22 / 267
白い小さな花
しおりを挟む
家に帰り事の顛末を伝える。
「盗賊の頭みる?」
誰も返事をしないのでとりま出してみた。血だらけで手足がなく目が虚。だが確かに生きている。
「耳とか鼻とか目ん玉抉り出しても
いいよ死なんから……」
ニーナの手がピクンと動いた。
「やっちゃえ。やっちゃえー!スッキリしたら盗賊の記憶消して上げるから。」
つーとニーナの頬に涙が流れ笑顔で
答える。
「このままでいいです……。」
「そっか……分かった。」
チラッとテーブルを見るとポテチとか、チータラとかナッツの入ったチョコとか鶏の唐揚げとかカップアイスが散らばっている。
チラッとヒマリを見るが目を合わせようとしない。
さぁ!お風呂、お風呂とニーナ一家を押し出し部屋を出るヒマリ。その際。
「洋一さん覗いたらメッ!ですよ。」
僕は両膝を付き両手を床についた。ハーレムの人員をいっぱい増やそう!
そうすれば不良品に当たっても次の人が補填してくれる。そう決心する洋一であった。
翌朝、僕はばぁちゃんと朝食を作る。
ベーコンに目玉焼き、カップスープ、サラダ、トーストを用意する。
皆んなを起こす大音量のアラームが起動する。不機嫌な三人が食堂に集まる。何故かニーナは僕が買った上下の赤いジャージを着ている。?
さすが爆乳ニーナさん、ジャージのファスナーが閉まり切りません!悔しそうなヒマリさんが隣りに居ます。
ニーナさんジャージの下は白のTシャツ、大変お似合いですよ。
「おはよーございまーす!」
「おはよーございます。」
「それでは……」
「「「「「いただきまーす!」」」」」
「ジャムとかバターは好きに使ってね。飲み物もコーヒー、紅茶、牛乳、オレンジジュース、緑茶もあるでよ。好きに呑んで」
☆
「よーし準備万端、さぁ行こう!」
「「「行っていらっしゃいませ!」」」
ギルド前に転移する。ここからは歩きです。
僕は普段の戦闘服に黒のローブを羽織り右に改造エアガン、バレットM92改左にロングソードマジックバックは腰に装着してある。
ヒマリも迷彩柄の戦闘服にお洒落な白いローブ袖と裾に青地に金の刺繍されている。
更に身の丈もある大剣を背負ってる。右にはエアガン、デザートイーグルを改造したハンドガンを下げてる。左は大型のナイフが有る。ヒマリもマジックバックを腰に付けている。
街の中を歩いてると、前から獣人の男の子が走ってくる。まだ五、六歳くらいの子だ。
「おねーちゃん!これ上げる!」
小さい白い花が咲いている茎を五本束にして私に渡してくれる。
「ボク、ありがとうね。」
しゃがんで受け取り男の子に微笑む頭をなぜようと……
ドッガァーーーン!!
目の前の子供が爆発した。
ヒマリが貰った白い花が赤くなり、ヒマリの目の前も子供の血で赤く染まった。周りには子供の手や足や肉片などが散らばっていた。
うあぁー!!!うあぁー!!!
「殺してやる!殺してやる!みんな殺してやる。この世界ごとぶっ潰したやる!!」
ヒマリがキレた!当たりまえだ!俺もこの糞みたいな世界ぶっ壊してやる!!
「ヒマリ落ち着け!周りに居た糞虫どもは全員殺した。これを指示した糞虫を探し出して殺してやろう。」
洋一は血だらけのヒマリを抱きしめ耳元に何回も何回も何回もこの事を伝える。
ヒマリの硬くなった身体がほぐれるのを感じた。ヒマリが泣き止むまでじっと洋一は抱きしめていた。
僕達が男の子の亡骸を拾い集めていると近所の人達も出て来て拾い集めてくれた。
僕達が丁寧に頭を下げてお礼を言う。街の人達はそんなのはいいよと苦笑いして帰って行った。
洋一さんが街外れで火葬にしてくれた。一気に灰になり風に飛ばされて行く。
名前も知らない獣人の男の子……。私達が余計なことさえ、しなければあの子は死ななかっただろうか?
