59 / 60
ラダン ifストーリー2
しおりを挟む
「もう時間が無いわ。カーレルは今、貴族達と会合に出ている。どうやら先日、シャロアちゃんに王女が暗殺を指示していたようなの。
元騎士達はエレゲン家に返り討ちにされたそうよ。
そして今、王女は暗殺指示を出していた事で我が家に嫁ぐ日を早めるか教会に送るかで揉めているらしいわ。ラダン、至急王女に連絡を取りなさい。
なんとしても王女を潰さねばなりません」
……シャロアを殺そうとした??
俺は怒りでどうにかなりそうだった。初めて王女を殺してやりたいとさえ思った。許すことは出来ない。
修道女になれば更生したと数年で王家に戻ってくるだろう。
絶対に許さない。
で、あればやはりゴダン男爵の正妻に収まって貰う方がいい。彼は裏切りに容赦はしないだろうからな。男爵本人も王女を伝手に王家の名と財産を狙っているのだから罪悪感を覚える事もない。
それから俺は王女に連絡を取った。
エリアーナ王女は監禁状態だといいながらも侍女が問題なく取り次いだ。『私の知り合いが商会を営んでおり、美しいエリアーナ王女に是非身につけてもらいたいと装飾品を持ってきますが良いでしょうか?』という内容。
王女はすぐに承諾した。
その辺り警戒心が薄いのはまだ幼いからだろうか?
まぁいい。俺はほくそ笑んだ。
翌日すぐにゴダン男爵は一張羅を来て王女の元に向かった。俺とゴダン男爵はすぐに王女の待つ部屋へ入る事ができた。
「ラダン様! 待っていたわ! 私の隣に座りなさい。で、今日は彼を連れてきたのね」
「はい。彼の名はフェルディナン・ゴダン。今彼の商会は王都で一、二を争う程の人気なんだそうです。
是非、エリアーナ王女様に取り次いで欲しいと言われたので今日は連れてきました」
彼はすぐに箱から宝石のちりばめられた腕輪を取り出して見せた。
「式典で見たエリアーナ王女様にインスピレーションを感じてすぐにこの腕輪を作らせたのです。
エリアーナ様は遠目で見た時に美しいと思いましたが、こうして間近でお会いするとより美しさが分かります。
あぁ、どうか私を下僕の一人としてお抱え下されば幸いです。どうか腕輪をお受け取り下さい」
彼の口から滑らかに出てくる言葉。感服せざるを得ない。
その後も男爵は王女を褒めた。
まんざらでもない様子で心を開いた後、『とある貴族から聞いたのですが』と前置きし、エリアーナ王女に話をする。
「現在貴族の会議でエリアーナ様の今後を話し合っていると聞きました。このままでは死ぬまで修道女として暮らすことになるようです。
こんなに美しい姫が修道女として枯れるなんて国の損害だ。本当に残念で仕方がありません」
ゴダン男爵は気落ちするように話をすると、エリアーナ王女は憤慨し、立ち上がった。
「どういう事!? 私が修道女!? 有り得ないわ!!!」
俺達はこの時を待っていた。俺は立ち上がり、王女の顔を自分の方に寄せた。その隙にゴダン男爵は自分のカップに薬を入れる。
「エリアーナ王女様、落ち着いて下さい。大丈夫です。大丈夫だからひとまずお茶でも飲んで」
ゴダン男爵はエリアーナ王女に薬入りのお茶を差し出した。
「えぇ、取り乱してしまったわ。ごめんなさい。そうね、一旦お茶でも飲んで落ち着くわ」
そう言って彼女はゴダン男爵からお茶を受け取った。
「あぁ、美しいエリアーナ様、隣に座っても?」
「えぇ、かまわないわ。ふふっ。嬉しいわね。美しい男が私の下僕になりたいだなんて」
王女に付いている侍女や護衛達はいつもの事なのでもはや何もいうつもりもない様子。
しばらく会話を続けていると、薬が聞いてきたようだ。
「ふふっ、嬉しいわ。少し熱くなってきたわ。フェルディナン、私にキスをしてちょうだい」
「構いませんよ?ですが侍女と護衛が五月蠅い様子ですが……?」
「どうせ私は修道女になるのでしょう? だったらこれくらい許されるわ。いつもしているのだし。貴方達、下がりなさい。これは命令よ!」
「「「かしこまりました」」」
王女は従者達を部屋から下がらせた。本当なら許されない事なのだが、王族からの命令は今も有効のため従うしかないのだ。俺とゴダン男爵は視線を合わせた。
「エリアーナ様、これはいけない。ドレスが苦しくありませんか? こちらで少し緩めて差し上げましょう」
「ゴダン、有難う。あぁっ、なんだかゴダンの手が暖かくて気持ちいわ。もっと触って欲しい」
ゴダン男爵は優しく王女をベッドまで運び、ドレスを脱がせるのを見届けた後、俺は部屋を出た。
