デブの俺、転生

ゆぃ♫

文字の大きさ
上 下
11 / 19

パンと角煮

しおりを挟む
今日とうとう、育て上げて来たりんごの酵母が完成の日。

朝目覚めてから食事が喉を通らないほどに、ソワソワソワソワしている、と言いつつ。ステーキ、おにぎり、スープを食べたが…


早速取り掛かる。

りんごの瓶を日々空気を入れ混ぜてを繰り返して泡立っていたのも落ち着いて来たので、そろそろ酵母の完成だ。

りんご酵母液、水、全粒粉を一旦混ぜ
倍になるまで待つ、そこに水を入れゆるく伸ばしてから粉を入れるそれで12時間…
夕方の5時くらいからパンを作り始めれるかな一旦これは終わり。
この国にはオーブン、と言うものがないから。家の裏に塩の水道の少し離れた横くらいにピザ釜を作る事にした。


るは魔法でイメージをしっかり固めて、ふん!モコモコもこーと地面が形を変える。
強化して完成だ、

釜もできたし。
あとは、豚バラをフライパンで全体に焼き
一度水、料理酒で煮込み、冷まして脂を救う。
そこに、醤油、生姜、甘味を入れ煮る。

後は特に何とすることがないので…その辺にある物つまみ食い。


そうだそうだーっと時間ある間に鞄の整理をしておこう。
俺の部屋と化している家の裏に出て、鞄の中を広げて分類分けして。勝手に分けてくれるシステムとか無いかな?下処理とかと思いつつ。整理整頓してると
「コッコッコー」と何処かから何かの声がする?と周りを見てみるも、見当たらない「コッコッコー」やっぱりいるな?と振り返り、魔力探知、敵意はないけど…
居るなー木の影に何かいるな…

「おーい誰?なに?」
「コッコッコー」出てくると中型犬くらいの鶏…でか!
「コッコッコー」カバンから出した穀物を狙っているらしい。
鶏と言えば卵だなー
「君は女の子か?男の子か?俺は卵が欲しいやんだけどこれと物々交換しないか?」

「コッコッコー」
どうしたらいいんだ?ふと頭に言葉がよぎる。「契約?」口に出して疑問を投げかけると鶏の胸の辺りに金色に文字が光った。
「契約完了コケ!卵は提供するから、麦ちょうだいコケ」
え!え!頭の中に言葉が流れ込んでくるー?魔獣契約?的なやつ?

とりあえず竹を半分に切ったそれに一掴みの穀物を入れてやる。

それでちょっと住める感じに葉っぱっぽいのを集めて家を作ってあげて、屋根もしっかり作る。こんなもんで良さそうだけど。

「こんなもんかな?君はこの辺の子なの?」
「少し違うコケーここから川下の方に行った場所コケ」

「ふーん、まー好きにしてて俺ちょっとやることあるから」


厨房に入りそろそろパンの中種ができる頃なので作業に取り掛かる。中種に強力粉、水、りんご酵母、塩、甘味、油をさらに練り合わせて1時間ほど置き。
生地を分けて15分置き形を整える。今回は普通の丸いパンにする。
倍になるまで待ち。大体190度28分


半分は、焼くが残り半分は蒸す事にした。平べったくして半分に折り間に挟めるような形にした。

倍の大きさになるまで思ったより時間がかかっちゃって、夜食になっちゃうな…
て感じだけど…
蒸す方からやろう沸騰して蒸気が満ちてるザルひっくり返して蒸し器にした寸胴に形成したそれを皿ごと入れて10分待つ。
ふっくらしたら出来上がり。
とりあえずマジックバッグに入れとく。


次ピザ釜で。蒸す前に木で火を起こしといたから、いい感じに温まってる。
ちょっと木を追加して、2層式だから上の段にパン入れる。焼きむらが出るから気が向いたら前後ろをクルリと変える。
出来上がり。

まず、蒸したパンに煮込んであった豚バラとケール挟んで食べる。うまい!
それを見て父さんが寄ってくる。もう一つ同じものを作って渡した。
「うま!柔らかい!なんだこれは!オリビア!来い!これはすごいぞ!」
驚きに打ちひしがれている父さんがウザイ…もう一つ作って母さんに渡す。
「ま!何これ!すごいわ!肉もパンも柔らかいなんて!」母さんが、目を潤ませて今にも泣きそうだ…
俺が泣きたいわ!またこんなうまいパンが食べれるとは思わなかったょ!
オリーブオイルと塩欲しいな~
と思いつつ焼いた方のパンには、いつもその辺で食べてる山苺?ぽいやつ。
を甘味でグツグツしたやつかけて食べる。

これはこれで甘酸っぱくて美味しい!

これも、作り方を説明して。沢山は作れないから数量限定で出す事を提案。
少しずつ売り上げが上がってきて嬉しいな!









しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

最弱悪役令嬢に捧ぐ

クロタ
ファンタジー
死んで乙女ゲームの最弱悪役令嬢の中の人になってしまった『俺』 その気はないのに攻略キャラや、同じ転生者(♂)のヒロインとフラグを立てたりクラッシュしたりと、慌ただしい異世界生活してます。 ※内容はどちらかといえば女性向けだと思いますが、私の嗜好により少年誌程度のお色気(?)シーンがまれにあるので、苦手な方はご注意ください。

チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️ ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。  嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる! 転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。 新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか?? 更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~

於田縫紀
ファンタジー
 ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。  しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。  そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。  対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。

乙女ゲームに悪役転生な無自覚チートの異世界譚

水魔沙希
ファンタジー
モブに徹していた少年がなくなり、転生したら乙女ゲームの悪役になっていた。しかも、王族に生まれながらも、1歳の頃に誘拐され、王族に恨みを持つ少年に転生してしまったのだ! そんな運命なんてクソくらえだ!前世ではモブに徹していたんだから、この悪役かなりの高いスペックを持っているから、それを活用して、なんとか生き残って、前世ではできなかった事をやってやるんだ!! 最近よくある乙女ゲームの悪役転生ものの話です。 だんだんチート(無自覚)になっていく主人公の冒険譚です(予定)です。 チートの成長率ってよく分からないです。 初めての投稿で、駄文ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 会話文が多いので、本当に状況がうまく伝えられずにすみません!! あ、ちなみにこんな乙女ゲームないよ!!という感想はご遠慮ください。 あと、戦いの部分は得意ではございません。ご了承ください。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~

しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」 病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?! 女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。 そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!? そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?! しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。 異世界転生の王道を行く最強無双劇!!! ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!! 小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

転生貴族のスローライフ

マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である *基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。

▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ...... どうしようΣ( ̄□ ̄;) とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!! R指定は念のためです。 マイペースに更新していきます。

処理中です...