底辺筆者の独り言 〜野々さくらの執筆奮闘記〜

初期のまとめ(考え方が変わっている可能性あり)

ライト文芸(書けるジャンル)

現在、執筆意欲が失くなり困っている野々さくら。

しかし、文章を書く習慣だけはつけておこうと決め、エッセイをひたすら書いている。




今回は執筆意欲を取り戻す為に、次書きたい作品の要約を書こうと思う。分野はライト文芸だ。



①「毒親」に育てられた男の子？女の子？が成長し、その境遇から強く生きる物語

②予期せぬ妊娠に戸惑いつつ、ひとり親になる女性の物語

③タイムリープを題材とした、主人公のやり直しの日々を描く物語





①「毒親」に育てられた男の子？女の子？が成長し、その境遇から強く生きる物語

偽装不倫を書いていて、主人公の夫が幼少期から虐待を受けていたと描写しており、「アダルトチルドレン」について勉強した。
今回は1エピソードとして描写したが、その話を幼少期からしっかり書き物語にしたいと感じた。
ただ、野々さくらが書きたいのは偽装不倫みたいな、「虐待を受けて育った主人公が、幼少期から大人になって結婚生活に悩むが、それを夫婦として乗り越えていく」物語。
正直、それはあまり人気にならないと思う。

そこで考えた。主人公を高校生ぐらいにして、恋愛寄りにしたら良いのではないか？偽装不倫でも高校生、大学生、社会人と書いており主人公との出会い、片思い、付き合いが上手くいかない展開を書いていた。
そこをメインに書けば読んでもらいやすいのではないか？

偽装不倫では書かなかったが、最後に親との和解まで書き、親は親なりに苦しんでいたと展開を書きたい。



しかしそれは無理だと気付いた。


来年はこうゆう話が書きたいと思っていた5月中旬、他作品を読んで気付く。既に上位作品であった……。
ちなみに良い話だった……。ファンになりました……。
おそらくこの作品が今年の大賞を獲り、書籍化するだろうと予想している。
そうなると二番煎じとなる。別に投稿に制限はないが、書籍化したいと思っているなら前年の大賞作品と同じ系統作品を投稿するのは可能性低いと予想している。



そしてこの作品を全て読ませてもらい思ったのは、物語の理由付けもしっかりしてあるし、しっかり青春してる、だった。


野々さくらは以前、「主人公は高校生ぐらいが良い」「青春ものが良い」と言っているが、この作品や他作品を読み青春ものは書けないと思う。なぜなら……。


「野々さくらがおばさんだからだ。」


ここで言うおばさんは年齢ではなく、頭の硬さや感情の話だ。30代以上の人でも頭が柔らかく、感情豊かな人は書けるだろうが、野々さくらは書けない。心がおばさんになっているからだ。


「学校生活」「部活」「友達関係」「恋愛」「嫉妬」などを忘れている。

よってあの頃の、「ドキドキ」「キラキラ」「モヤモヤ」は上手く描写出来ないと思う。

偽装不倫で1万字ぐらい、主人公と夫の高校生編を書いたがあれが限界、これ以上は書けなかったと思う。


だから高校生の恋愛中心に物語を書くのは難しい。もし書けても、読んで下さる方は「ドキドキ」も「キラキラ」も感じず、離脱されるだろう。

だから、もし書きたいなら高校生が主人公の話を読み込み、あの頃の感情や今時の高校生を学ぶ必要があると思う。


正直書きたかったが、大賞作品と被ると勝手に決めつけ悲しんでいる。


それぐらいその話が素晴らしく、読む人を惹きつけ、感動させ、トキメキさせ、高校生のカースト制度などをリアルを描いていた。




②予期せぬ妊娠に戸惑いつつ、ひとり親になる女性の物語

これは来年のエタニティ賞に応募しようと思っていたテーマだ。
しかし、以前からの書籍化作品を見る限りそんな要素は一切ないと感じた。

もしエタニティで書くなら、ひとり親として頑張る主人公を見染めた御曹司や幼馴染が主人公と結婚して子供と幸せになる展開。(その御曹司や幼馴染は父親ではない)