部屋の外では心配そうに侍女がしている。
「あぁ、俺も追い出されてしまったよ。命令だから仕方がないな。……侍女だろう? そろそろ止めに入った方がいいんじゃないか?」
俺はわざと間をおいて声を掛けた。いつも王女の命令で待機していたが、俺の言葉で不安になった侍女はウロウロと扉の前で動き始めた。
そして王女の奇声で驚いた侍女と護衛は扉を開けることになった。
……後は言わずもがな。
ゴダン、ゴダンと彼を求めるエリアーナ王女を目撃する侍女や護衛。その異様さに近くにいた従者が気づき、王女の痴態を目撃し、陛下へと報告しに走り去ってしまった。
……ククッ。いい気味だ。日頃の行いだな。
決まりかけていた貴族達の会合はこれによりまた紛糾する事になったのは言うまでもない。
結局、王女はゴダン男爵に嫁ぐことが決定となった。幽閉されるよりは商会長の妻としてそれなりに裕福に暮らせるのだから良いだろう。
まぁ、愛人や跡取りの子供たちは既にいるから肩身は狭くなるだろうが。
元騎士達はエレゲン家に返り討ちにされたそうよ。
そして今、王女は暗殺指示を出していた事で我が家に嫁ぐ日を早めるか教会に送るかで揉めているらしいわ。ラダン、至急王女に連絡を取りなさい。
なんとしても王女を潰さねばなりません」
……シャロアを殺そうとした??
俺は怒りでどうにかなりそうだった。初めて王女を殺してやりたいとさえ思った。許すことは出来ない。
修道女になれば更生したと数年で王家に戻ってくるだろう。
絶対に許さない。
で、あればやはりゴダン男爵の正妻に収まって貰う方がいい。彼は裏切りに容赦はしないだろうからな。男爵本人も王女を伝手に王家の名と財産を狙っているのだから罪悪感を覚える事もない。
それから俺は王女に連絡を取った。
エリアーナ王女は監禁状態だといいながらも侍女が問題なく取り次いだ。『私の知り合いが商会を営んでおり、美しいエリアーナ王女に是非身につけてもらいたいと装飾品を持ってきますが良いでしょうか?』という内容。
王女はすぐに承諾した。
その辺り警戒心が薄いのはまだ幼いからだろうか?
まぁいい。俺はほくそ笑んだ。
翌日すぐにゴダン男爵は一張羅を来て王女の元に向かった。俺とゴダン男爵はすぐに王女の待つ部屋へ入る事ができた。
「ラダン様! 待っていたわ! 私の隣に座りなさい。で、今日は彼を連れてきたのね」
「はい。彼の名はフェルディナン・ゴダン。今彼の商会は王都で一、二を争う程の人気なんだそうです。
是非、エリアーナ王女様に取り次いで欲しいと言われたので今日は連れてきました」
彼はすぐに箱から宝石のちりばめられた腕輪を取り出して見せた。
「式典で見たエリアーナ王女様にインスピレーションを感じてすぐにこの腕輪を作らせたのです。
エリアーナ様は遠目で見た時に美しいと思いましたが、こうして間近でお会いするとより美しさが分かります。
あぁ、どうか私を下僕の一人としてお抱え下されば幸いです。どうか腕輪をお受け取り下さい」
彼の口から滑らかに出てくる言葉。感服せざるを得ない。
その後も男爵は王女を褒めた。
まんざらでもない様子で心を開いた後、『とある貴族から聞いたのですが』と前置きし、エリアーナ王女に話をする。
「現在貴族の会議でエリアーナ様の今後を話し合っていると聞きました。このままでは死ぬまで修道女として暮らすことになるようです。
こんなに美しい姫が修道女として枯れるなんて国の損害だ。本当に残念で仕方がありません」
ゴダン男爵は気落ちするように話をすると、エリアーナ王女は憤慨し、立ち上がった。
「どういう事!? 私が修道女!? 有り得ないわ!!!」
俺達はこの時を待っていた。俺は立ち上がり、王女の顔を自分の方に寄せた。その隙にゴダン男爵は自分のカップに薬を入れる。
「エリアーナ王女様、落ち着いて下さい。大丈夫です。大丈夫だからひとまずお茶でも飲んで」
ゴダン男爵はエリアーナ王女に薬入りのお茶を差し出した。
「えぇ、取り乱してしまったわ。ごめんなさい。そうね、一旦お茶でも飲んで落ち着くわ」
そう言って彼女はゴダン男爵からお茶を受け取った。
「あぁ、美しいエリアーナ様、隣に座っても?」
「えぇ、かまわないわ。ふふっ。嬉しいわね。美しい男が私の下僕になりたいだなんて」
王女に付いている侍女や護衛達はいつもの事なのでもはや何もいうつもりもない様子。
しばらく会話を続けていると、薬が聞いてきたようだ。
