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96話 東山さん襲来 15
しおりを挟む「待っ...やめっ...せめて下、やめ、もぅ、出ちゃうぅ......」
散々いじくり回されている俺の下半身は、すぐにでも爆ぜてしまいそうなほど張りつめていて、蜜をトロトロと溢れさせていた。
「おっと、イきそうなのか? 好きでもない男に無理矢理されて、しかも痛い思いさせられながらイくとか、とんだドMじゃねぇか。 」
「やだっ...!そんなのやだぁ...イきたくない!!ひゃあっ、あ、はぁぁ...っく...」
こんな状況で達してしまうなんて、恥ずかしすぎる...!
「なんだ、我慢してんのか? ククッ、いいぜ? 耐えれるもんなら耐えてみろ。 」
「んっ...んんっ...くぅ...」
僅かに残っている理性で、なんとか堪えようとするが、我慢しようと思って我慢できるような柔い刺激ではない。
レベル1の童貞の俺が、レベル99の歴戦の淫魔にいきなり勝てるはずがないのだ。
痛々しい歯形が沢山つけられてしまった胴体をくねらせても、一度高ぶった熱は一向に発散されない。
「ほら、諦めてイッちまえよ!」
「んゃあああっ! やめてっ...あ、はあぁっ! 」
東山さんは、先走りをぬるぬると絡めながら、一層激しく俺のモノを扱き、追い詰めてくる。
も、だめ、いっちゃう...!
ガブっと新たに歯形を増やされたその時。
「ああっ!! やあああああぁ!!!! 」
ビクビクッと大袈裟に体がのけ反り、屈辱的な射精をついに許してしまった。
白濁とした液体が、勢いよく飛び出し、俺の腹を汚す。肌に感じる生暖かい精液が、これは現実なのだと思い知らせてきた。
「は、は、ふ...ぇ...ぐすっ...ひっく...えっく...いやああぁ......」
もはや、助けて貰おうとか、やめて貰おうとか、なんとか逃げようとか、そんなことは考えられなかった。
早く終われ、早く終われ、早く終われ...!
どうせ救いなんてないんだ。受け入れるしかないんだ。
「やだとか言ってた割にすぐ出たな。さぁ、そろそろ俺も気持ちよくして貰おうか?」
ついに起立した自身を取り出した東山さんは、俺の後孔にそれをあてがってくる。
もうだめだ...!犯されるっ...!
って...いや、ちょっと待てよ...?
「ひっ......!や、なんで...。」
「何でって、突っ込むんだけど。」
「そ、じゃ、なくて...」
挿入されることは、心底嫌だけど、もうここまできたら逃げられないと分かっていた。一番の問題はそこではない。
「だって、まだ...!」
俺の窄まりは、ローションもなにもつけてないし、全然触られてないので、固く閉じている状態だ。つまり、東山さんの凶悪なソレが、入るわけがなくて。
「無理、入らなっ......!」
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