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転生編

合宿

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合宿の案内にはこうあった
「将来医療系の大学を目指すお子様を対象に、基礎学力と基礎体力を同時に鍛える合宿です。指導員は医学部在学中の女子学生となります」私が声を出して読むと
「みなみもそこに行ったことがあるけど、考え方がぐーんと変わるみたいよ」
「そうね、スポーツの授業が特に楽しくて、身体を動かすことと勉強って関連あるんだなって思えたの」姉は私のアナル攻撃がやんでほっとしているようだ。
「そうそう、指導員は美人ぞろいみたいよ~」母が楽しそうに言った

「青春を謳歌せよ」神様がそう言っていた。私は合宿を心待ちにしていた。

「いってらっしゃい」母にバグされて私はサロンバスに乗り込んだ
「よろしくお願いします」私が頭を下げると
「堅苦しい挨拶は抜きよ」弾けんばかりの元気な笑顔で三人の女性が迎えてくれた
「それでは、全員揃ったところで自己紹介タ~イム」リーダー格の女性が声を張り上げた。女性が三人と参加者は私と同年代の女子が三人と男子が私を含め三人だった
「わたしはミカで~す。東京女子○大の三年生です」リーダー格の女性が元気よく挨拶すると
「まなみです。○協医大の二年生です」
「ゆみかです。東京○科大の二年生です」
続いて女子たちが順に、ゆな、あい、みなと自己紹介し、男子はしょう、たける、そして私はノンと自己紹介をした。バスは相模湖方面に向かっていた。バスの中ではカラオケタイムとなり、「らいおんハート」や「love2000」などをみんなで歌い、和気あいあいとした雰囲気だった。私の両隣はリーダーのミカと同い年のあいだった。歌っているうちにふたりとも密着しながら楽しんだ。
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