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水平線。
しおりを挟む私は時に思います。生きる事とはなんと苦しい事なんでしょうと。
けれど私は今日もまた目を覚まし、太陽や月、人や歌と共に生きています
そしてそれはまた、明日からもきっと繰り返される事でしょう。
それは途方もなく繰り返され、一月、一年、十年、と続き
やがて死が訪れても尚、私は少なからず誰かの記憶の中で
数日でも、一月でも、死ぬまでだって生きてゆくのです。
そうだとしてもやはり私は、生きる事が苦しいです。
恋をする事、人を心から愛す事、自分を愛する事、日々を好きになる事、
どれもこれも私には辛くてたまりません、
日々私は自分が生きることに向いていないんじゃないかと疑って止みません
だからこそに、思うことがあります。
私は私を、私を取り巻く全ての人に、ほんの少しでも、昨日より少しでも
やさしくなりたいと思うのです。
ありがとうと言えて、がんばったねといえて、大好きだと言えるように
今日も明日も遠くからではまるで変わったようには見えないかも知れませんが
少しでも揺れ動きいつしか遠くでそれを私がみた時に
日に反射する煌めきのひとつにでもなればいいなと
私は心ばかりに願うのです。
私は上手な夢は描けません、将来の目標なんて書けそうにもありません
けれど私は自分がありたい人間に関しては
少しばかりですが、心から描けるのです。
私にとってそれはひとつのやさしさかと思います。
人の数だけ見える水平線の距離は違うのですから。
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