12 / 1,033
いちいち本気でキレる
しおりを挟む
ただ、どうにも納得いかない<難癖>の一つが、
『フィクションのキャラの行動や振る舞いにいちいち本気でキレる』
ってやつ。
そういうのを見るとつくづく、
『世の中の全てが自分の思い通りにならないと気が済まない』
人なんだろうなって思う。
だって、フィクションの中のキャラだよ? 現実に存在しないんだよ? それがどういう振る舞いしようと別にムキになる必要ないじゃん。現実に何か被害が生じるわけじゃなし。
フィクションのキャラに本気でキレる人って、たぶん、生き難いだろうなって心底思うよ。
なにしろ現実に存在しない相手にキレ倒すんだから、それこそ現実に存在する人間とか相手だと、いつかマジで殺しちゃうんじゃないの? って感じる。
私は、自分の子供達にはそういう人になってほしくない。現実とフィクションとはちゃんと区別できる人になってほしい。
まあ、今のところしっかり分かってくれてるけどさ。
アニメとかドラマとか見てても、すんごいムカつくタイプのキャラが出てきても、
「うっわ、ムカつく~っ!」
「ありえね~!」
「許せない!」
とか言ってても、ホントその場だけなんだよ。ネットとかでまでキレ倒したりしないし、ましてやいつまでも引きずったり現実でそれを理由にイライラしたりしないんだ。
現実とフィクションをしっかりと区別してるからね。
フィクションのキャラが何をやってても、それは現実にはならないからさ。
どうしてたかがフィクションの中のことを現実にまで持ち出してイライラしてんだろうって思う。
私は、自分の子供達がイライラしてたら放っておかないよ。だってそういうのが積み重なると他人に八つ当たりするんだって知ってるし。
自分の子供がイライラしてるのを放ってる親って、何してるんだろうってすごく思う。
仕事が忙しい?
家事が忙しい?
それ、うちも同じだけどなあ。
でも、それを理由に放っておいたりしないよ?
って、こういうこと言うと、
『マウント取られた!!』
とか言ってキレる人がいるんだよねえ。
ってか、
『マウント取られた』
なんて感じるのって、それ、自分で自分を『相手より下』って見做してるってことだと思うんだけど? だから腹立つんでしょ?
どっちが上とか下とか考えなかったら、そもそも<マウント>とかっていう発想も思い付かない気がするんだよね。
まあとにかく私は、
『この世の全てが自分の思い通りにならないと気が済まない』
人の言うことはそれこそ右から左に受け流すことにしてる。
だってさあ、そういう風に『この世の全てが自分の思い通りにならないと気が済まない』人自身が、他人の思い通りになってくれないじゃん。
『自分は他人の思い通りになりたくないけど、自分以外のものは全て自分の思い通りになってほしい』
なんて、ただの我儘だしさ。
『フィクションのキャラの行動や振る舞いにいちいち本気でキレる』
ってやつ。
そういうのを見るとつくづく、
『世の中の全てが自分の思い通りにならないと気が済まない』
人なんだろうなって思う。
だって、フィクションの中のキャラだよ? 現実に存在しないんだよ? それがどういう振る舞いしようと別にムキになる必要ないじゃん。現実に何か被害が生じるわけじゃなし。
フィクションのキャラに本気でキレる人って、たぶん、生き難いだろうなって心底思うよ。
なにしろ現実に存在しない相手にキレ倒すんだから、それこそ現実に存在する人間とか相手だと、いつかマジで殺しちゃうんじゃないの? って感じる。
私は、自分の子供達にはそういう人になってほしくない。現実とフィクションとはちゃんと区別できる人になってほしい。
まあ、今のところしっかり分かってくれてるけどさ。
アニメとかドラマとか見てても、すんごいムカつくタイプのキャラが出てきても、
「うっわ、ムカつく~っ!」
「ありえね~!」
「許せない!」
とか言ってても、ホントその場だけなんだよ。ネットとかでまでキレ倒したりしないし、ましてやいつまでも引きずったり現実でそれを理由にイライラしたりしないんだ。
現実とフィクションをしっかりと区別してるからね。
フィクションのキャラが何をやってても、それは現実にはならないからさ。
どうしてたかがフィクションの中のことを現実にまで持ち出してイライラしてんだろうって思う。
私は、自分の子供達がイライラしてたら放っておかないよ。だってそういうのが積み重なると他人に八つ当たりするんだって知ってるし。
自分の子供がイライラしてるのを放ってる親って、何してるんだろうってすごく思う。
仕事が忙しい?
家事が忙しい?
それ、うちも同じだけどなあ。
でも、それを理由に放っておいたりしないよ?
って、こういうこと言うと、
『マウント取られた!!』
とか言ってキレる人がいるんだよねえ。
ってか、
『マウント取られた』
なんて感じるのって、それ、自分で自分を『相手より下』って見做してるってことだと思うんだけど? だから腹立つんでしょ?
どっちが上とか下とか考えなかったら、そもそも<マウント>とかっていう発想も思い付かない気がするんだよね。
まあとにかく私は、
『この世の全てが自分の思い通りにならないと気が済まない』
人の言うことはそれこそ右から左に受け流すことにしてる。
だってさあ、そういう風に『この世の全てが自分の思い通りにならないと気が済まない』人自身が、他人の思い通りになってくれないじゃん。
『自分は他人の思い通りになりたくないけど、自分以外のものは全て自分の思い通りになってほしい』
なんて、ただの我儘だしさ。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
義妹と一緒になり邪魔者扱いしてきた婚約者は…私の家出により、罰を受ける事になりました。
coco
恋愛
可愛い義妹と一緒になり、私を邪魔者扱いする婚約者。
耐えきれなくなった私は、ついに家出を決意するが…?
俺の幼馴染がエロ可愛すぎてヤバい。
ゆきゆめ
キャラ文芸
「お〇ん〇ん様、今日もお元気ですね♡」
俺・浅間紘(あさまひろ)の朝は幼馴染の藤咲雪(ふじさきゆき)が俺の朝〇ちしたムスコとお喋りをしているのを目撃することから始まる。
何を言っているか分からないと思うが安心してくれ。俺も全くもってわからない。
わかることと言えばただひとつ。
それは、俺の幼馴染は最高にエロ可愛いってこと。
毎日毎日、雪(ゆき)にあれやこれやと弄られまくるのは疲れるけれど、なんやかんや楽しくもあって。
そしてやっぱり思うことは、俺の幼馴染は最高にエロ可愛いということ。
これはたぶん、ツッコミ待ちで弄りたがりやの幼馴染と、そんな彼女に振り回されまくりでツッコミまくりな俺の、青春やラブがあったりなかったりもする感じの日常コメディだ。(ツッコミはえっちな言葉ではないです)
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
【完結】私は悪い父と母の、娘だった。かつてのお人形は救われたのでしょうか?
BBやっこ
大衆娯楽
以前とガラっと変わった生活。
わたしは、パパとママの隠していたお人形を見た。
店の倉庫、奥の部屋。代わって祭事に出席してあげると、わたしは健康で過ごせるんだって。
お人形を投げて、倒すのもワザワイを払うためでパパとママがやってた。
秘密にしないといけないお人形。悪いものを代わってもらえて、わたしたちは幸せになる。
…そう教わったとおりではなかったと分かったのは成長してからだった。※序盤、むなくそ悪い展開注意
前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に二週目の人生を頑張ります
京衛武百十
ファンタジー
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる