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第三幕

『他所の子を叱れるかどうか?』なんてことで盛り上がってる人らがいるみたいだけど、『他所の子を叱れる』なんてのは、『他所の子を𠮟れる自分に酔

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『他所の子を叱れるかどうか?』なんてことで盛り上がってる人らがいるみたいだけど、『他所の子を叱れる』なんてのは、『他所の子を叱れる自分に酔ってる』だけだからね? ただの自己満足。意味がない。

『大人が子供を叱らなくなったから世の中が悪くなっていくんだ!』

とか言うかもしれないけど、あのね? クレーマーとか高齢者施設で職員に理不尽に怒鳴りつける入所者とかって、結局のところ<他所の子を叱る感覚>でやってるんじゃないの?

『物の道理を教えてやってるんだ!』

みたいなつもりでやってるんじゃないの? それが正しいことだっての?

私にはとてもそうは思えないんだけどなあ。

だいたい、そういうクレーマーとか高齢者施設で職員に理不尽に怒鳴りつける入所者自身がかつては、

『他所の大人から叱られた』

経験があったりするんじゃないの?

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