しかし洋一さんは違うという私には何が違うのかは分からないが、今やらなければ、ならない事がある。
「洋一さんギルマス取り出して。さっきのクズ達を見れば何か思い出すんじゃない。」
「……そうだね。」
クズの死体を並べて糞マスを取り出す。
「おい、コイツ等知っているか?」
糞マスの髪の毛を掴み上げクズどもを見せる。一瞬反応するが面倒なので頭を読み取る。あぁ、なるほどお前か!
「お前の使い道が決まった。せいぜい活躍してくれ。」
ゴミを収納しゴミ屋敷に向かう。
「盗賊の頭みる?」
誰も返事をしないのでとりま出してみた。血だらけで手足がなく目が虚。だが確かに生きている。
「耳とか鼻とか目ん玉抉り出しても
いいよ死なんから……」
ニーナの手がピクンと動いた。
「やっちゃえ。やっちゃえー!スッキリしたら盗賊の記憶消して上げるから。」
つーとニーナの頬に涙が流れ笑顔で
答える。
「このままでいいです……。」
「そっか……分かった。」
チラッとテーブルを見るとポテチとか、チータラとかナッツの入ったチョコとか鶏の唐揚げとかカップアイスが散らばっている。
チラッとヒマリを見るが目を合わせようとしない。
さぁ!お風呂、お風呂とニーナ一家を押し出し部屋を出るヒマリ。その際。
「洋一さん覗いたらメッ!ですよ。」
僕は両膝を付き両手を床についた。ハーレムの人員をいっぱい増やそう!
そうすれば不良品に当たっても次の人が補填してくれる。そう決心する洋一であった。
翌朝、僕はばぁちゃんと朝食を作る。
ベーコンに目玉焼き、カップスープ、サラダ、トーストを用意する。
皆んなを起こす大音量のアラームが起動する。不機嫌な三人が食堂に集まる。何故かニーナは僕が買った上下の赤いジャージを着ている。?
さすが爆乳ニーナさん、ジャージのファスナーが閉まり切りません!悔しそうなヒマリさんが隣りに居ます。
ニーナさんジャージの下は白のTシャツ、大変お似合いですよ。
「おはよーございまーす!」
「おはよーございます。」
「それでは……」
「「「「「いただきまーす!」」」」」
「ジャムとかバターは好きに使ってね。飲み物もコーヒー、紅茶、牛乳、オレンジジュース、緑茶もあるでよ。好きに呑んで」
☆
「よーし準備万端、さぁ行こう!」
「「「行っていらっしゃいませ!」」」
ギルド前に転移する。ここからは歩きです。
僕は普段の戦闘服に黒のローブを羽織り右に改造エアガン、バレットM92改左にロングソードマジックバックは腰に装着してある。
ヒマリも迷彩柄の戦闘服にお洒落な白いローブ袖と裾に青地に金の刺繍されている。
更に身の丈もある大剣を背負ってる。右にはエアガン、デザートイーグルを改造したハンドガンを下げてる。左は大型のナイフが有る。ヒマリもマジックバックを腰に付けている。
街の中を歩いてると、前から獣人の男の子が走ってくる。まだ五、六歳くらいの子だ。
「おねーちゃん!これ上げる!」
小さい白い花が咲いている茎を五本束にして私に渡してくれる。
「ボク、ありがとうね。」
しゃがんで受け取り男の子に微笑む頭をなぜようと……
ドッガァーーーン!!
目の前の子供が爆発した。
ヒマリが貰った白い花が赤くなり、ヒマリの目の前も子供の血で赤く染まった。周りには子供の手や足や肉片などが散らばっていた。
うあぁー!!!うあぁー!!!
「殺してやる!殺してやる!みんな殺してやる。この世界ごとぶっ潰したやる!!」
ヒマリがキレた!当たりまえだ!俺もこの糞みたいな世界ぶっ壊してやる!!
「ヒマリ落ち着け!周りに居た糞虫どもは全員殺した。これを指示した糞虫を探し出して殺してやろう。」
洋一は血だらけのヒマリを抱きしめ耳元に何回も何回も何回もこの事を伝える。
ヒマリの硬くなった身体がほぐれるのを感じた。ヒマリが泣き止むまでじっと洋一は抱きしめていた。
僕達が男の子の亡骸を拾い集めていると近所の人達も出て来て拾い集めてくれた。
僕達が丁寧に頭を下げてお礼を言う。街の人達はそんなのはいいよと苦笑いして帰って行った。
洋一さんが街外れで火葬にしてくれた。一気に灰になり風に飛ばされて行く。
名前も知らない獣人の男の子……。私達が余計なことさえ、しなければあの子は死ななかっただろうか?
しかし洋一さんは違うという私には何が違うのかは分からないが、今やらなければ、ならない事がある。
「洋一さんギルマス取り出して。さっきのクズ達を見れば何か思い出すんじゃない。」
「……そうだね。」
クズの死体を並べて糞マスを取り出す。
「おい、コイツ等知っているか?」
糞マスの髪の毛を掴み上げクズどもを見せる。一瞬反応するが面倒なので頭を読み取る。あぁ、なるほどお前か!
「お前の使い道が決まった。せいぜい活躍してくれ。」
ゴミを収納しゴミ屋敷に向かう。
4
お気に入りに追加
122
あなたにおすすめの小説
よくある婚約破棄なので
おのまとぺ
恋愛
ディアモンテ公爵家の令嬢ララが婚約を破棄された。
その噂は風に乗ってすぐにルーベ王国中に広がった。なんといっても相手は美男子と名高いフィルガルド王子。若い二人の結婚の日を国民は今か今かと夢見ていたのだ。
言葉数の少ない公爵令嬢が友人からの慰めに対して放った一言は、社交界に小さな波紋を呼ぶ。「災難だったわね」と声を掛けたアネット嬢にララが返した言葉は短かった。
「よくある婚約破棄なので」
・すれ違う二人をめぐる短い話
・前編は各自の証言になります
・後編は◆→ララ、◇→フィルガルド
・全25話完結
ポンコツ女子は異世界で甘やかされる(R18ルート)
三ツ矢美咲
ファンタジー
投稿済み同タイトル小説の、ifルート・アナザーエンド・R18エピソード集。
各話タイトルの章を本編で読むと、より楽しめるかも。
第?章は前知識不要。
基本的にエロエロ。
本編がちょいちょい小難しい分、こっちはアホな話も書く予定。
一旦中断!詳細は近況を!
【R18】両想いでいつもいちゃいちゃしてる幼馴染の勇者と魔王が性魔法の自習をする話
みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。
「両想いでいつもいちゃいちゃしてる幼馴染の勇者と魔王が初めてのエッチをする話」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/575414884/episode/3378453
の続きです。
ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで
拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら
みおな
恋愛
子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
幸せな人生を目指して
える
ファンタジー
不慮の事故にあいその生涯を終え異世界に転生したエルシア。
十八歳という若さで死んでしまった前世を持つ彼女は今度こそ幸せな人生を送ろうと努力する。
精霊や魔法ありの異世界ファンタジー。
婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた
cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。
お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。
婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。
過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。
ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。
婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。
明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。
「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。
そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。
茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。
幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。
「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?!
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
転生キッズの魔物研究所〜ほのぼの家族に溢れんばかりの愛情を受けスローライフを送っていたら規格外の子どもに育っていました〜
西園寺若葉
ファンタジー
高校生の涼太は交通事故で死んでしまったところを優しい神様達に助けられて、異世界に転生させて貰える事になった。
辺境伯家の末っ子のアクシアに転生した彼は色々な人に愛されながら、そこに住む色々な魔物や植物に興味を抱き、研究する気ままな生活を送る事になる。
兄がいるので悪役令嬢にはなりません〜苦労人外交官は鉄壁シスコンガードを突破したい〜
藤也いらいち
恋愛
無能王子の婚約者のラクシフォリア伯爵家令嬢、シャーロット。王子は典型的な無能ムーブの果てにシャーロットにあるはずのない罪を並べ立て婚約破棄を迫る。
__婚約破棄、大歓迎だ。
そこへ、視線で人手も殺せそうな眼をしながらも満面の笑顔のシャーロットの兄が王子を迎え撃った!
勝負は一瞬!王子は場外へ!
シスコン兄と無自覚ブラコン妹。
そして、シャーロットに思いを寄せつつ兄に邪魔をされ続ける外交官。妹が好きすぎる侯爵令嬢や商家の才女。
周りを巻き込み、巻き込まれ、果たして、彼らは恋愛と家族愛の違いを理解することができるのか!?
短編 兄がいるので悪役令嬢にはなりません を大幅加筆と修正して連載しています
カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる