私の目の前で繰り広げらる妻と甥の激しい情事、そして私は…

それから２年後

戻らない日常

テレビ出演のおかげで早紀の第二弾写真集も売り切れ店が続出す人気となった。テレビ局の出演依頼も引っ切り無しに舞い込んでいるのだという。
「ママは外に出られなくなっちゃった」たけるからのメッセージが届いた。
「子供たちは預かるから遠くに緑してきたらどうだ」私は返信した
「そうだね、フロリダにでも行ってこようかな」たけるは大学の卒業旅行はアメリカ西海岸１か月の旅だった。早紀は寂しがっていたが、息子であり夫が一回り大きくなって戻ってくるのを心待ちにしていた。１か月後、たくましくなって戻ったたけるは現地に多くの友達を作ったのだと言った。私にだけはガールフレンドが５人出来たと言った。その中には３０代の実業家もいたようだ
「ミラが会いに来てほしいと毎週メールをよこすんだ」３０代の女性実業家ミラは飲食店を５店舗経営している聞いた
「早紀のことも歓迎してくれるのか」
「うん、バイだから」
「それなら、１か月くらい行ってきたらどうだ
「計画してみるよ」

翌週、たきると早紀はアメリカに向けて旅立った。その姿を週刊誌は捕えていた。
「人気の人妻、夫とバケイション」と見出しが躍って、サングラスをかけて腕を組んでターミナルに向かう早紀とたけるの姿が紙面を騒がせた

私は彼らの双子の娘を遊ばせながら、その週刊誌に目を通した。
「ねえ、由愛もアメリカ行きたいな」そんな私の背中に絡みつく由愛。
「そうだな、少し落ち着いたらね」私は娘といってもおかしくない妻の髪を撫でた