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ヒーローになる時 ②
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「本当は、話すべきかどうか、ここに来るまで迷ってたんです。でも、絢乃さんが『もう覚悟はできている』とおっしゃったので、僕も打ち明ける決心がつきました」
こう言った時、僕の声が少し震えていたことに絢乃さんは気づかれていたようだ。優しく、そして落ち着いた声で僕にこう言って下さった。
「うん、大丈夫。パパのことはもう覚悟できてるし、貴方がパパの死を望んでたなんて思うわけないよ。だってわたし、貴方がそんな人じゃないってちゃんと知ってるから」
やっぱり、この人はただ者ではないと思った。どっしり構えているというか、肝が据わっているというか、女子高生にしてこの落ち着きはさすがとしか言いようがなかった。ご両親どちらに似てもきっとこうなるだろう。
「だから桐島さん、これから先、わたしに力を貸して下さい。わたしのことを全力で支えて下さい。よろしくお願いします」
彼女は真剣な眼差しとともにそう言い、僕と同じくらい冷えた右手を僕に差し出した。
「はい。誠心誠意、あなたの支えになります。こちらこそよろしくお願いします!」
その生半可ではない覚悟を受け止めた僕は、両手で彼女の右手を包み込むようにして握り返した。
指先が冷たい人は、温かい心の持ち主なのだと聞いたことがある。僕はそんなところからも、彼女のお父さまに対しての優しさや深い愛情を感じ取ることができた。
「ご存じですか? 手が冷たい人は温かい心の持ち主なんですよ。僕はよく知っています。絢乃さんがお父さま思いの心優しいお嬢さんだということを。そんなあなただからこそ、僕もあなたのお力になりたいと思ったんです」
僕がそう言った時、彼女は少し俯いた。が、その時少し涙ぐんでいるように見えたのはきっと僕の気のせいではないだろう。
だって、僕は知っていたから。お父さまが倒れられた時にも、余命宣告を受けた時にも、絢乃さんがどれほど心を痛めておられたかを。どれほどお父さまのことを心配され、残された親子の時間を大切に過ごしてこられていたかを。どれだけ前向きでいようとしても、彼女の小さな胸(※物理的にではない)には抱えきれないほど大きな悲しみがすぐ間近に迫ってきていたのだから――。
「――絢乃さん、僕はそろそろ失礼します。明日も出勤なので。また何かあったら連絡下さいね」
そんな彼女に別れを告げるのは後ろ髪を引かれる思いだったが、僕は断腸の思いで自分の現実と向き合った。
「うん。そっか、明日もお仕事じゃ、風邪ひいたら大変だもんね。気をつけて帰ってね。また連絡します」
「はい。――それじゃ、また」
僕がそう言って、クルマに乗り込む前に健気な彼女をチラリと振り返ってみると、彼女は人知れず涙を流していた。
* * * *
――その後、絢乃さんとお父さまとの間でどんな会話がなされていたのか、僕は知る由もなく。
翌日、アパートで出勤の支度をしていた僕は、絢乃さんから驚くべき連絡を受けた。
「――絢乃さん、おはようございます。どうされました?」
『ごめんね、朝の忙しい時間に。……実はね、パパが目を覚まさなくて。このまま入院させることになりそうなの。ママがさっき救急車を呼んで』
「…………えっ? そうですか……。じゃあ、今は救急車の到着を待たれているところなんですね?」
彼女の焦燥感漂う声に、僕はショックを受けた。前日の夜まで、源一会長は僕ともお話をされていたのに。クリスマスパーティーだってあんなに楽しまれていたのに。やっぱり前夜のあの言葉は、彼から僕に向けての遺言だったのか……。
『うん。あと二~三分で来ると思う。でもね、わたし思ったの。パパはもう、このまま目を覚ますことはないんじゃないか、って』
「そんな……。絢乃さん、気を強く持って下さい。まだそうと決まったわけでは」
絢乃さんは泣いていなかったが、すでに最悪の事態も覚悟されているようだった。でも、病院に――それも主治医であるドクターが勤務されている大学病院に搬送されれば、わずかでも助かる可能性が残されていたのだ。
『ううん。わたしね、昨夜パパから言われたの。「絢乃、ママと篠沢グループの未来をよろしく頼む」って。多分あれ、パパからの最後のメッセージだったんだよ。パパはあの時、自分がもう助からないんだって悟ったんだと思う』
「…………そう、ですか……」
絢乃さんが淡々とおっしゃったのが痛々しく感じて、僕は返す言葉に困った。ここは月並みな言葉でも何か言って慰めるべきだろうか? それとも、同情した方がいいのか――。
『――あ、救急車が来たみたい。じゃあ、また連絡します。桐島さん、これから出勤だよね? ホントに忙しい時にごめんなさい』
僕が悩んでいるうちに、電話の向こうから救急車のサイレンの音が聞こえ、絢乃さんが慌ただしく僕に謝って電話を切ってしまわれた。
「…………会長が入院? マジか……」
僕は会社へ向かうクルマの中でも、まだ信じられずにいた。だって前日まであんなにお元気そうだったじゃないか。いくら何でも急すぎる。
そして、僕は無理をして気丈にふるまっておられた絢乃さんのことが気がかりでならなかった。
出社した僕は、朝の挨拶もそこそこに小川先輩に声をかけた。
「――先輩、会長が病院に搬送されたそうです。出勤前に絢乃さんから連絡を頂いて」
「…………そう。で、ご容態は?」
先輩は明らかにショックを受けている様子だった。彼女が会長に道ならぬ恋をしていたことを知っていた僕は、会長の病状についてどう話そうか躊躇した。
「昨夜から昏睡状態で、朝目を覚まさなかったそうです。絢乃さんがおっしゃるには、このまま二度と目を覚まさないかもしれない、と。――昨夜、絢乃さんにおっしゃってたそうですよ。『加奈子さんと、篠沢グループの未来をよろしく頼む』って。絢乃さんはそれがお父さまの遺言なんじゃないかって」
「……そっか。もう助からないんだ、会長。…………参ったなぁ」
「すいません、先輩。俺、こんなこと先輩に話すべきじゃなかったっすよね」
今にも泣きそうに顔を歪ませていた先輩に、僕は申し訳ない気持ちになった。
「ううん、桐島くんのせいじゃないよ。話してくれてありがとね。あたしの方こそごめん」
――先輩がその日一日ボロボロで、仕事にならなかったのは言うまでもない。広田室長も小川先輩の会長への想いには気づかれていたらしく、彼女がミスを咎められることはなかった。
* * * *
会社は二十九日から年末年始の休暇に入り、僕は実家で正月気分に浸っていた年明けの三日――。
『桐島さん、……パパが、今朝早くに亡くなりました。すごく穏やかな最期だった』
絢乃さんが、僕に電話で会長のご逝去を伝えて下さったのは、午前九時ごろだった。
お父さまが入院されることになったと連絡を下さった時と同様、彼女は泣いていなかったが、それが彼女なりの精一杯の強がりだということを僕は分っていた。
「そうですか……。わざわざご連絡ありがとうございます」
だからあえて、僕もそんな心境でわざわざ連絡を下さった彼女にお礼だけを伝えた。泣かなかった――もしくは泣けなかったのには、彼女なりの事情があったのだろう。そんな彼女に同情するのも、ヘタな慰めの言葉をかけるのも違うなと思ったのだ。
その事情というのは、ご葬儀の時に明らかになったのだが――。
絢乃さんは僕に、お父さまのご葬儀は社葬になると思うけれど参列してくれないかと訊ねた。もちろん、僕はそのつもりでいたので、こう答えた。気持ちのうえでは、すでに絢乃さんの秘書だったからだ。
「もちろんです。その時には、絢乃さんの秘書として参列させて頂きますね。まだ正式な辞令は下りていませんけど」
こう言った時、僕の声が少し震えていたことに絢乃さんは気づかれていたようだ。優しく、そして落ち着いた声で僕にこう言って下さった。
「うん、大丈夫。パパのことはもう覚悟できてるし、貴方がパパの死を望んでたなんて思うわけないよ。だってわたし、貴方がそんな人じゃないってちゃんと知ってるから」
やっぱり、この人はただ者ではないと思った。どっしり構えているというか、肝が据わっているというか、女子高生にしてこの落ち着きはさすがとしか言いようがなかった。ご両親どちらに似てもきっとこうなるだろう。
「だから桐島さん、これから先、わたしに力を貸して下さい。わたしのことを全力で支えて下さい。よろしくお願いします」
彼女は真剣な眼差しとともにそう言い、僕と同じくらい冷えた右手を僕に差し出した。
「はい。誠心誠意、あなたの支えになります。こちらこそよろしくお願いします!」
その生半可ではない覚悟を受け止めた僕は、両手で彼女の右手を包み込むようにして握り返した。
指先が冷たい人は、温かい心の持ち主なのだと聞いたことがある。僕はそんなところからも、彼女のお父さまに対しての優しさや深い愛情を感じ取ることができた。
「ご存じですか? 手が冷たい人は温かい心の持ち主なんですよ。僕はよく知っています。絢乃さんがお父さま思いの心優しいお嬢さんだということを。そんなあなただからこそ、僕もあなたのお力になりたいと思ったんです」
僕がそう言った時、彼女は少し俯いた。が、その時少し涙ぐんでいるように見えたのはきっと僕の気のせいではないだろう。
だって、僕は知っていたから。お父さまが倒れられた時にも、余命宣告を受けた時にも、絢乃さんがどれほど心を痛めておられたかを。どれほどお父さまのことを心配され、残された親子の時間を大切に過ごしてこられていたかを。どれだけ前向きでいようとしても、彼女の小さな胸(※物理的にではない)には抱えきれないほど大きな悲しみがすぐ間近に迫ってきていたのだから――。
「――絢乃さん、僕はそろそろ失礼します。明日も出勤なので。また何かあったら連絡下さいね」
そんな彼女に別れを告げるのは後ろ髪を引かれる思いだったが、僕は断腸の思いで自分の現実と向き合った。
「うん。そっか、明日もお仕事じゃ、風邪ひいたら大変だもんね。気をつけて帰ってね。また連絡します」
「はい。――それじゃ、また」
僕がそう言って、クルマに乗り込む前に健気な彼女をチラリと振り返ってみると、彼女は人知れず涙を流していた。
* * * *
――その後、絢乃さんとお父さまとの間でどんな会話がなされていたのか、僕は知る由もなく。
翌日、アパートで出勤の支度をしていた僕は、絢乃さんから驚くべき連絡を受けた。
「――絢乃さん、おはようございます。どうされました?」
『ごめんね、朝の忙しい時間に。……実はね、パパが目を覚まさなくて。このまま入院させることになりそうなの。ママがさっき救急車を呼んで』
「…………えっ? そうですか……。じゃあ、今は救急車の到着を待たれているところなんですね?」
彼女の焦燥感漂う声に、僕はショックを受けた。前日の夜まで、源一会長は僕ともお話をされていたのに。クリスマスパーティーだってあんなに楽しまれていたのに。やっぱり前夜のあの言葉は、彼から僕に向けての遺言だったのか……。
『うん。あと二~三分で来ると思う。でもね、わたし思ったの。パパはもう、このまま目を覚ますことはないんじゃないか、って』
「そんな……。絢乃さん、気を強く持って下さい。まだそうと決まったわけでは」
絢乃さんは泣いていなかったが、すでに最悪の事態も覚悟されているようだった。でも、病院に――それも主治医であるドクターが勤務されている大学病院に搬送されれば、わずかでも助かる可能性が残されていたのだ。
『ううん。わたしね、昨夜パパから言われたの。「絢乃、ママと篠沢グループの未来をよろしく頼む」って。多分あれ、パパからの最後のメッセージだったんだよ。パパはあの時、自分がもう助からないんだって悟ったんだと思う』
「…………そう、ですか……」
絢乃さんが淡々とおっしゃったのが痛々しく感じて、僕は返す言葉に困った。ここは月並みな言葉でも何か言って慰めるべきだろうか? それとも、同情した方がいいのか――。
『――あ、救急車が来たみたい。じゃあ、また連絡します。桐島さん、これから出勤だよね? ホントに忙しい時にごめんなさい』
僕が悩んでいるうちに、電話の向こうから救急車のサイレンの音が聞こえ、絢乃さんが慌ただしく僕に謝って電話を切ってしまわれた。
「…………会長が入院? マジか……」
僕は会社へ向かうクルマの中でも、まだ信じられずにいた。だって前日まであんなにお元気そうだったじゃないか。いくら何でも急すぎる。
そして、僕は無理をして気丈にふるまっておられた絢乃さんのことが気がかりでならなかった。
出社した僕は、朝の挨拶もそこそこに小川先輩に声をかけた。
「――先輩、会長が病院に搬送されたそうです。出勤前に絢乃さんから連絡を頂いて」
「…………そう。で、ご容態は?」
先輩は明らかにショックを受けている様子だった。彼女が会長に道ならぬ恋をしていたことを知っていた僕は、会長の病状についてどう話そうか躊躇した。
「昨夜から昏睡状態で、朝目を覚まさなかったそうです。絢乃さんがおっしゃるには、このまま二度と目を覚まさないかもしれない、と。――昨夜、絢乃さんにおっしゃってたそうですよ。『加奈子さんと、篠沢グループの未来をよろしく頼む』って。絢乃さんはそれがお父さまの遺言なんじゃないかって」
「……そっか。もう助からないんだ、会長。…………参ったなぁ」
「すいません、先輩。俺、こんなこと先輩に話すべきじゃなかったっすよね」
今にも泣きそうに顔を歪ませていた先輩に、僕は申し訳ない気持ちになった。
「ううん、桐島くんのせいじゃないよ。話してくれてありがとね。あたしの方こそごめん」
――先輩がその日一日ボロボロで、仕事にならなかったのは言うまでもない。広田室長も小川先輩の会長への想いには気づかれていたらしく、彼女がミスを咎められることはなかった。
* * * *
会社は二十九日から年末年始の休暇に入り、僕は実家で正月気分に浸っていた年明けの三日――。
『桐島さん、……パパが、今朝早くに亡くなりました。すごく穏やかな最期だった』
絢乃さんが、僕に電話で会長のご逝去を伝えて下さったのは、午前九時ごろだった。
お父さまが入院されることになったと連絡を下さった時と同様、彼女は泣いていなかったが、それが彼女なりの精一杯の強がりだということを僕は分っていた。
「そうですか……。わざわざご連絡ありがとうございます」
だからあえて、僕もそんな心境でわざわざ連絡を下さった彼女にお礼だけを伝えた。泣かなかった――もしくは泣けなかったのには、彼女なりの事情があったのだろう。そんな彼女に同情するのも、ヘタな慰めの言葉をかけるのも違うなと思ったのだ。
その事情というのは、ご葬儀の時に明らかになったのだが――。
絢乃さんは僕に、お父さまのご葬儀は社葬になると思うけれど参列してくれないかと訊ねた。もちろん、僕はそのつもりでいたので、こう答えた。気持ちのうえでは、すでに絢乃さんの秘書だったからだ。
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