私の目の前で繰り広げらる妻と甥の激しい情事、そして私は…

転生編

出発の日

母と姉、そして里帆さんが玄関で見送ってくれた。

東京駅から新幹線のグリーン車に乗った。思えば自由席に乗ったのは母の策略だったと気付いた。心地よい揺れで私はうとうとしていた

「ノンちゃん、いよいよね、大阪を過ぎてから乗車してくる車掌の美代子ちゃんからプロポーズがあるから、受け入れてね、あっ言っちゃった。いいよね、あの子の絶対的プロポーションはさすがのみなみも負けちゃう」

目が覚めると
「お客様、大阪から車掌を引き継いだ山名でございます」制服の下に隠れたダイナマイトバストが真っ先に目に入った
「お久しぶり」
「お久しぶりです」山名美代子は回りに視線を投げてから、私の唇を吸った。
「これ以上はもう」そう言って去って行った。彼女としては誰より先にマーキングをして起きたかったのかも知れない。

広島駅に着くと、みつきさん親子がホームで待っていてくれた
「お兄ちゃん」真っ先に駆け寄ってくる少女を抱き上げた
「お帰りなさい」みつきさんも嬉しそうだ。そんな私たちの横を制服姿の美代子さんが通り
「お姉ちゃん」腕の中のみいちゃんが声をかけた
「みいちゃん、夜ね」手を振って去って行った。

こうして旅立ちと同時に新しい家族に私は迎えられた