お気に入りに追加
178
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(5件)
あなたにおすすめの小説
前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に二週目の人生を頑張ります
京衛武百十
ファンタジー
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
精霊のジレンマ
さんが
ファンタジー
普通の社会人だったはずだが、気が付けば異世界にいた。アシスという精霊と魔法が存在する世界。しかし異世界転移した、瞬間に消滅しそうになる。存在を否定されるかのように。
そこに精霊が自らを犠牲にして、主人公の命を助ける。居ても居なくても変わらない、誰も覚えてもいない存在。でも、何故か精霊達が助けてくれる。
自分の存在とは何なんだ?
主人公と精霊達や仲間達との旅で、この世界の隠された秘密が解き明かされていく。
小説家になろうでも投稿しています。また閑話も投稿していますので興味ある方は、そちらも宜しくお願いします。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
元おっさんの幼馴染育成計画
みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
おもしろい!
お気に入りに登録しました~
毎度お騒がせします。
じっくりと読み進んで今は260話。
「怪獣」対「ロボ子No.4」が終わって、再度、「家族模様/人生/死」。
気がついてみれば当たり前ですし今さら感もありますが、
出産にもバトルにも機械についてでも、そのテーマが薫りますねぇ。
そう思ったら重みが増しました。
感想からお気づきと思いますが、ここまではSF視点が中心だったので。
つまり、SFとして+ニンゲン物として、一粒で二度美味しい感じです。
SFとして読むと透明を中心としたここ数エピソードからは、
アシモフの「我はロボット」を読んで感じたような
「ニンゲンを護るための矛盾」の面白さがせつない、、、みたいな。
小説だから表現できる/読み取れる楽しさ(満足感?)をもらいました。
また読み進んだら、勝手な感想を書くと思いますが、
切り捨てるか、ご寛恕くださいませ。
いつも丁寧な執筆と更新をありがとうございます( ◠‿◠ )
通知を見逃しており、承認が遅れまして申し訳ございません。
商業誌に数回、小説が掲載されたことがあるとはいえ、結局はプロにはなれなかった私の拙い作品を楽しんでいただけたのであれば、光栄の至りです。
ただ、商業誌に掲載された際に挿絵を担当してくださった方が、先日、夭逝なさったとのことで、改めて生と死について考えさせられました。
私自身、妻をガンで亡くし、妻の分まで子供達と向き合わなければと今日までやってきましたが、つくづく、死は日常に溢れているのだと実感します。
ゆえに、死を持たない<ロボット>という存在が人間にとってどうあるべきなのかも、考えてしまいますね。
毎度お世話になっております。相変わらず楽しんでいます。
今125話です。まだ家庭内外含む生態系SFのテイストですね。
哲学感はとくに感じませんが、これからですかね。
前回のご返信をいただいての現時点の個人的/感性的考察ですが、突きつめていくと生態系と家庭ってどっちも自分と他者の有り様なので、この作品はカテゴリ通りのファンタジージャンルとも、SFとも、教訓的エピソードとも言えるかと。
いずれにしても、まだまだ興味深く読ませていただくので、当面追いつけないような執筆を応援していますp(^_^)q
いつも全力のご返信、ありがとうございます!
その辺りですとまだ子供達に振り回されていることの方が多く、主人公が自らの内面やエゴと向き合って彼なりの答を自力で導き出そうと延々と思考を続ける段階には至っていないでしょうか。
ただ、嫌でも『人間とは何か?』『何をもって人間とするか?』『<自分>とは何か?』を考えさせられる出逢いがその後にあります。