「ふふっ、嬉しいわ。少し熱くなってきたわ。フェルディナン、私にキスをしてちょうだい」
「構いませんよ?ですが侍女と護衛が五月蠅い様子ですが……?」
「どうせ私は修道女になるのでしょう? だったらこれくらい許されるわ。いつもしているのだし。貴方達、下がりなさい。これは命令よ!」
「「「かしこまりました」」」
王女は従者達を部屋から下がらせた。本当なら許されない事なのだが、王族からの命令は今も有効のため従うしかないのだ。俺とゴダン男爵は視線を合わせた。
「エリアーナ様、これはいけない。ドレスが苦しくありませんか? こちらで少し緩めて差し上げましょう」
「ゴダン、有難う。あぁっ、なんだかゴダンの手が暖かくて気持ちいわ。もっと触って欲しい」
ゴダン男爵は優しく王女をベッドまで運び、ドレスを脱がせるのを見届けた後、俺は部屋を出た。
部屋の外では心配そうに侍女がしている。
「あぁ、俺も追い出されてしまったよ。命令だから仕方がないな。……侍女だろう? そろそろ止めに入った方がいいんじゃないか?」
俺はわざと間をおいて声を掛けた。いつも王女の命令で待機していたが、俺の言葉で不安になった侍女はウロウロと扉の前で動き始めた。
そして王女の奇声で驚いた侍女と護衛は扉を開けることになった。
……後は言わずもがな。
ゴダン、ゴダンと彼を求めるエリアーナ王女を目撃する侍女や護衛。その異様さに近くにいた従者が気づき、王女の痴態を目撃し、陛下へと報告しに走り去ってしまった。
……ククッ。いい気味だ。日頃の行いだな。
決まりかけていた貴族達の会合はこれによりまた紛糾する事になったのは言うまでもない。
結局、王女はゴダン男爵に嫁ぐことが決定となった。幽閉されるよりは商会長の妻としてそれなりに裕福に暮らせるのだから良いだろう。
まぁ、愛人や跡取りの子供たちは既にいるから肩身は狭くなるだろうが。
134
お気に入りに追加
978
あなたにおすすめの小説
不憫な侯爵令嬢は、王子様に溺愛される。
猫宮乾
恋愛
再婚した父の元、継母に幽閉じみた生活を強いられていたマリーローズ(私)は、父が没した事を契機に、結婚して出ていくように迫られる。皆よりも遅く夜会デビューし、結婚相手を探していると、第一王子のフェンネル殿下が政略結婚の話を持ちかけてくる。他に行く場所もない上、自分の未来を切り開くべく、同意したマリーローズは、その後後宮入りし、正妃になるまでは婚約者として過ごす事に。その内に、フェンネルの優しさに触れ、溺愛され、幸せを見つけていく。※pixivにも掲載しております(あちらで完結済み)。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
王太子殿下が好きすぎてつきまとっていたら嫌われてしまったようなので、聖女もいることだし悪役令嬢の私は退散することにしました。
みゅー
恋愛
王太子殿下が好きすぎるキャロライン。好きだけど嫌われたくはない。そんな彼女の日課は、王太子殿下を見つめること。
いつも王太子殿下の行く先々に出没して王太子殿下を見つめていたが、ついにそんな生活が終わるときが来る。
聖女が現れたのだ。そして、さらにショックなことに、自分が乙女ゲームの世界に転生していてそこで悪役令嬢だったことを思い出す。
王太子殿下に嫌われたくはないキャロラインは、王太子殿下の前から姿を消すことにした。そんなお話です。
ちょっと切ないお話です。
大嫌いな幼馴染の皇太子殿下と婚姻させられたので、白い結婚をお願いいたしました
柴野
恋愛
「これは白い結婚ということにいたしましょう」
結婚初夜、そうお願いしたジェシカに、夫となる人は眉を顰めて答えた。
「……ああ、お前の好きにしろ」
婚約者だった隣国の王弟に別れを切り出され嫁ぎ先を失った公爵令嬢ジェシカ・スタンナードは、幼馴染でありながら、たいへん仲の悪かった皇太子ヒューパートと王命で婚姻させられた。
ヒューパート皇太子には陰ながら想っていた令嬢がいたのに、彼女は第二王子の婚約者になってしまったので長年婚約者を作っていなかったという噂がある。それだというのに王命で大嫌いなジェシカを娶ることになったのだ。
いくら政略結婚とはいえ、ヒューパートに抱かれるのは嫌だ。子供ができないという理由があれば離縁できると考えたジェシカは白い結婚を望み、ヒューパートもそれを受け入れた。
そのはず、だったのだが……?
離縁を望みながらも徐々に絆されていく公爵令嬢と、実は彼女のことが大好きで仕方ないツンデレ皇太子によるじれじれラブストーリー。
※こちらの作品は小説家になろうにも重複投稿しています。
姉の身代わりで冷酷な若公爵様に嫁ぐことになりましたが、初夜にも来ない彼なのに「このままでは妻に嫌われる……」と私に語りかけてきます。
夏
恋愛
姉の身代わりとして冷酷な獣と蔑称される公爵に嫁いだラシェル。
初夜には顔を出さず、干渉は必要ないと公爵に言われてしまうが、ある晩の日「姿を変えた」ラシェルはばったり酔った彼に遭遇する。
「このままでは、妻に嫌われる……」
本人、目の前にいますけど!?
【完結】令嬢は売られ、捨てられ、治療師として頑張ります。
まるねこ
ファンタジー
魔法が使えなかったせいで落ちこぼれ街道を突っ走り、伯爵家から売られたソフィ。
泣きっ面に蜂とはこの事、売られた先で魔物と出くわし、置いて逃げられる。
それでも挫けず平民として仕事を頑張るわ!
【手直しての再掲載です】
いつも通り、ふんわり設定です。
いつも悩んでおりますが、カテ変更しました。ファンタジーカップには参加しておりません。のんびりです。(*´꒳`*)
Copyright©︎2022-まるねこ
令嬢戦士と召喚獣〈1〉 〜 ワケあり侯爵令嬢ですがうっかり蛇の使い魔を召喚したところ王子に求婚される羽目になりました 〜
Elin
ファンタジー
【24/4/24 更新再開しました。】
人と召喚獣が共生して生きる国《神国アルゴン》。ブラッドリー侯爵家の令嬢ライラは婿探しのため引き籠もり生活を脱して成人の儀式へと臨む。
私の召喚獣は猫かしら?
それともウサギ?モルモット?
いいえ、蛇です。
しかもこの蛇、しゃべるんですが......。
前代未聞のしゃべる蛇に神殿は大パニック。しかも外で巨大キメラまで出現してもう大混乱。運良くその場にいた第二王子の活躍で事態は一旦収まるものの、後日蛇が強力なスキルの使い手だと判明したことをきっかけに引き籠もり令嬢の日常は一変する。
恋愛ありバトルあり、そして蛇あり。
『令嬢戦士と召喚獣』シリーズの序章、始まりはじまり。
÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷
『令嬢戦士と召喚獣』シリーズ
第一巻(完結済) シリーズ序章
https://www.alphapolis.co.jp/novel/841381876/415807748
第二巻(連載中) ※毎日更新
https://www.alphapolis.co.jp/novel/841381876/627853636
※R15作品ですが、一巻は導入巻となるためライトです。二巻以降で恋愛、バトル共に描写が増えます。少年少女漫画を超える表現はしませんが、苦手な方は閲覧お控えください。
※恋愛ファンタジーですがバトル要素も強く、ヒロイン自身も戦いそれなりに負傷します。一般的な令嬢作品とは異なりますためご注意ください。
÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷
【完結】伯爵の愛は狂い咲く
白雨 音
恋愛
十八歳になったアリシアは、兄の友人男爵子息のエリックに告白され、婚約した。
実家の商家を手伝い、友人にも恵まれ、アリシアの人生は充実し、順風満帆だった。
だが、町のカーニバルの夜、それを脅かす出来事が起こった。
仮面の男が「見つけた、エリーズ!」と、アリシアに熱く口付けたのだ!
そこから、アリシアの運命の歯車は狂い始めていく。
両親からエリックとの婚約を解消し、年の離れた伯爵に嫁ぐ様に勧められてしまう。
「結婚は愛した人とします!」と抗うアリシアだが、運命は彼女を嘲笑い、
その渦に巻き込んでいくのだった…
アリシアを恋人の生まれ変わりと信じる伯爵の執愛。
異世界恋愛、短編:本編(アリシア視点)前日譚(ユーグ視点)
《完結しました》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる