恋という名の呪いのように

豆狸

文字の大きさ
上 下
8 / 10

第八話 大公殿下のお考え

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

この針を戻すから

豆狸
恋愛
だけど、また時計の針を戻してしまう。 期待して、裏切られて、絶対に自分は選ばれないのだと思い知らされたのに、それでも針を戻す。 決して自分を愛してくれないとわかっていても、愛する人が幸せになるまで何度でも── なろう様でも公開中です。

彼を愛したふたりの女

豆狸
恋愛
「エドアルド殿下が愛していらっしゃるのはドローレ様でしょう?」 「……彼女は死んだ」

夜会の夜の赤い夢

豆狸
恋愛
……どうして? どうしてフリオ様はそこまで私を疎んでいるの? バスキス伯爵家の財産以外、私にはなにひとつ価値がないというの? 涙を堪えて立ち去ろうとした私の体は、だれかにぶつかって止まった。そこには、燃える炎のような赤い髪の──

きっと明日も良い天気

豆狸
恋愛
「今日は良い天気ですね」 「そうですね。きっと……明日も良いお天気でしょうねえ」 なろう様でも公開中です。

たぶん貴方

豆狸
恋愛
悪いのは貴方。そして──

あの方はもういないのです。

豆狸
恋愛
楽しげに笑うその顔は、その身体が本物のエスタファドルのものだったときとはまるで違う。 だが、だれもがそれをバスラに恋をしたからだと思って受け入れていた。

愛は、これから

豆狸
恋愛
呪いだよ、とクリサフィスは呟くように言った。 「カシア嬢は呪われていたんだ」 「莫迦な。ヴァトラフォス大神官が違うと言っていたんだぞ? わかった。呪いは呪いでもあの女がフィズィを呪って返された呪いなんだろう?」

この願いが叶うなら

豆狸
恋愛
──お願いです。 どうか、あの人を守ってください。 私の大切な、愛しい愛しいあの人を。 なろう様でも公開中です。

処理中です...