428 / 1,084
かつて<弱者>だった人間が<同情>とか<大きな声>を集めることで<強者の立場>を得て強者として振る舞い他人を虐げようとするのって、結局
しおりを挟む
かつて<弱者>だった人間が<同情>とか<大きな声>を集めることで<強者の立場>を得て強者として振る舞い他人を虐げようとするのって、結局、『強者は弱者を虐げていい』って考えに従ってるだけだよね。
とは、つい最近も触れたことだけど、再度触れておきたいと思う。
これで厄介なのが、同情とか大きな声を集めてる側が、それでも自分を<弱者>だと思ってることなんだろうね。自分は弱者で、自分を虐げようとしてる強者を相手に<正義の戦い>をしてるつもりだから、自らを省みようともしないんだよね。
人間の<悪い癖>だよ。自分を省みようとしないのはさ。
だけどね、たくさんの同情や大きな声は、それ自体が強大な力なんだ。そしてそういうのを味方につければそれはもう<強者>なんだよ。<大きな声>で自分に歯向かおうとする相手を社会的に叩き潰すことだってできてしまう、ね。
実際、それまで<虐げられてきた弱者>だったはずの存在が、<大きな声>で誰かを叩き潰してる事例が生じてるじゃん。
『気に入らない相手や歯向かってきた相手を叩き潰せる』
なんて、完全に<強者>だよね?
<弱者を虐げていいと考える強者の振る舞い>
だよね?
弱者だった時に虐げられてきたから、<大きな声>をいう力を得て、それで、
『やられたことをやり返してる』
だけだって?
いや、それがおかしいじゃん。
『弱者を虐げるな!』
って言いたいんでしょ? なのに、自分が力を得たら、途端に強者として、自分より弱い相手を虐げるの?
『相手に勝てる』ってのはもう、<弱者>じゃないよ? 勝てなかったから弱者だったんでしょ? 勝てるならそれはもう弱者じゃないって。
ましてや、
<他人を社会的に潰したりできる弱者>
って、いやいや、おかしいでしょ? それができる時点でもう<強者>だってばさ。
少なくとも<弱者>ではない。
学校でも、マスコミに情報を流したり教育委員会に訴えたりして『教師を潰せる』のなら、ぜんぜん、弱者じゃないよね。生徒は。
まあ、今でも、内申とかを盾に生徒を脅す教師もいるのかもだけど、生徒や保護者に潰される教師がいるんだったら、もう、互いに相手を潰せる手段を持ってるってことで、ある意味、<互角>じゃん。
だからこそ私は、『強者は弱者を虐げていい』って考え方を肯定しないんだよ。その考え方をしないからこそ、子供達を虐げようとは思わなかった。虐げてこなかった。
私もダンナもそれをしなかったから、子供達も、自分より弱い相手を虐げようっていう発想がないんだよ。
とは、つい最近も触れたことだけど、再度触れておきたいと思う。
これで厄介なのが、同情とか大きな声を集めてる側が、それでも自分を<弱者>だと思ってることなんだろうね。自分は弱者で、自分を虐げようとしてる強者を相手に<正義の戦い>をしてるつもりだから、自らを省みようともしないんだよね。
人間の<悪い癖>だよ。自分を省みようとしないのはさ。
だけどね、たくさんの同情や大きな声は、それ自体が強大な力なんだ。そしてそういうのを味方につければそれはもう<強者>なんだよ。<大きな声>で自分に歯向かおうとする相手を社会的に叩き潰すことだってできてしまう、ね。
実際、それまで<虐げられてきた弱者>だったはずの存在が、<大きな声>で誰かを叩き潰してる事例が生じてるじゃん。
『気に入らない相手や歯向かってきた相手を叩き潰せる』
なんて、完全に<強者>だよね?
<弱者を虐げていいと考える強者の振る舞い>
だよね?
弱者だった時に虐げられてきたから、<大きな声>をいう力を得て、それで、
『やられたことをやり返してる』
だけだって?
いや、それがおかしいじゃん。
『弱者を虐げるな!』
って言いたいんでしょ? なのに、自分が力を得たら、途端に強者として、自分より弱い相手を虐げるの?
『相手に勝てる』ってのはもう、<弱者>じゃないよ? 勝てなかったから弱者だったんでしょ? 勝てるならそれはもう弱者じゃないって。
ましてや、
<他人を社会的に潰したりできる弱者>
って、いやいや、おかしいでしょ? それができる時点でもう<強者>だってばさ。
少なくとも<弱者>ではない。
学校でも、マスコミに情報を流したり教育委員会に訴えたりして『教師を潰せる』のなら、ぜんぜん、弱者じゃないよね。生徒は。
まあ、今でも、内申とかを盾に生徒を脅す教師もいるのかもだけど、生徒や保護者に潰される教師がいるんだったら、もう、互いに相手を潰せる手段を持ってるってことで、ある意味、<互角>じゃん。
だからこそ私は、『強者は弱者を虐げていい』って考え方を肯定しないんだよ。その考え方をしないからこそ、子供達を虐げようとは思わなかった。虐げてこなかった。
私もダンナもそれをしなかったから、子供達も、自分より弱い相手を虐げようっていう発想がないんだよ。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧桜 汐香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
イケメン歯科医の日常
moa
キャラ文芸
堺 大雅(さかい たいが)28歳。
親の医院、堺歯科医院で歯科医として働いている。
イケメンで笑顔が素敵な歯科医として近所では有名。
しかし彼には裏の顔が…
歯科医のリアルな日常を超短編小説で書いてみました。
※治療の描写や痛い描写もあるので苦手な方はご遠慮頂きますようよろしくお願いします。
後宮にて、あなたを想う
じじ
キャラ文芸
真国の皇后として後宮に迎え入れられた蔡怜。美しく優しげな容姿と穏やかな物言いで、一見人当たりよく見える彼女だが、実は後宮なんて面倒なところに来たくなかった、という邪魔くさがり屋。
家柄のせいでら渋々嫁がざるを得なかった蔡怜が少しでも、自分の生活を穏やかに暮らすため、嫌々ながらも後宮のトラブルを解決します!
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる