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4通目の手紙
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前回の手紙から3ヶ月が経った頃。
バイトがなかったので、早く帰って来ていた。
そこに、何かを加えた鳥が近づいてくる。
「はと?」と疑問に思い呟くと手紙を加えた鳩だった。
伝書鳩!!と驚きつつも、目の前の門柱に止まった鳩を見た。
早く取れよと言わんばかりにこちらを見ている。
「ありがとう?」と感謝を述べ受け取るとそれは、兄の手紙だった。
えー兄の手紙って伝書鳩だったの!?と驚きつつ、私宛なのを確認して。封を切る。
茜元気にしているか?父さん母さんも心配しているだろうと思う。
あれから、2日3日に1回狩りをして。増えていた魔物も安定して来てるから一度そちらに帰れそうだ。
それから。魔物は減ったものの。魔物の生息地が変わった様で。弱い魔物がいたところに強い魔物が至るする様になった。
そのため新人冒険者に配る様のマップを修正することになった。
急に強い魔物が出たとき対処できる上位ランカーの透が最適な様で、俺はまだそんなに経ってないからランクは2個上がっただけで。でも最速有望ルーキーとかいうあだ名が付いてたりする。
そんなこんなで森に出発する。森全体を回ると1年くらいはかかるので。
元のマップを参考に。
入り口付近に何がいるかを1日から2日かけうろうろ。
2層部にはどれくらいの魔物がいるか。という感じで街から近い3層目くらいまでを1週間くらいで見て回る予定にしている。ギルド的にも、新人向けのマップなのでそんなに森深くまで記載しなくていい様だ。
後々慣れてくれば自分たちでわかりやすい様に、記入していく冒険者が多くそれぞれの特徴があって面白いそうだ。
「とりあえず、匠マップ持って出てきた魔物全部書いといて」と透が戦闘、俺がマップ係になった。
キャンプとか行ったりして。熊注意地帯とかいかない様に、マップに印とかするのは慣れているが。なんせ、字が汚くて他の人が見ると暗号に見えるらしい…大丈夫かな?
そう思いながら、後をついていく。
出会う魔物に印をつけ。解体をし、収納しておく。
それを続けていると。今までに何度か通ったことがある場所に見知らぬ綺麗な泉があることに気がついた。
「透こんなとこに泉なんてあったか?」そう不思議に思い聞いてみた。
「いや俺も何年もこの辺の狩に来たことがあるがこんなに綺麗な泉を見たことがない」
そういって、周りを警戒しながら泉に近づいた。
ピチャピチャと何も見えないところに波紋が立つ。何かが走っている様だ。
目を凝らし見てみてよくわからない。波紋を追いかけて見つめていると。池の真ん中付近に円を描く様に回っているじーっと集中していると、無意識で魔力を垂れ流していた様で。小さな妖精のようなものが走っているのが見えた。1つだと思っていたが2個に増え3個に増え、歌い踊っているようだ。
「透、魔力視したら妖精が見える」と静かにつぶやく。
「ん?」と小さく返事をして試しているようだ。「ほーこれは、聖霊かな?って事は聖獣の泉って感じかな?泉が見えるという事は、弱ってる可能性があるな。それによって魔物が活性化しているのかもしれない」
そういって、ゆっくりと歩みを進めていく。
くるぶしくらいの深さの湖だ、妖精たちに近ずいていくと。
「コロコロコロコロ」と小さなおと?というのか?声というのか?そういったものが聞こえる。
意識が吸い寄せられるような感覚におちいる。
その瞬間重力を失い水の中に落ちていくような、浮いているようななんとも言えないが心地よく疲れていた体が解放されたようだ。
結論からいうと、解決したのだけど。今回の話はここまでにしておこう。
また、手紙を送る。
きになるところで、手紙は締めくくられていた。
手紙がかけたという事は解決したとわかるのだか。怪我とかしてないのかと心配になる。
バイトがなかったので、早く帰って来ていた。
そこに、何かを加えた鳥が近づいてくる。
「はと?」と疑問に思い呟くと手紙を加えた鳩だった。
伝書鳩!!と驚きつつも、目の前の門柱に止まった鳩を見た。
早く取れよと言わんばかりにこちらを見ている。
「ありがとう?」と感謝を述べ受け取るとそれは、兄の手紙だった。
えー兄の手紙って伝書鳩だったの!?と驚きつつ、私宛なのを確認して。封を切る。
茜元気にしているか?父さん母さんも心配しているだろうと思う。
あれから、2日3日に1回狩りをして。増えていた魔物も安定して来てるから一度そちらに帰れそうだ。
それから。魔物は減ったものの。魔物の生息地が変わった様で。弱い魔物がいたところに強い魔物が至るする様になった。
そのため新人冒険者に配る様のマップを修正することになった。
急に強い魔物が出たとき対処できる上位ランカーの透が最適な様で、俺はまだそんなに経ってないからランクは2個上がっただけで。でも最速有望ルーキーとかいうあだ名が付いてたりする。
そんなこんなで森に出発する。森全体を回ると1年くらいはかかるので。
元のマップを参考に。
入り口付近に何がいるかを1日から2日かけうろうろ。
2層部にはどれくらいの魔物がいるか。という感じで街から近い3層目くらいまでを1週間くらいで見て回る予定にしている。ギルド的にも、新人向けのマップなのでそんなに森深くまで記載しなくていい様だ。
後々慣れてくれば自分たちでわかりやすい様に、記入していく冒険者が多くそれぞれの特徴があって面白いそうだ。
「とりあえず、匠マップ持って出てきた魔物全部書いといて」と透が戦闘、俺がマップ係になった。
キャンプとか行ったりして。熊注意地帯とかいかない様に、マップに印とかするのは慣れているが。なんせ、字が汚くて他の人が見ると暗号に見えるらしい…大丈夫かな?
そう思いながら、後をついていく。
出会う魔物に印をつけ。解体をし、収納しておく。
それを続けていると。今までに何度か通ったことがある場所に見知らぬ綺麗な泉があることに気がついた。
「透こんなとこに泉なんてあったか?」そう不思議に思い聞いてみた。
「いや俺も何年もこの辺の狩に来たことがあるがこんなに綺麗な泉を見たことがない」
そういって、周りを警戒しながら泉に近づいた。
ピチャピチャと何も見えないところに波紋が立つ。何かが走っている様だ。
目を凝らし見てみてよくわからない。波紋を追いかけて見つめていると。池の真ん中付近に円を描く様に回っているじーっと集中していると、無意識で魔力を垂れ流していた様で。小さな妖精のようなものが走っているのが見えた。1つだと思っていたが2個に増え3個に増え、歌い踊っているようだ。
「透、魔力視したら妖精が見える」と静かにつぶやく。
「ん?」と小さく返事をして試しているようだ。「ほーこれは、聖霊かな?って事は聖獣の泉って感じかな?泉が見えるという事は、弱ってる可能性があるな。それによって魔物が活性化しているのかもしれない」
そういって、ゆっくりと歩みを進めていく。
くるぶしくらいの深さの湖だ、妖精たちに近ずいていくと。
「コロコロコロコロ」と小さなおと?というのか?声というのか?そういったものが聞こえる。
意識が吸い寄せられるような感覚におちいる。
その瞬間重力を失い水の中に落ちていくような、浮いているようななんとも言えないが心地よく疲れていた体が解放されたようだ。
結論からいうと、解決したのだけど。今回の話はここまでにしておこう。
また、手紙を送る。
きになるところで、手紙は締めくくられていた。
手紙がかけたという事は解決したとわかるのだか。怪我とかしてないのかと心配になる。
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