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1年後

貸出期間は落ち着かないたけると私

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早紀は貸し出されるといつ戻るかわからない。それが最初に決めたルールだった。首輪にリードをつけた早紀を春樹に手渡すと、私とたけるはいつも落ち着かない。異常な興奮状態が続く。それが刺激となって早紀の貸し出しをやめられないのだ。

「ママ、いつ帰ってくるのかな~」リビングのソファーに私とたけるは腰を下ろした
「そうだな。今回で最後だから…」私の唇にたけるの唇が重ねられた。すぐに舌が入ってくる。私は舌を絡め、たけるの下半身に手を伸ばした。すると愛する息子は激しく勃起していた。たけるの手が私の下半身をまさぐる。すると私も激しく勃起し始めた
「パパ、ただいま」玄関でみつきの声がした。私は何とか勃起をしずめ、玄関のドアチェーンを外しに行った。
「パパの顔が早く見たくて、早めに帰ってきちゃいました、ね~」腕に抱えた娘に話しかけるみつき、その後ろには義母の由美の姿があった。相変わらず気品の備わった美しさだ。さらにその後ろかは、由美と春樹の娘、みはるの姿があった。そしてその手は小さな女の子の手を握っていた。
「みなつ、ノンおじちゃんでちゅよ」17歳の母は1歳になりよちよち歩きをするようになった、戸籍上は父に当たる祖父の敏春との間に生まれた娘に話しかけていた
「おじちゃ」天使のような笑顔でみなつは私に手を振った
「みなつちゃん、いらっちゃ~い」たけるが遅れて出て来てみなつににこやかに手を振る
「たける~」みなつはたけるが大好きで、ひとりでたけるの元へ歩き出した。たけるはみなつを抱き上げた
「たける君、パパと何かしてたの」由美が声を潜めてはいるがその声は私にも届いた
「えへ、ばれちゃいました」作り笑いをするたける
「おい、そこは否定しろよ」私はあえへ口をはさんだ
「もう、パパとお兄ちゃんはほんとにエッチでちゅね~」みつきが娘に話しかけた
「ママがいなくて寂しいのよね。わたしも春樹がいなくて寂しいの。寂しい者同士、慰め合いましょう」由美はたけるにキスをした
「そうですね、そうしてくれると助かります」たけるはみなつを私に預け、由美の手を引いて自室に向かった
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