そして大事なのは「溺愛」。だから主人公を思い切り甘やかす展開になるだろう。


しかし、書きたいのは女性がひとり親として奮闘していく姿。男性が出てきて再婚の展開になるにしても、溺愛要素なしの三人で頑張るというほのぼの展開にしたい。

よってエタニティは無理だ……。あと、他作品がやはりすごい。あの中から選ばれる気は全くしない。


だから余計に、男性にはあまり頼らないひとり親の物語を書きたい。

しかし、今回の失敗から感じたのは、やはり話が重いだろう。


しかもこの話を書こうとすると、社会制度やひとり親制度などをしっかり調べないといけない。


「天使がくれた259日の時間」も死産届や役所手続き、火葬手続きなどを調べていた。

それは時間がかかり、間違えるリスクもある事から難しい題材とも言える。




③タイムリープを題材とした、主人公のやり直しの日々を描く物語

主人公は高校生。「ある事件」が起きた事から、その事件が起きないようにする為に幾度もタイムリープをして過去を修正しようとする話。

はい、そうです、去年の大賞作品に影響受けました！凄く良かった！

タイムリープの力も、高校生としてリアルな生活を送っているのも、青春も、恋愛も、最後の大どんでん返しもタグに偽りなしだった。

最後に真相が分かっていく描写に凄くドキドキワクワクした。

上位作品になるのは当然だし、大賞作品となり書籍化も納得だった！


編集者さんも評価していたけど、始まりのインパクトが凄かったと思う。それにより読者を離さなかったのだろう、次の展開も面白く読ませていったのだと思う。


今年の上位作品にもタイムリープを題材にしたテーマはあったが、別設定となっておりまた面白そうだと思っている。
次に読もうとしている。


しかし、やはり二番煎じにはなってしまう。書きたいなら、今年の上位作品みたいに設定をしっかり変え、別作品として上手く売り込まないといけないと感じた。






その他にも書きたい話はあるが、暗い題材が多く諦めている。
野々さくらはおばさんだからか、今回書いた「死産」や「予期せぬ妊娠」「虐待」などの、逆行から主人公が立ち直る話が好きで書きたいし読みたいのだが、やはりあまり人気はないなと思い直した。






そこで書きたい作品を書く為に考えたのは、テーマは好きなものを考え、主人公は高校生にし恋愛も絡む事にしたら良いのではないかという事だ。


①で書いた通り、テーマは「虐待の過去からの立ち直り」の話でも、主人公を高校生にして恋愛要素も入れたら、青春ものにもなるという発想だ。
野々さくらは恋愛ものを書くのも好きだ。メインでは書けないが、サブとしてなら書きたいと思うし、書いてて楽しい。
ただ、恋愛比率が高い話はあまり好きではない。メインが別にある上でサブに恋愛がある話が好きだ。
だから偽装不倫はどんどん違う話にいってしまったのだと思う。


テーマが二つ以上ある時は「比率を考える」。それが偽装不倫の反省点であり、今後物語を作る時の課題となる。




最後に考えるのはアルファポリスにこだわるのをやめるという事だ。
(アルファポリスのサイトで何言ってるんだ？)

やはりサイト特性や、会社の方針はあると思う。

野々さくらは恋愛大賞に「偽装不倫」をエントリーしてしまったが、アルファポリス側が欲しい作品は「異世界恋愛」とか「TLと呼ばれる大人の恋」がメインだと書籍化作品を見て気付いた。


だから「偽装不倫」みたいな人気ジャンルじゃないけど、「恋愛」として読まれるサイトや大賞をやっている場所はどこか考えた。
そして行き着いた先は、現実恋愛が人気のエブリスタ、そこで行われているコミック原作大賞となった。
野々さくらは書籍化よりコミカライズの方が夢だった為、希望と合っていたりもする。
まあ、そこも「TL」が人気なのだが、「偽装不倫」を投稿したらアルファポリスより読んでもらえ、やはりサイト特性に合わせるのは大事だと思った。

今後恋愛はエブリスタのコミック原作大賞に応募すると決めている。


ライト文芸も同じく、他のサイトを考えてみるのも一つ……と言いたいところなのだが、ライト文芸大賞をやっているサイトは少なく、気軽に参加出来る感じではないと思った。

新人賞はよほどの技術がいるし、狭き門だと聞いている。また、原稿用紙に書いて郵送としているのも多く、気軽にコピーして投稿とはいかない。

またWEB投稿が出来ても、未発表作品のみ(別サイトの投稿作品はダメ)とか、Word投稿のみとかもあり、気軽に投稿は出来ないと感じた。(野々さくらは執筆はスマホでしている)

賞を獲ったり、書籍化したらそのお金でノートパソコンを買いたいと願っているのだが、まあ一生無理だろう……。


そうゆう訳で、時間は有限、大賞開催も有限、チャンスも有限、と自身に言い聞かせ積極的に動きたいと思っている。

現に、「ある書籍化作家さん」は色々な所に投稿して落選して、それでも諦めずに粘って書き直しや新作を書いて、最後に賞を受賞し書籍化を勝ち取ったというのを最近知った。

勿論才能もあるが、相当の努力と不屈の精神があったと思う。


野々さくらも二作落選、三作落選予定に落ち込んでいる場合ではない。書かないといけないと思うのだった。