8 / 14
ジェットコースター
しおりを挟む
遊園地に友達とやってきた。
遊園地に来たらやっぱりジェットコースターに乗らないと。
話しがまとまりジェットコースターに乗ることになる。
長蛇の列を並び、遂に私たちが乗る番に。
シートベルト、安全バーを固定。
「皆さん、行ってらっしゃーい!」
店員さんの掛け声と共にジェットコースターが動きだす。
ガタガタガタ。
ジェットコースターがレールを登っていく。
ガタガタガタ。
頂上付近。
「あ、もう落ちる!」
「キャアー!」
ジェットコースターが一気に加速し、急降下。
身体が激しく左右に振られる。
凄まじい重力が身体にかかる。
ゴー!
ジェットコースターはレールをかけ抜ける。
その時、上から無数の塊が降って来た。
生首だ。
人間の生首が大量に降って来た。
「来た来た来た!」
ジェットコースターに乗っている人達は、生首に当たらないように動ける範囲で頭を動かす。
パコ!
私の後ろの席で鈍い音が。
血しぶきが私の席まで飛んできた。
どうやら降って来た生首が、後ろに乗っていた人の頭にぶつかり割れたらしい。
パコ!パコ!
前からも後ろからも音が聞こえる。
血しぶきが見える。
「けっこう死んだな!」
隣りに座っていた友達が大声でそう言った。
ガガガー!
ジェットコースターもラストスパート。
ループしたレールを上り、ジェットコースターはかけ抜ける。
ガタ!
ジェットコースターが逆さの状態になった瞬間。
「あー!!!」
隣りの席の友達が落ちていった。
ガタ!ガタ!
「うゎー!」
響く絶叫。
5~6人落ちただろうか。
前の席はずいぶん空いた。
後ろの席もガラガラだろう。
プシュー。
ジェットコースターが乗り場まで到着。
「なんとか生き残れたな...」
どうやら私は生きて帰って来れたようだ。
「おかえりなさーい!」
私に近づきながら、明るく声を掛けてくれる店員さん。
ブス。
頭に物凄い衝撃と激痛。
私は店員さんに、包丁で頭を刺されていた。
どうやら私は生きて帰って来れなかったようだ。
私は息絶えた。
遊園地に来たらやっぱりジェットコースターに乗らないと。
話しがまとまりジェットコースターに乗ることになる。
長蛇の列を並び、遂に私たちが乗る番に。
シートベルト、安全バーを固定。
「皆さん、行ってらっしゃーい!」
店員さんの掛け声と共にジェットコースターが動きだす。
ガタガタガタ。
ジェットコースターがレールを登っていく。
ガタガタガタ。
頂上付近。
「あ、もう落ちる!」
「キャアー!」
ジェットコースターが一気に加速し、急降下。
身体が激しく左右に振られる。
凄まじい重力が身体にかかる。
ゴー!
ジェットコースターはレールをかけ抜ける。
その時、上から無数の塊が降って来た。
生首だ。
人間の生首が大量に降って来た。
「来た来た来た!」
ジェットコースターに乗っている人達は、生首に当たらないように動ける範囲で頭を動かす。
パコ!
私の後ろの席で鈍い音が。
血しぶきが私の席まで飛んできた。
どうやら降って来た生首が、後ろに乗っていた人の頭にぶつかり割れたらしい。
パコ!パコ!
前からも後ろからも音が聞こえる。
血しぶきが見える。
「けっこう死んだな!」
隣りに座っていた友達が大声でそう言った。
ガガガー!
ジェットコースターもラストスパート。
ループしたレールを上り、ジェットコースターはかけ抜ける。
ガタ!
ジェットコースターが逆さの状態になった瞬間。
「あー!!!」
隣りの席の友達が落ちていった。
ガタ!ガタ!
「うゎー!」
響く絶叫。
5~6人落ちただろうか。
前の席はずいぶん空いた。
後ろの席もガラガラだろう。
プシュー。
ジェットコースターが乗り場まで到着。
「なんとか生き残れたな...」
どうやら私は生きて帰って来れたようだ。
「おかえりなさーい!」
私に近づきながら、明るく声を掛けてくれる店員さん。
ブス。
頭に物凄い衝撃と激痛。
私は店員さんに、包丁で頭を刺されていた。
どうやら私は生きて帰って来れなかったようだ。
私は息絶えた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる