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ダンジョンと改革

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 私達三人は第一ダンジョンに向かっている最近のフリー◯君はボディを金属で巻いたり溶かしてスプレーしたりして色付けして個性を上げてある。

 異世界金属も味わいが有る私の機は渋く全体をミスリルで覆い両脇にゴールドでマリィと入っている。名入りが流行ってるのだ。

 亜希子は私の反対でゴールド地にミスリルで名前を入れている。

 今回は瑞穂も連れて来た気分転換だ。木目を綺麗に出し焼印ネームだカッコイイぞ!

 「あと二分で到着する。」

 「「了解!」」

 「上空待機」

 「「了解!」」

 「サーチ……ここで間違いないわモンスターは穴からでていないわ。」

 「さぁ冒険開始よ!」

 「「おー!」」

 「瑞穂アンタなんでワンピースなのよ!コンバットスーツ有ったでしょう」

 「なんか面倒でラスボス、ドラゴンなんでしょうリリスちゃん一人で踏破出来るから。」

 「そうだけどダンジョンだよゲームでしか見たことの無いダンジョン!!ワクワクするでしょう。」

 「だけどさ、土管兄弟が初めからキラキラスターならヤル気出ないよね。」

 「まぁ確かに……」

 「じゃ私が後衛でサポートだね。」

 「いや後衛いらんしょ。」

 「じゃ横に並んでいく?」

 「いんじゃね。」

 「洞窟だね。」

 「「そだね。」」

 「行きますか?」

 「「おー!」」

 「真っ暗だぞゲームみたいに親切設定じゃないのね。あっスライムか?行け!亜希子!」

 「なんで私よ!」

 「お色気担当だから?」

 「私がかい!」

 スライムの攻撃!

 ベチョ!亜希子に体当たりして地面に落ちる。ベチョ!亜希子が踏みつける討伐完了。

 「なんか面倒だね。」

 「ダンジョンの奥に向かってデカいの打てば一掃出来んじね」

 「いいねやっちゃえ!」

 「良し行け瑞穂!」

 「私かい!」

 「「性女様お願いします。」」

 「よーし行くぜ!」

 ドゴーーーン!!!

 「あわわリキ込め過ぎ!」

 「しるか!見に行くよ。」

 「ゴーーール!!終わちゃったね。」

 「ダンジョンコアゲットだぜーー!!」

 「封印の宝玉も百ゲットだぜ!」

 「魔石も宝箱も無視しちゃったね。面倒だからいいっか。」

 「帰ろっか。」

 「「そだね。」」



 一フロア二十戸三階建て団地を十棟建てた
皆んなで手分けして内装、設備、家具などをコピペしていく。

 「おー早い今日中に完成するわ!」

 スゲーな魔法!団地の周りの道路も完成明日は食堂と大浴場の制作して引越しだな。

 「皆んな作業終了!片付けて帰る
ぞー!」

 <兄さん西の門に騎士団五十騎が到着、
開門を要求してます。>

 <レオナか、すぐに向かう。>

 「うわっ!!びっくりした!急に真後ろに立たないで下さいよ。」

 ゴメンゴメンと脇の間から手を差し込み胸を揉みしだく。ケシカラン大きさだ!

 「あんっ!兄さんまだ早いよ。」

 ドゴッ! ぎゃっ!

 地面に転がる洋一側頭部を狙撃されたようだ。

 「早く開けろ!我らをなんと心得るグズフ第一騎士団であるぞ!即刻門を開けろ!!」

 「え~だ~れ~。僕知らない~。」

 「ほぇ~!兄さんコリャ酷い騎士を騙る盗賊団だわ。」

 さっき揉みしだいた巨乳ちゃんが城壁の上から鑑定した結果である。

 あ~面倒くさい。レオナと二人で門の外へ転移する。

 「で、アンタ誰?ここに何のよう?」

 「口を慎め下郎!我らグズフ宰相閣下直属の騎士団である。控えよ!」

 先頭の斜め後ろにいる太鼓持ちが喚く。

 「グズフたら昨日王都で処刑されたゴミ?」

 「そだね。」

 「なっ!ケモノ風情が我らに口答えするとは死を持って償え!」

 太鼓持ちが馬から降り、剣を抜きながらレオナに近づく。

 すっと、洋一が立ち塞がる。

 「邪魔する貴様も死ねぇ!」

 騎士は洋一に目掛け剣を振り下ろす。

 が、洋一に剣の持ち手ごと握り潰され手首を毟りとられた。

 「ギャーーー!!」

 洋一が片方の腕を掴み上げ城壁に叩きつける。手足が変に曲がってる。

 ふらふら~と騎士に近づき顔面を鷲掴み持ち上げる。

 「おい、謝れよ。」

 「俺の家族に何言った?」

 ドガッ壁に頭を叩きつける。

 グェッ!

 「早く謝れよ。」

 ドガッ!騎士は動かなくなった。

 「謝れって言ってんだよ!!!」

 レオナが洋一の背中に抱きつく。

 「兄さんゴメン……ありがとう……」

 「僕こそゴメン……レオナ……嫌な思いさせてゴメンな。」

 「貴様ら騎士を手に掛けてただで済むと思うなよ!」

 気づくと武器を手にしたら騎士達に囲まれていた。奴らは殺気だっている!

 「兄さん見つけたよ。スゥスさん?瑞穂さん?を殺した三人!」

 「おーありがと、取り敢えず収納しておいてね。本人に聞いて教会に売るか。」

 洋一が威圧を込めて睨みつける。

 「なぁお前ら希代の聖女様を殺して生きて行けると思うか?」

 「グズフ一族とアブラミ一族は昨日王都で処刑されたしお前らには何にも無いぞ!」

 あっ行く所一つだけあったわ。

 「地獄に行きなっ!」

 「ふざけるな!!コイツらを殺し街も奪還する!!」

 「穴。」

 うわー!なんだコレ!落ちる落ちる!!

 縦横二十メートル深さ十メートルの穴に全員落とす。一秒で一日体感の黒い炎を三日間燃やし続ける悔い改める時間はたっぷり取ったからな。

 着火。小さな黒い炎が穴の中へゆっくりと飛んでいく。

 ウギャー!熱い熱い!助けてくれー!

 うるさいので蓋をしてあげた。穴の四隅に杭を立ててKEEP OUTの黄色テープをレオナと二人でグルグル巻きにして立て看板を立てた。

 グズフ騎士団処刑中!
 危険穴に近づくな!

 「帰るか?」

 「はい。」



 「えー!!お兄様のレンタル今日は中止なんですかー!」

 疲れたから寝るって……

 「実は兄さん……」

 「そんな事があったのですか。」

 「あたし、ちょっと行ってくる!」

 「あっレオナさん……」

 コンコン

 「レオナか開いてる」

 カチャ、兄さん、ドアから覗き込むレオナ

 背を向けてベットに横になっている

 「兄さん今日はありがと」

 「いやレオナ違う事考えちゃってな」

 「あたしも違う事考えた」

 「あたしレオナと言う名前しか無いけど今からあたしは……」

 「レオナ オーリ キムラになる!」

 「そして兄さんと本当の家族になる!」

 「……レオナ~!」

 洋一が振り向くと涙と鼻水てグチャグチャに成っていてレオナに抱きつく

 あ、服着替えたばかりなのに……

 レオナの胸元に顔を埋め泣き出す洋一。

 「レオナありがとレオナ本当に嬉しいよレオナ!」

 「レオナいい子や……グズッ」

 ナナちゃんが感動の涙を流す。

 食堂の大型モニターを全員が見て
貰い泣き、グジュグジュしてる。

 漸く泣き止んだ洋一

 「あっ、あっ、兄さん大好きー!
 イッちゃう!」

 「始まったよこの猿……」

 BYヒマリ
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