上 下
26 / 64
初めての指名依頼編

25・ラケルのしっぽは良いしっぽ

しおりを挟む
 傭兵隊『闇夜の疾風』と別れた後、わたしは冒険者ギルドで依頼を受けて昨日来た池の周りに来ていた。
 今日は薬草じゃなくて毒消し草採取の依頼です。
 まだお昼過ぎくらいだから、『黄金のケルベロス亭』へ帰る気になれなかったんだよね。

 あ、食事係には雇ってもらえました。
 出発は明後日で、明日は護衛対象のロンバルディ商会に顔見せする予定です。
 八日間って、小中学校のときの修学旅行よりも長いんだよねー。

 それとお試しのつもりで作った魔石ごはんにも、ひとり銀貨一枚の代金をもらった。
 遠慮しようとしたらバルバラさんに、自分のスキルを安売りしちゃいけないって怒られちゃった。……人の情けが身に染みます。
 『闇夜の疾風』のみなさんとは上手くやっていけそう、かな?

「……」

 毒消し草採取はお昼を食べてからと決めて池のほとりの大岩に座っていたわたしは、膝のラケルが沈んでいることに気づいた。

「ごめんごめん。お腹が空き過ぎて疲れちゃった?」
「……ごしゅじん」
「なぁに?」
「俺……俺のしっぽ、呪われてるかもしれないぞ」
「ええっ?」

 いきなりの発言に驚いてしまった。
 ラケルはこのラトニー王国を守る神獣ケルベロス様の息子だ。
 そんなスペシャルなわんこが呪われたりするんだろうか?

「どういうこと?」
「……実は俺、ごしゅじんが忙しいときは自分のしっぽを追いかけて時間潰しをしてたんだぞ」

 うん、知ってる。

 今日もわたしが座った椅子の下でグルグル回ってた。
 前世で一緒にコンビニへ行ったときも、お外で待ちながらグルグルしてたよね。
 たまにリードが巻きついて、途方に暮れた顔してたっけ。

 わたしはラケルの言葉の続きを待った。

「俺……グルグルしてて気が付くと意識がなくなってるんだ。たまにごしゅじんの声も聞こえなくなる。……きっと呪いなんだぞ。俺のしっぽには呪いがかかってるんだ」
「……そう」

 確かにしっぽを追いかけるのに夢中になっているときのラケルは、わたしが呼んでも気づかないときがある。
 今日もそうだった。

 だけどそれって当たり前じゃないかなあ。
 夢中になれないようなことじゃ時間潰しできないんだし。

「ラケル」
「ごしゅじん」
「子どものころはみんな、そうなんじゃない? わたしも小さいころ、よく意味もなくグルグル回ってたよ」

 今考えると意味がわからないし当時は家族にも注意されたんだけど、わたしはグルグル回転することに夢中だった。
 バレリーナにでも憧れてたのかな?
 まったく覚えてない。

「そういうのって、ある日突然飽きるから大丈夫だよ」

 自分で言いながら、どうかな? と思う。
 大人のわんこでもリードが巻きついてる子見たことあるからなあ。
 ラケルの表情はまだ暗い。

「……俺、子どもじゃないぞ?」
「子どもじゃダメなの? わたしも子どもだよ」
「ごしゅじん子どもなのか?」
「うーん。この世界の基準じゃ成人だし、大人にならなきゃって思うけど、気持ち的には子どものままだよ。……だからね、ラケルがわたしと一緒に大人になっていってくれたら嬉しいな」
「いいぞ! ごしゅじんと一緒なら子どもでいいぞ!」
「良かった。あとね、ラケルのしっぽは呪われたりなんかしてないよ。世界で一番良いしっぽ、素敵なしっぽだよ」
「世界で一番……わふ!」

 ぷるぷると震えたあとで、ラケルはわたしの膝から飛び降りた。
 大岩の麓で、しっぽを追いかけてグルグルと回り始める。
 ……池に落ちなければいいかな。

「わふー♪」

 ラケルが幸せなのが一番です。

「わふう……」

 しばらく自分のしっぽを追いかけて回っていたラケルは、ふと我に返ったのか恥ずかしそうな顔でわたしの膝に戻ってきた。

「お昼食べる? お腹減ったでしょ」
「減ったー」

 わたしも減っていた。

 ほかの人が食べているのを見るとお腹が減るよね。
 シオン君やベルちゃんレベルになると逆にお腹いっぱいになる。
 バルバラさんやルイスさんが勧めてくれたりもしたんだけど、今日はお試しだからと思って一緒には食べなかったのです。

 ……マルコさんが執拗にラーメンを求めてくるので余裕がなかったし。
 旅に出てもラーメンばっかりは作りませんよ、と釘は刺してきた。
 元が魔石で普通の食べ物とは違うといっても限度があると思う。

「わたし達もハンバーガーにしようか」
「ハンバーガー! ご一緒にポテトもいかがですかー」

 ありゃ、そんなセリフよく知ってたな。
 前世で一緒にテレビを観てたときにでも出て来てたっけ。
 思いながら、ハンバーガーとポテトを作る。それからドリンク……ん?

 なにかが頭に閃いた。
 ハンバーガーとサイドディッシュ、そしてドリンク。
 ファストフード店のセットって、大体この組み合わせじゃなかったっけ。

 今日の夜、指名依頼を受けたことを報告したら、この組み合わせを見てもらおう。
 思いながら、わたしはラケルと美味しくお昼ごはんを食べたのでした。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 解毒剤は回復薬ほど需要がないので、毒消し草の量はほどほどでいいそうです。
 弱い毒なら『浄化』魔術で治るんだって。
 買い取り価格は三本で銅貨一枚です。

 青い花をつけた背の高い毒消し草を三十本摘んで、帰路へ。
 今日は王都を出るとき、門番さん達とはおしゃべりしませんでした。
 ちょうどダンジョン帰りらしき冒険者がいて、わたし達は会釈だけで通してくれたのよね。

「葉菜花ちゃん、お帰り。今日は遅出早帰りなんだね」
「午前中にほかの依頼の面接を受けて来たんです。だから採取はほどほどにしました。お試しで作った残りなので、良かったらどうぞ」

 言いながら、ハンバーガーを手渡す。
 サイドディッシュやドリンクも渡してセットになるか試してみたいけど、シオン君がいないと確認できないものね。

「ありがとう、葉菜花ちゃん」
「そういえば昼間帰ってきた人達とは長くお話してましたよね。わたしは会釈だけで通してもらいましたが、大丈夫なんでしょうか?」
「あの子達はダンジョンに冒険者水晶を落としてきてたんだよ。時間がかかってた理由のひとつはそれ。あと仲間のひとりが負傷してたんだ。ダンジョンにいた神官に『回復』かけてもらって傷は塞がってたけど、流れ出た血までは戻らなくて貧血状態さ。支えてきた仲間も疲労困憊だったし、冒険者ギルドに助けを呼びに行くかどうか話をしてたんだよ」

 『回復』魔術は怪我を治しHPを回復するけれど、減った血液までは戻せない。
 貧血状態だとHPの自然回復率が落ちるので、怪我が治っていても危険な状態なのだ。

「そうだったんですね」
「よーしよーし、いやー可愛いなー。しっぽがフサフサだなー」
「わふー♪」

 わたしとアレコスさんが会話している間、カルロスさんはラケルをモフモフしていた。
 ハンバーガーを飲み込んで、アレコスさんが訊いてくる。

「そういえば採取以外の依頼ってなに? どこかのパーティに入ってダンジョン潜るの?」
「えっと……旅の商人さんを護衛する傭兵隊の食事係です」

 秘密にしろとは言われてないけれど、名前は伏せておこうかな。
 ロンバルディ商会は、かなり名を知られた豪商らしい。
 『闇夜の疾風』の食事係とはいうものの、ロンバルディ商会の人達にも食事を作るし、旅の間の報酬も護衛対象であるロンバルディ商会から出るのだ。

「葉菜花ちゃんの魔石ごはん美味しいもんなあ。良さそうな仕事だね、決まったの? 何日くらいの旅?」
「決まりました、明後日から八日間です」
「え」

 カルロスさんが悲痛な叫びを上げて、わたしを見つめた。
 アレコスさんが溜息をつく。

「……先輩、葉菜花ちゃんの使い魔のことすごく気に入っててね。昼間も会釈しかできなかったこと、すごく悔しがってた」

 ラケルのしっぽに呪いはかかってないけれど、魅了の効果はあるみたいです。
 今日の儲けは銅貨十枚でした。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

公爵家の半端者~悪役令嬢なんてやるよりも、隣国で冒険する方がいい~

石動なつめ
ファンタジー
半端者の公爵令嬢ベリル・ミスリルハンドは、王立学院の休日を利用して隣国のダンジョンに潜ったりと冒険者生活を満喫していた。 しかしある日、王様から『悪役令嬢役』を押し付けられる。何でも王妃様が最近悪役令嬢を主人公とした小説にはまっているのだとか。 冗談ではないと断りたいが権力には逆らえず、残念な演技力と棒読みで悪役令嬢役をこなしていく。 自分からは率先して何もする気はないベリルだったが、その『役』のせいでだんだんとおかしな状況になっていき……。 ※小説家になろうにも掲載しています。

【完結】伝説の悪役令嬢らしいので本編には出ないことにしました~執着も溺愛も婚約破棄も全部お断りします!~

イトカワジンカイ
恋愛
「目には目をおおおお!歯には歯をおおおお!」   どごおおおぉっ!! 5歳の時、イリア・トリステンは虐められていた少年をかばい、いじめっ子をぶっ飛ばした結果、少年からとある書物を渡され(以下、悪役令嬢テンプレなので略) ということで、自分は伝説の悪役令嬢であり、攻略対象の王太子と婚約すると断罪→死刑となることを知ったイリアは、「なら本編にでなやきゃいいじゃん!」的思考で、王家と関わらないことを決意する。 …だが何故か突然王家から婚約の決定通知がきてしまい、イリアは侯爵家からとんずらして辺境の魔術師ディボに押しかけて弟子になることにした。 それから12年…チートの魔力を持つイリアはその魔法と、トリステン家に伝わる気功を駆使して診療所を開き、平穏に暮らしていた。そこに王家からの使いが来て「不治の病に倒れた王太子の病気を治せ」との命令が下る。 泣く泣く王都へ戻ることになったイリアと旅に出たのは、幼馴染で兄弟子のカインと、王の使いで来たアイザック、女騎士のミレーヌ、そして以前イリアを助けてくれた騎士のリオ… 旅の途中では色々なトラブルに見舞われるがイリアはそれを拳で解決していく。一方で何故かリオから熱烈な求愛を受けて困惑するイリアだったが、果たしてリオの思惑とは? 更には何故か第一王子から執着され、なぜか溺愛され、さらには婚約破棄まで!? ジェットコースター人生のイリアは持ち前のチート魔力と前世での知識を用いてこの苦境から立ち直り、自分を断罪した人間に逆襲できるのか? 困難を力でねじ伏せるパワフル悪役令嬢の物語! ※地学の知識を織り交ぜますが若干正確ではなかったりもしますが多めに見てください… ※ゆるゆる設定ですがファンタジーということでご了承ください… ※小説家になろう様でも掲載しております ※イラストは湶リク様に描いていただきました

【完結】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。

氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。 私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。 「でも、白い結婚だったのよね……」 奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。 全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。 一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。 断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。

いじめられ続けた挙げ句、三回も婚約破棄された悪役令嬢は微笑みながら言った「女神の顔も三度まで」と

鳳ナナ
恋愛
伯爵令嬢アムネジアはいじめられていた。 令嬢から。子息から。婚約者の王子から。 それでも彼女はただ微笑を浮かべて、一切の抵抗をしなかった。 そんなある日、三回目の婚約破棄を宣言されたアムネジアは、閉じていた目を見開いて言った。 「――女神の顔も三度まで、という言葉をご存知ですか?」 その言葉を皮切りに、ついにアムネジアは本性を現し、夜会は女達の修羅場と化した。 「ああ、気持ち悪い」 「お黙りなさい! この泥棒猫が!」 「言いましたよね? 助けてやる代わりに、友達料金を払えって」 飛び交う罵倒に乱れ飛ぶワイングラス。 謀略渦巻く宮廷の中で、咲き誇るは一輪の悪の華。 ――出てくる令嬢、全員悪人。 ※小説家になろう様でも掲載しております。

【完結】五度の人生を不幸な出来事で幕を閉じた転生少女は、六度目の転生で幸せを掴みたい!

アノマロカリス
ファンタジー
「ノワール・エルティナス! 貴様とは婚約破棄だ!」 ノワール・エルティナス伯爵令嬢は、アクード・ベリヤル第三王子に婚約破棄を言い渡される。 理由を聞いたら、真実の相手は私では無く妹のメルティだという。 すると、アクードの背後からメルティが現れて、アクードに肩を抱かれてメルティが不敵な笑みを浮かべた。 「お姉様ったら可哀想! まぁ、お姉様より私の方が王子に相応しいという事よ!」 ノワールは、アクードの婚約者に相応しくする為に、様々な事を犠牲にして尽くしたというのに、こんな形で裏切られるとは思っていなくて、ショックで立ち崩れていた。 その時、頭の中にビジョンが浮かんできた。 最初の人生では、日本という国で淵東 黒樹(えんどう くろき)という女子高生で、ゲームやアニメ、ファンタジー小説好きなオタクだったが、学校の帰り道にトラックに刎ねられて死んだ人生。 2度目の人生は、異世界に転生して日本の知識を駆使して…魔女となって魔法や薬学を発展させたが、最後は魔女狩りによって命を落とした。 3度目の人生は、王国に使える女騎士だった。 幾度も国を救い、活躍をして行ったが…最後は王族によって魔物侵攻の盾に使われて死亡した。 4度目の人生は、聖女として国を守る為に活動したが… 魔王の供物として生贄にされて命を落とした。 5度目の人生は、城で王族に使えるメイドだった。 炊事・洗濯などを完璧にこなして様々な能力を駆使して、更には貴族の妻に抜擢されそうになったのだが…同期のメイドの嫉妬により捏造の罪をなすりつけられて処刑された。 そして6度目の現在、全ての前世での記憶が甦り… 「そうですか、では婚約破棄を快く受け入れます!」 そう言って、ノワールは城から出て行った。 5度による浮いた話もなく死んでしまった人生… 6度目には絶対に幸せになってみせる! そう誓って、家に帰ったのだが…? 一応恋愛として話を完結する予定ですが… 作品の内容が、思いっ切りファンタジー路線に行ってしまったので、ジャンルを恋愛からファンタジーに変更します。 今回はHOTランキングは最高9位でした。 皆様、有り難う御座います!

【完結】公女が死んだ、その後のこと

杜野秋人
恋愛
【第17回恋愛小説大賞 奨励賞受賞しました!】 「お母様……」 冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。 古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。 「言いつけを、守ります」 最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。 こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。 そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。 「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」 「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」 「くっ……、な、ならば蘇生させ」 「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」 「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」 「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」 「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」 「まっ、待て!話を」 「嫌ぁ〜!」 「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」 「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」 「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」 「くっ……!」 「なっ、譲位せよだと!?」 「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」 「おのれ、謀りおったか!」 「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」 ◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。 ◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛です。 ◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった? ◆作中の演出として自死のシーンがありますが、決して推奨し助長するものではありません。早まっちゃう前に然るべき窓口に一言相談を。 ◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、他作品とリンクする予定は特にありません。本作単品でお楽しみ頂けます。 ◆この作品は小説家になろうでも公開します。 ◆24/2/17、HOTランキング女性向け1位!?1位は初ですありがとうございます!

【完結】あなただけが特別ではない

仲村 嘉高
恋愛
お飾りの王妃が自室の窓から飛び降りた。 目覚めたら、死を選んだ原因の王子と初めて会ったお茶会の日だった。 王子との婚約を回避しようと頑張るが、なぜか周りの様子が前回と違い……?

記憶喪失になった嫌われ悪女は心を入れ替える事にした 

結城芙由奈 
ファンタジー
池で溺れて死にかけた私は意識を取り戻した時、全ての記憶を失っていた。それと同時に自分が周囲の人々から陰で悪女と呼ばれ、嫌われている事を知る。どうせ記憶喪失になったなら今から心を入れ替えて生きていこう。そして私はさらに衝撃の事実を知る事になる―。

処理中です...