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私の平和
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ほんのり寒い、と思い目覚めると。
真っ白な雪のソリの上にいた。
あ、ちゃんと連れてきてくれたんだ…
となんとなく嬉しく思った。
「よく寝たー」と声をかけるとニコリとキャスがこちらを向き、「もう少し寝ててもいいのよ」
と言ったが、結構疲れているように見える。
常に暖かさを保ちながら、雪の中を進んでいるのだ…
日の出から出かけるのであれば4時間ほど経っているだろうか?日は登りきってはいないが、かなり高い位置にある。
「少し変わるよ」と火魔法と風魔法で援護する。キャスは、力強く頷き。進むことに専念する…
魔獣もでず、ただただ景色が白く吹雪く中をあるく、昼時になり休憩する事になった。冷え切ったスープとサラミを食べる。
再び歩き出し。私は、夜のために仮眠をとる…
しばらくすると、
さらに外の空気が冷たくなったのを感じ味が覚めた。
雪と氷でできてるのか?と思う大きくて綺麗な、ステゴサウルスみたいな奴が現れた!!
3人とも戦闘体制に入る。
ブワーっと吹雪視界が真っ白になり結界を張ってるにも関わらず、何かに持ち上げられる感覚があり、急に暖かくなり眠気に襲われる!?やばいと思いつつ、眠りに落ちてしまった。
は!っと気がつくと、大きなステゴサウルスに抱きすくめられているように包まれていた。
全く敵意というものを感じない。
そっと触ってみると暖かい、雪のように白い体に氷のように透き通った背中のヒレがとても綺麗だ。
「起きたか、すまぬ寒くはないか?」
どこからか、声が聞こえ驚いていると。「困っているのだ、お主の魔力がとても心地が良かった」
「もしや、ステゴサウルス?」と声に出すと「ステゴサウルス?というのはわからぬが、我はサルラというこの地の守り主じゃ夏の間は洞窟の奥で眠っているのだが、侵入者があり怪我を負ってしまった…」
優しいささやきのように、説明をしてくれるサルラが目覚めると冬が来て、眠ると夏が来るらしく、冬場は山奥で山に雪がつもり、街に冷たい風が吹き降りるようだ。
今回は誰かに叩き起こされ怪我を負い、山上に行くことも、痛みに眠ることもできず洞窟で耐えていたようだ。
そこに、私という魔力が来てキズの癒えを早めるために洞窟に連れ込んだと…
直してあげたいが、魔力が足りるかどうか…
「一緒に来ていた人たちは?少し話がしたいの」
返事がない….どうしたのか?と覗き込んでもう一度言うと。
「大人はダメだ」それだけ言われた話さなくなってしまった…
困った、ここがどこかもわからずどうしたら良いものか?
とりあえず、説得を開始して15分ぐらいたった頃少しならいいとすぐ洞窟の外だと教えてくれた。
外に出て見渡すと吹雪いていて遠くまで見えない、空気振動の魔法を利用して。「ママ、パパ!」と呼びかけると光がピカピカと光る、あそこだ!ふ吹雪の中をゆっくりとそちらの方に向かっていくと居た!
「パパママ、大丈夫だった?数日分の食料が欲しいんだけどそれと、数日後には問題が改善されるわその報告を戻ってして欲しいの」
今ある、必要な荷物を受け取り3日分の食料があるので、3日後に食料を持ってまたくると約束をして別れた。
サルラの元に戻り、大丈夫だと伝え1回目の回復魔法をかける。
そして眠るを繰り返して3日目最後の回復をかける。
目覚めると3日目のお昼頃だった。サルラは横で私を包むように丸まって寝ている。
ゴソゴソと脱出しようとしたらふと力が緩み。
「感謝する、そなたに、加護を。我は奥に行き眠りにつく」
といって、去っていった。
洞窟を出ると、マイクとキャスがそこでキャンプを張っていた。
サルラが少し寝ていたことで、吹雪は止まり、氷は溶け始めているようだ。
「パパ、ママお疲れ様」
と声をかけると安堵して嬉しそうな顔をこちらに向けて、走り寄ると抱きしめてくれた。
「あーよかったわすごく心配したのよ」
とキャスは泣いている。
思う存分にハグをしてから尋ねる。
「街の雪解けの対策はできてる?氷柱とかすごかったから」
「心配しなくても大丈夫だ、冒険者が対処に当たっている」
ホッとすると体の力が抜けるそれを2人が受け止めてくれ、ソリに寝かされ温かいスープを飲ませてくれた。
それを食べて街に帰る。
安心んして、活気が戻っているようだ。冒険者たちもあちこち回って、忙しそうにしているのを眺めながらギルドに入ると見知った人たちが並び声を上げる。
「おかえりなさい」 完
ダラダラ異世界転生、ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後、『学校編』『旅編』と投稿する予定です。
拙い文章ですが読んでいただけると嬉しいです。
真っ白な雪のソリの上にいた。
あ、ちゃんと連れてきてくれたんだ…
となんとなく嬉しく思った。
「よく寝たー」と声をかけるとニコリとキャスがこちらを向き、「もう少し寝ててもいいのよ」
と言ったが、結構疲れているように見える。
常に暖かさを保ちながら、雪の中を進んでいるのだ…
日の出から出かけるのであれば4時間ほど経っているだろうか?日は登りきってはいないが、かなり高い位置にある。
「少し変わるよ」と火魔法と風魔法で援護する。キャスは、力強く頷き。進むことに専念する…
魔獣もでず、ただただ景色が白く吹雪く中をあるく、昼時になり休憩する事になった。冷え切ったスープとサラミを食べる。
再び歩き出し。私は、夜のために仮眠をとる…
しばらくすると、
さらに外の空気が冷たくなったのを感じ味が覚めた。
雪と氷でできてるのか?と思う大きくて綺麗な、ステゴサウルスみたいな奴が現れた!!
3人とも戦闘体制に入る。
ブワーっと吹雪視界が真っ白になり結界を張ってるにも関わらず、何かに持ち上げられる感覚があり、急に暖かくなり眠気に襲われる!?やばいと思いつつ、眠りに落ちてしまった。
は!っと気がつくと、大きなステゴサウルスに抱きすくめられているように包まれていた。
全く敵意というものを感じない。
そっと触ってみると暖かい、雪のように白い体に氷のように透き通った背中のヒレがとても綺麗だ。
「起きたか、すまぬ寒くはないか?」
どこからか、声が聞こえ驚いていると。「困っているのだ、お主の魔力がとても心地が良かった」
「もしや、ステゴサウルス?」と声に出すと「ステゴサウルス?というのはわからぬが、我はサルラというこの地の守り主じゃ夏の間は洞窟の奥で眠っているのだが、侵入者があり怪我を負ってしまった…」
優しいささやきのように、説明をしてくれるサルラが目覚めると冬が来て、眠ると夏が来るらしく、冬場は山奥で山に雪がつもり、街に冷たい風が吹き降りるようだ。
今回は誰かに叩き起こされ怪我を負い、山上に行くことも、痛みに眠ることもできず洞窟で耐えていたようだ。
そこに、私という魔力が来てキズの癒えを早めるために洞窟に連れ込んだと…
直してあげたいが、魔力が足りるかどうか…
「一緒に来ていた人たちは?少し話がしたいの」
返事がない….どうしたのか?と覗き込んでもう一度言うと。
「大人はダメだ」それだけ言われた話さなくなってしまった…
困った、ここがどこかもわからずどうしたら良いものか?
とりあえず、説得を開始して15分ぐらいたった頃少しならいいとすぐ洞窟の外だと教えてくれた。
外に出て見渡すと吹雪いていて遠くまで見えない、空気振動の魔法を利用して。「ママ、パパ!」と呼びかけると光がピカピカと光る、あそこだ!ふ吹雪の中をゆっくりとそちらの方に向かっていくと居た!
「パパママ、大丈夫だった?数日分の食料が欲しいんだけどそれと、数日後には問題が改善されるわその報告を戻ってして欲しいの」
今ある、必要な荷物を受け取り3日分の食料があるので、3日後に食料を持ってまたくると約束をして別れた。
サルラの元に戻り、大丈夫だと伝え1回目の回復魔法をかける。
そして眠るを繰り返して3日目最後の回復をかける。
目覚めると3日目のお昼頃だった。サルラは横で私を包むように丸まって寝ている。
ゴソゴソと脱出しようとしたらふと力が緩み。
「感謝する、そなたに、加護を。我は奥に行き眠りにつく」
といって、去っていった。
洞窟を出ると、マイクとキャスがそこでキャンプを張っていた。
サルラが少し寝ていたことで、吹雪は止まり、氷は溶け始めているようだ。
「パパ、ママお疲れ様」
と声をかけると安堵して嬉しそうな顔をこちらに向けて、走り寄ると抱きしめてくれた。
「あーよかったわすごく心配したのよ」
とキャスは泣いている。
思う存分にハグをしてから尋ねる。
「街の雪解けの対策はできてる?氷柱とかすごかったから」
「心配しなくても大丈夫だ、冒険者が対処に当たっている」
ホッとすると体の力が抜けるそれを2人が受け止めてくれ、ソリに寝かされ温かいスープを飲ませてくれた。
それを食べて街に帰る。
安心んして、活気が戻っているようだ。冒険者たちもあちこち回って、忙しそうにしているのを眺めながらギルドに入ると見知った人たちが並び声を上げる。
「おかえりなさい」 完
ダラダラ異世界転生、ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後、『学校編』『旅編』と投稿する予定です。
拙い文章ですが読んでいただけると嬉しいです。
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