私の目の前で繰り広げらる妻と甥の激しい情事、そして私は…

最終章（６年後）

旅は続く

翌朝チェックアウトを済ませると、１号線を西へと進んだ。名古屋に到着したのは午後２時近くになっていた。ホテルにチェックインして、名古屋駅近辺で名古屋メシを物色していると、前を行くメンヘラ姿の二人の女性を見つけ
「ちょっと声かけてみるね」そう言って妻は歩み寄った
「すいませ～ん」手を振って彼女たちに追いつくと声をかけた。私は２０メートル離れた位置で見守った。可愛いデザインの日傘をさした背の高い方の女性がチラチラと私に視線を向けていた

５分後、ゆめが戻って来た
「交渉成立、彼女たちはこれからSNSにアップする写真を撮影するみたいなの、夜に連絡くれるって、そうしたら一緒に夕食を彼女たちのお気に入りの店でとることになったわ」
「短時間ですごいね」
「女の子はまかせてよ」彼女はウインクした。それから私たちは、近くの店が名古屋メシを堪能し、駅の周りを観光し、ホテルへ戻った
「コンセプトカフェか～」部屋に着くとつぶやきながらスマホで何か調べている
「シャワー浴びるね」私はバスルームに向かうと
「わたしも一緒に入る～」妻が私にじゃれついてきた…