家族で冒険者になろう

ゆぃ♫

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訴え、観覧許可を得て。確認
「パパ(30)
 HP50/500
 MP190/250
 治癒士
  治癒         レベル1
        自己再生レベル1」

と書かれていた。
「本当だ!ククク」と目を丸くしつつ笑って「それよりhp少な!」とつこみを入れると「まじ!お腹ぺこぺこやし、今日マジ疲れた!風呂入るから飯にして」

と項垂れながら、お風呂に向かったのでした。
「パパお疲れー」とちびちゃんが声をかけながらテレビを見始めていた。

ご飯の用意を終えちょうどパパが出てきたて食べ始めた。

ちびちゃんの保育園のカバンから連絡帳やお手拭きを出していると見覚えのないキーホルダーのようなものがついている。

「ちびちゃん?これ何?」「え?保育園に警察の人来てな?護身用ブザーと安全装置?のチーホルダーもらった」

と、テレビを見たまま答える。
「へーそーなん?」と適当な返事をして、棚に片付けると。

「あ!そや!かっこいいんやで!見て!見て!」

そう言って徐にカバンから防犯ブザーを引きちぎ流と同時に「びーびー」と音がけたたましく鳴り響いた。

慌てふためくママを放置して「見てみて!」と嬉しそうにブザーを掲げボタンを押して見せてくれる。
電気の棒のようなものが出ている。
「これ何?」「あのな?ライトセーバーやって!手で触ってもバチってなるだけやけど。スライムとかゴブリンやったらどうにかなるって、それにな」と説明をして、自慢げな顔をしている。
「こっちのボタン押すとな?ほら」と言ってた途端ちびちゃんの前に盾が現れた。「すごいやろ?これで守られるんやで」

といってフフンと、鼻を鳴らしてブザーをカバンに戻すとテレビの前に戻ってしまった。

呆然とするママとパパは、放置である…
「あーびっくりした!」と言って笑いが込み上げ笑ってしまう。

「今時の保育園ってこんなすごいもの配るんやな?しかも首から掛けれるようになってるやん」とパパが、楽しそうにまじまじと見る眺めている。

「ほんま!すごいなー昔は防犯ブザーとか持ってなかったけどな?って言うか園児にライトセーバーって危なくない?」と2人で昔語りりしつつカバンを片付けた。


「いや~危ないかもしれんけど、命は大事やからねー正しく使われることを願う」とパパが最後の一口を食べながら
言うと、お皿を片付けに行ってしまった。

ママはその後、園児ライトセーバーを携帯で検索することになる。
なんか問題とか起きる前に対策や!って言いながら。検索しても大した情報も出てくることなく。

何かって言うと大人の中でも安元装置付き護身用ブザーが流行っているらしい。
『ちょっと身につけているだけで急なゴブリンの遭遇も安心』と言う謳い文句である。

「ママも買おうかな…」とつぶやいていると「それいくらするん?」とパパも興味津津。

「えっとねー5000円するで!保育園すご!てか防犯ブザーが盗まれそうw」と言いつつ苦笑い…
して1日は終わった。
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