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自分の子供が余所の子をイジメるなんてことを放置してるような親がどんなご立派なことを口にしてたって、何の価値も感じない。『偉そうなこと言う前に

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『あいつムカつくからシカトしようぜ』

とか、他人に同調を求めるのはなんで? 気に入らない、波長が合わない、そんな相手がいるなら別に無理して合わせる必要ないと思うけど、それは、『あいつムカつくからシカトしようぜ』とか同調を求めてくる人に対しても言えることだよ?

私は、そんなことを求めてくる相手こそがムカつくからスルーしてきた。そしたらクラスで孤立してたけど、小説を読んでられたら幸せだったから、カラオケとかゲーセンとかに誘われたりしなくて済んだのは、むしろありがたかったよ。

陰口言ってるのもいただろうけど、どうでもよかった。他人とつるんで同調することでしか自我を保てないようなのには興味もなかったしさ。自立とか自主性とか言う割にはいっつも他人の目とか評価とかを気にしてんの。それのどこが<自立>だって? <自主性>だって? ただの道化じゃん。

でも、そうやって他人と同調することでしか生きられないのなら、それはそれで好きにしたらいいよ。そうじゃない人間を巻き込まないでいてくれるならね。

そんなわけで、『あいつムカつくからシカトしようぜ』とか言われたって聞き入れなかった。まあ、あの頃の私は、そもそも誰とも積極的に関わろうとはしてなかったけどさ。

<他人からの評価でしか自分の価値を測れない人間>

なんてそれこそ興味もなかったよ。だからイジメなんかにも参加しなかった。助けもしなかったけど。

だって当時の私にできることなんて何もなかったし。

てか、未熟な子供に好き勝手に対応させるから<イジメ>なんてことが起こるんでしょうが。イジメられる側に何かの問題行動があったって、それに対処すべきは大人であって、対処法も知らなきゃなんのノウハウもない権限もないただの子供に、

<問題行動への対処>

なんてやらせる方がどうかしてる。ただの<大人の怠慢>じゃん。

だから私はこれまでにも、

『自分の子供にイジメなんかやらせない』

って言ってきたの。自分の子供が余所の子をイジメるなんてことを放置してるような親がどんなご立派なことを口にしてたって、何の価値も感じない。

『偉そうなこと言う前に自分の子供と向き合ったらどうなの?』

としか思わない。

余所の子が何か問題行動を起こしてたって、その対処を私の子供達に丸投げしたりはしないよ。だって、問題行動に対処するための知識も経験もまだ身に付けてないし、権限だって持ち合わせてないんだから。

ましてや大人が対応できないようなことを子供にやらせる神経が理解できないよ。

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