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その後の話2
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そんなある日、仕事をしていると突然お腹が痛くなり、踞る。
「リア!?大丈夫か!?産まれるのはもう少し先と聞いていたが??」
ニールは流石3人の父、落ち着いてはいるが、私の踞る様子に違和感を感じたよう。
「ニール、何か違うわ。双子に何かあったのかも」
私は額に汗をかきながらニールに運ばれモーラ医務官の所へ向かった。
「ふむ。腹の中で魔力暴走を起こしているな。結構不味いかもしれん。ニール、子供達を全員呼び寄せるのだ」
ニールは心配しながら子供達を医務室に呼び寄せた。
「「「お母様、死なないで!」」」
子供達は泣きながら部屋に入ってきた。子供達はお腹の変化にいち早く気づいていたみたい。
「ミレーユ、ライネル、マルクよく聞くのじゃ。お前達は光魔法を持っておる。全員で腹の子に魔法を掛けるのだ。だが、お前達はまだ魔力を上手く使いこなせていない。ニールが子供達の魔力の調整をするのだ。良いな?」
ニールが頷き、合図と共に光魔法を私のお腹に向けて流し始める。3人の歪な魔力をニールが上手く纏め、お腹の子達を包んでいく。
暫くするとお腹の痛みが徐々に無くなり、安堵に包まれる。
「リア、良かった。君が居なくなってしまったら僕は生きていけない」
ニールは泣き出しそうな顔をして抱きしめてくれた。
「リア君、もう大丈夫なようだな。今日はここでしっかり休んでいくのだ。それと、ニール、お前にも伝えておかねばな。先程体内で魔力暴走が起こった。本来なら母親共々助からん運命だったのはわかるな?
けれど、家族が協力して腹の子とリア君を助ける事は出来た。出来たのは良いのだが、私が鑑定をすると魔力暴走前とは子供達の魔力の質が変わったのだ。どうなっているか私も分からん。覚悟はしておいた方が良い」
モーラ医務官のその言葉に私はどうして良いか分からず涙が出る。ニールも動揺しているようだ。すると、話を聞いていたミレーユが
「お母様、私達は家族でしょう?今だって家族みんなで乗り越えたじゃない。なんとかなるわ!」
ミレーユの言葉に感動してしまう。
「そうね。私達は家族だもの。なんとかなるわ」
「そうだな。ミレーユもライネルもマルクも私も居る。大丈夫だ」
そしてその日は大事をとって医務室で私は一晩明かす事になった。
不思議な事に翌日から段々と私の魔力が足りなくなって居る事に気付く。それはニールも気付いたようで『大丈夫か?』と私のお腹に手を当てる。すると、不思議な事にニールの魔力がお腹に吸い込まれている。
私もニールも驚いて目を見開く。
「ニール、今、ニールの魔力を吸ったわ!?」
「あぁ、魔力が枯渇しているのか?でも、リアから魔力は入っているはずだが」
モーラ医務官に診て貰う。
「こんな症状は今まで見た事がない。まぁ、リア君もニールも魔力は膨大なのだから欲しがるだけ与えれば良い」
そうしてモーラ医務官の助言通り出産までの間、ニールは魔力をお腹に流し、たまにミレーユも手伝ってくれた。
臨月になり、いつ産まれても良い状態で私は侯爵家へと里帰りをする。もちろん子供を連れて。
お母様は『待っていました!』とばかりに私を心配してお腹に魔力を流してくれる。『私がおばあちゃんよ?』と。ニールのお義母様も毎日顔を出して(入り浸って)同じく魔力を入れてくれるの。
不思議だけど、モーラ医務官や他の人の魔力は弾いて受け付けないみたい。お腹の子供に与えられるのは近い家族だけの特権らしい。
お母様達は私達の魔力を必要としてくれているわ!と上機嫌。ニールはそんな母に不機嫌な様子。
「そういえば、ここ2、3日魔力を拒否されているのよね。そろそろなのかしら?」
お母様と話をしている間にギュッとお腹が痛み始めた。
「う、産まれそう。お母様っ」
ついに出産の痛みが。
お母様はニールに知らせを出し、私は産婆様と共に部屋へ入る。
・・・3時間後、ついに双子が産声と共にお腹から出てきた。
「元気な男の子と女の子です!」
産婆様は赤ん坊を抱えて家族の待つ部屋へと入った。そこで家族、いや、待っていた親戚一同が驚き目を見開いた。2人とも、属性が無い。それなのに漏れ出す魔力。家族達は大騒ぎ。
産婆様は『とりあえず、母親の元に子供達を』と部屋に連れ帰ってきた。私はぐったりしながらも子供達にお乳をあげる。
ん!?あれ?
子供達はお乳を飲みながら治癒魔法で私を回復させている!?
これには産婆様も私も驚愕。もしかして、属性無しというのは全ての属性が使えるのかもしれない。魔力量自体はミレーユより少ない感じはする。
後日、モーラ医務官に診てもらったが、魔力暴走で枯渇した魔力を家族達から取り込み、属性が混ぜ合わさったのではないかと結論付けられた。
ぷにぷにほっぺだ!と双子に悪戯したマルクを蔦で縛り上げる赤ちゃん。色々と先が思いやられる。
普通の貴族で有れば乳母に子育てを頼むのだけれど、我が家は魔力が高すぎるので侯爵家、公爵家を巻き込んで子育てに当る事になってしまった。大変申し訳ないわ。
けれど、お父様達は物凄く喜んでくれている。早く隠居して孫育てを楽しみたいとお兄様方に溢しているのだとか。
ミレーユを始めとして子供達は本当にみんなから愛されているわ。
私は本当に幸せです。
「リア!?大丈夫か!?産まれるのはもう少し先と聞いていたが??」
ニールは流石3人の父、落ち着いてはいるが、私の踞る様子に違和感を感じたよう。
「ニール、何か違うわ。双子に何かあったのかも」
私は額に汗をかきながらニールに運ばれモーラ医務官の所へ向かった。
「ふむ。腹の中で魔力暴走を起こしているな。結構不味いかもしれん。ニール、子供達を全員呼び寄せるのだ」
ニールは心配しながら子供達を医務室に呼び寄せた。
「「「お母様、死なないで!」」」
子供達は泣きながら部屋に入ってきた。子供達はお腹の変化にいち早く気づいていたみたい。
「ミレーユ、ライネル、マルクよく聞くのじゃ。お前達は光魔法を持っておる。全員で腹の子に魔法を掛けるのだ。だが、お前達はまだ魔力を上手く使いこなせていない。ニールが子供達の魔力の調整をするのだ。良いな?」
ニールが頷き、合図と共に光魔法を私のお腹に向けて流し始める。3人の歪な魔力をニールが上手く纏め、お腹の子達を包んでいく。
暫くするとお腹の痛みが徐々に無くなり、安堵に包まれる。
「リア、良かった。君が居なくなってしまったら僕は生きていけない」
ニールは泣き出しそうな顔をして抱きしめてくれた。
「リア君、もう大丈夫なようだな。今日はここでしっかり休んでいくのだ。それと、ニール、お前にも伝えておかねばな。先程体内で魔力暴走が起こった。本来なら母親共々助からん運命だったのはわかるな?
けれど、家族が協力して腹の子とリア君を助ける事は出来た。出来たのは良いのだが、私が鑑定をすると魔力暴走前とは子供達の魔力の質が変わったのだ。どうなっているか私も分からん。覚悟はしておいた方が良い」
モーラ医務官のその言葉に私はどうして良いか分からず涙が出る。ニールも動揺しているようだ。すると、話を聞いていたミレーユが
「お母様、私達は家族でしょう?今だって家族みんなで乗り越えたじゃない。なんとかなるわ!」
ミレーユの言葉に感動してしまう。
「そうね。私達は家族だもの。なんとかなるわ」
「そうだな。ミレーユもライネルもマルクも私も居る。大丈夫だ」
そしてその日は大事をとって医務室で私は一晩明かす事になった。
不思議な事に翌日から段々と私の魔力が足りなくなって居る事に気付く。それはニールも気付いたようで『大丈夫か?』と私のお腹に手を当てる。すると、不思議な事にニールの魔力がお腹に吸い込まれている。
私もニールも驚いて目を見開く。
「ニール、今、ニールの魔力を吸ったわ!?」
「あぁ、魔力が枯渇しているのか?でも、リアから魔力は入っているはずだが」
モーラ医務官に診て貰う。
「こんな症状は今まで見た事がない。まぁ、リア君もニールも魔力は膨大なのだから欲しがるだけ与えれば良い」
そうしてモーラ医務官の助言通り出産までの間、ニールは魔力をお腹に流し、たまにミレーユも手伝ってくれた。
臨月になり、いつ産まれても良い状態で私は侯爵家へと里帰りをする。もちろん子供を連れて。
お母様は『待っていました!』とばかりに私を心配してお腹に魔力を流してくれる。『私がおばあちゃんよ?』と。ニールのお義母様も毎日顔を出して(入り浸って)同じく魔力を入れてくれるの。
不思議だけど、モーラ医務官や他の人の魔力は弾いて受け付けないみたい。お腹の子供に与えられるのは近い家族だけの特権らしい。
お母様達は私達の魔力を必要としてくれているわ!と上機嫌。ニールはそんな母に不機嫌な様子。
「そういえば、ここ2、3日魔力を拒否されているのよね。そろそろなのかしら?」
お母様と話をしている間にギュッとお腹が痛み始めた。
「う、産まれそう。お母様っ」
ついに出産の痛みが。
お母様はニールに知らせを出し、私は産婆様と共に部屋へ入る。
・・・3時間後、ついに双子が産声と共にお腹から出てきた。
「元気な男の子と女の子です!」
産婆様は赤ん坊を抱えて家族の待つ部屋へと入った。そこで家族、いや、待っていた親戚一同が驚き目を見開いた。2人とも、属性が無い。それなのに漏れ出す魔力。家族達は大騒ぎ。
産婆様は『とりあえず、母親の元に子供達を』と部屋に連れ帰ってきた。私はぐったりしながらも子供達にお乳をあげる。
ん!?あれ?
子供達はお乳を飲みながら治癒魔法で私を回復させている!?
これには産婆様も私も驚愕。もしかして、属性無しというのは全ての属性が使えるのかもしれない。魔力量自体はミレーユより少ない感じはする。
後日、モーラ医務官に診てもらったが、魔力暴走で枯渇した魔力を家族達から取り込み、属性が混ぜ合わさったのではないかと結論付けられた。
ぷにぷにほっぺだ!と双子に悪戯したマルクを蔦で縛り上げる赤ちゃん。色々と先が思いやられる。
普通の貴族で有れば乳母に子育てを頼むのだけれど、我が家は魔力が高すぎるので侯爵家、公爵家を巻き込んで子育てに当る事になってしまった。大変申し訳ないわ。
けれど、お父様達は物凄く喜んでくれている。早く隠居して孫育てを楽しみたいとお兄様方に溢しているのだとか。
ミレーユを始めとして子供達は本当にみんなから愛されているわ。
私は本当に幸せです。
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