものか...。
とりあえず今のところの選択肢は...
1:辺りを探索する
2:ここでじっとしてる
3:寝る
と言った感じかな?
ん?3番おかしいって?
そなことナイナイ。
私は大の寝好きなんだから仕方ないんです!以上!
...でもこの体、ちょっと変なんだよね...。
なんでかって?そりゃぁ...
お腹空かないんだもん。マジ卍で。
フツー人間空腹になったりする。
けどこの体はそれがない。
食欲どころか睡眠が欲しいという反応があまりピンと来ない。性欲はあの人好きだなーと思うことは多分あると思うけど...
その人とあーんな事やこーんな事したいとはサラサラないってか消えた...。
私はオタクだけど、それでも少しぐらい乙女心あったわよ!!
キスしてみたいとか思った事あるわよ!!
思っちゃ悪いかコンニャロー!!!
はぁ...虚しい心の叫びだ...。
一体誰に向かって言っているのやら...。
今この空を見る限り、腹時計は正午だと思うけど...お腹虫の声しないし...。
一応食料調達はしておくか。
万が一に備えて水分も。
ならば答えはただ一つ!!
1番 探索開始じゃーい!
奥の木々に果実らしきものがあったからそこに向かおう。よし!
それじゃあ、出発進行!
~10分後~
目的地には着いた。
それはいい。それはいいんだけど...。
私の目の前には黄金の林檎があった。
林檎って黄色してたっけ?
いや、ちゃう!赤色や!!
でもどう見ても黄金の林檎...。
これは食べても大丈夫...だよな?
確かおとぎ話なんかで出てくるもんだけど...ここはおとぎ話の中なのか...?
でも黄金の林檎って結構美味しいって聞いたような...聞かなかったような?
どっちだったっけ??
まぁとりあえず食べれる(?)ものは見つかったから良しとしよう。
...一つだけ持って帰ろう。
帰るって言っても草原にだけど...。
飛翔魔法で飛んで近づいて
ブチッとな
さてと帰るか。
......フツーに飛んでたな私...。
とゆーかここまで飛んで来ればよかったんじゃ...?
...結果よければ全て良し!ということなので気にしない気にしない。
気にしたら負けってやつだ。
草原に戻ってすぐ、果実を2つに割った。
...やっぱいない。
"気配察知"や"熱源探知"とかそれっぽいのを発動して使ってもやはりいない。
...おかしい。
こんな自然になら虫の1匹でもいるはず...
なのに全く探知とかに引っかからない。
つまり私が言いたいのは...
ここの草原には私1人だけがいるということ。
こんな自然豊かな場所なら動物の1匹や2匹いたっておかしくない。というかいない方がおかしい...。
試しに地面に向かって"熱源探知"を使ってみたが何もいない。
ミミズもいないのか、ここは...。
てかミミズって体温あったっけ?...ないか。
空を見ても鳥はいない。
花や草木を見ても虫はいない。
単に私が使っている魔法が未熟なだけで分からないのかもしれないが...
私が見える範囲では全く動物がいない。
ていうかフツー転生とかした後
案内人みたいなのっていなかったっけ?
...ここ私以外誰一人としていないよ?
不自然すぎる...ってか序盤の方でもう
不自然だったわ...。
だって草原の真ん中に子供1人やぞ?
自然じゃないわー。
まぁ精神年齢18歳やけどな。
割った林檎をモグモグしながら思考中...。
...私林檎あんま好きじゃなかったけど
コレ結構美味しい!
...なんて呑気に考えてるけど、内心結構パニック状態。なんで私1人だけいるのか...。
嫌な予感がする...。
まさか...ね...そんな訳ない...よな?
とっさに立ち上がって前に走る。
遠く、出来るだけ遠くと思って走る。
山の近くにある木々に近づいた、その時...
ゴンッ!
「ーーーーッ!」
声にもならない悲鳴をあげ、寝転がる。
痛い!!めっちゃ痛いわ!
...まさかマジで予感的中かよ!
私の前には見えない壁があった。
ある日突然目覚めたらなんと草原にいた!
しかも体は子供の姿に変わっていた!
憶測で転生or転移してしまったと思われる!(理由は不明)
果たして私はこの何処かも分からない世界で生きられるのか...?!
...正直に言って無理。
いや、ホントに無理やって。
今まで家電や家具、ショッピングモールとかあったおかげで生活出来ていたものの...いきなり、この草原でサバイバルだよ?
無茶にも程があるわぁぁぁーっ!!
ギャーギャーと心の中で叫びながら寝転がる。
...ハァー...疲れた......。
...喉が乾いた...気がするから、水が少し欲しいなぁ、と念じたら出た。
わぁーすごーい、って え?
水が出た...?
ハァイ!? イヤ、待て待て待て?!
...ここ絶対地球じゃない...
地球じゃ、ちゃんと化学的に証明されてる。念じただけで水が出たりはしないと。
なのにここでは念じただけで水が出た。
明らかに地球とは違う...。
現に私の手の上には水がプカプカ浮いている。量は...バレーボールの面積と同じくらいあるかな?
って多いわ!この世界の少しってどれくらいなのかしら...?
呆れながらも思うことが1つある...。
この世界...魔法が存在する...?
だとすれば理屈は通る。今私が水を出せたのも自分の中に魔力があってそれを使って出したとなれば納得出来る。
...本音は半信半疑だけど。
だが、魔法を使うにしてもファンタジー定番の詠唱というものが必要なのではないのか?ただ念じただけで水が出るのは、ちょっとおかしい...。
詠唱といった感じの言葉を私は心の中で言ってはいない。単に水が欲しいと強く思うことによってコレを出した。
...考えても仕方ない、やるだけやってみるか。
水を5分の1ほど飲んであとの残りは草原に、ばらまいといた。
慣れない足で立って、そこら辺にあった木に向かって詠唱。
...火は草原にも燃え移りそうだから...
『ウォーターボール』
と心の中で詠唱すると、手に集まった水の塊が木に向かって激突した。
...凄い、そして怖い...。
改めてここが地球じゃないと思った。
たかが水だからそんなに木にダメージは入ってないと思ったら...
ところがどっこい、木の幹がえぐられてますやん。しかもその先にあった木まで威力が変わらず、えぐられてる...。
もしこれが人間なんかに当たったら...
ヤバイ、考えないようにしよう...。
ゴメンよ木、そして ありがとう。
出来れば治してやりたいけど...って
魔法があるんなら出来るのでは...?
.........
.........やったちゃったの私だし治してあげよう...出来るか分からないケド。
前世の私は人や動物、自然とかが死んだりすることに対して結構悲しむ方だった。ほとんどの人は赤の他人が死んだりしても何も思わないだろうけど、私は違った...。
...いや、今はそんなことはいい。
今、目の前にあることに集中しなきゃ。
まず木に触って強く念じる。
"治れ!!"
木のえぐられた所からニョキニョキと幹が形作られていく。
この治すというのはおそらく
木の成長補正に働いていると思う。
えぐられた所はキレイさっぱり無くなった。もう1つの木も...っと思ったが何故か治ってた。
まさか、さっきの念じただけでか?
強く思い過ぎると範囲が広くなる、または効果が倍増するのか?
...うーむ...。
ひとまず、元通りになったので
OKということにしておこう。
さてと、これからどうしたものか...。
とりあえず今のところの選択肢は...
1:辺りを探索する
2:ここでじっとしてる
3:寝る
と言った感じかな?
ん?3番おかしいって?
そなことナイナイ。
私は大の寝好きなんだから仕方ないんです!以上!
...でもこの体、ちょっと変なんだよね...。
なんでかって?そりゃぁ...
お腹空かないんだもん。マジ卍で。
フツー人間空腹になったりする。
けどこの体はそれがない。
食欲どころか睡眠が欲しいという反応があまりピンと来ない。性欲はあの人好きだなーと思うことは多分あると思うけど...
その人とあーんな事やこーんな事したいとはサラサラないってか消えた...。
私はオタクだけど、それでも少しぐらい乙女心あったわよ!!
キスしてみたいとか思った事あるわよ!!
思っちゃ悪いかコンニャロー!!!
はぁ...虚しい心の叫びだ...。
一体誰に向かって言っているのやら...。
今この空を見る限り、腹時計は正午だと思うけど...お腹虫の声しないし...。
一応食料調達はしておくか。
万が一に備えて水分も。
ならば答えはただ一つ!!
1番 探索開始じゃーい!
奥の木々に果実らしきものがあったからそこに向かおう。よし!
それじゃあ、出発進行!
~10分後~
目的地には着いた。
それはいい。それはいいんだけど...。
私の目の前には黄金の林檎があった。
林檎って黄色してたっけ?
いや、ちゃう!赤色や!!
でもどう見ても黄金の林檎...。
これは食べても大丈夫...だよな?
確かおとぎ話なんかで出てくるもんだけど...ここはおとぎ話の中なのか...?
でも黄金の林檎って結構美味しいって聞いたような...聞かなかったような?
どっちだったっけ??
まぁとりあえず食べれる(?)ものは見つかったから良しとしよう。
...一つだけ持って帰ろう。
帰るって言っても草原にだけど...。
飛翔魔法で飛んで近づいて
ブチッとな
さてと帰るか。
......フツーに飛んでたな私...。
とゆーかここまで飛んで来ればよかったんじゃ...?
...結果よければ全て良し!ということなので気にしない気にしない。
気にしたら負けってやつだ。
草原に戻ってすぐ、果実を2つに割った。
...やっぱいない。
"気配察知"や"熱源探知"とかそれっぽいのを発動して使ってもやはりいない。
...おかしい。
こんな自然になら虫の1匹でもいるはず...
なのに全く探知とかに引っかからない。
つまり私が言いたいのは...
ここの草原には私1人だけがいるということ。
こんな自然豊かな場所なら動物の1匹や2匹いたっておかしくない。というかいない方がおかしい...。
試しに地面に向かって"熱源探知"を使ってみたが何もいない。
ミミズもいないのか、ここは...。
てかミミズって体温あったっけ?...ないか。
空を見ても鳥はいない。
花や草木を見ても虫はいない。
単に私が使っている魔法が未熟なだけで分からないのかもしれないが...
私が見える範囲では全く動物がいない。
ていうかフツー転生とかした後
案内人みたいなのっていなかったっけ?
...ここ私以外誰一人としていないよ?
不自然すぎる...ってか序盤の方でもう
不自然だったわ...。
だって草原の真ん中に子供1人やぞ?
自然じゃないわー。
まぁ精神年齢18歳やけどな。
割った林檎をモグモグしながら思考中...。
...私林檎あんま好きじゃなかったけど
コレ結構美味しい!
...なんて呑気に考えてるけど、内心結構パニック状態。なんで私1人だけいるのか...。
嫌な予感がする...。
まさか...ね...そんな訳ない...よな?
とっさに立ち上がって前に走る。
遠く、出来るだけ遠くと思って走る。
山の近くにある木々に近づいた、その時...
ゴンッ!
「ーーーーッ!」
声にもならない悲鳴をあげ、寝転がる。
痛い!!めっちゃ痛いわ!
...まさかマジで予感的中かよ!
私の前には見えない壁があった。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
断罪イベント返しなんぞされてたまるか。私は普通に生きたいんだ邪魔するな!!
柊
ファンタジー
「ミレイユ・ギルマン!」
ミレヴン国立宮廷学校卒業記念の夜会にて、突如叫んだのは第一王子であるセルジオ・ライナルディ。
「お前のような性悪な女を王妃には出来ない! よって今日ここで私は公爵令嬢ミレイユ・ギルマンとの婚約を破棄し、男爵令嬢アンナ・ラブレと婚姻する!!」
そう宣言されたミレイユ・ギルマンは冷静に「さようでございますか。ですが、『性悪な』というのはどういうことでしょうか?」と返す。それに反論するセルジオ。彼に肩を抱かれている渦中の男爵令嬢アンナ・ラブレは思った。
(やっべえ。これ前世の投稿サイトで何万回も見た展開だ!)と。
※pixiv、カクヨム、小説家になろうにも同じものを投稿しています。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
意志をつぐ者
タクナ
ファンタジー
神々と英雄たちの時代が過ぎ去り、早くも3千年のときが流れた。
時代は移り変わり、神の存在が薄れ、超常が否定され、魔法が廃れ忘れられ、科学が世の中を支配する時代。
だが、今もこの世界には、古の意志を継ぐ人々が少数ながらも存在している。
神々を信仰し、祝福を受けるもの達である。
英雄たちの子孫であったり神々と人間との間に生まれた子であったりする。
その者たちは、怪物と戦い、現在は世界の表舞台には立たず、陰ながら平和を守ってきた。
しかし、その平和が3千年のときを超えて、今、音を立てて崩れ去ろうとしている。
3千年前、神々と英雄が大きな犠牲を払い、退けた敵が今、再び侵攻しようとしている。
神々はヒトとしての玉座を降り、英雄は栄誉を失い、ヒトは暮らしを捨て、敵の軍勢を撤退させることができた。
この物語は、そんな世界に生まれた一人の少年について紡がれた物語である。
※注 この作品は小説家になろうでも掲載しています
王子は婚約破棄をし、令嬢は自害したそうです。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「アリシア・レッドライア! おまえとの婚約を破棄する!」
公爵令嬢アリシアは王子の言葉に微笑んだ。「殿下、美しい夢をありがとうございました」そして己の胸にナイフを突き立てた。
血に染まったパーティ会場は、王子にとって一生忘れられない景色となった。冤罪によって婚約者を自害させた愚王として生きていくことになる。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる