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王の恋
第8話
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猫の王レオンとオオカミの王ルークの魔法と魔法の戦いは激しい戦いなりその後、悲劇が起きた。
レオンとルークが放った光線がぶつかり剛志の前に落ちると光線の爆発に巻き込まれ横向きに倒れた。
「剛志君!」
「剛志!」
同時に剛志に目を向けたレオンとルークは戦いを止め剛志に近づいた。
そしてレオンが剛志の身体に触れようとしたその時、レオンとルークの前から剛志が消えた。
「消えた」
レオンとルークが驚くなか全裸姿の剛志は森林の中で仰向けで倒れていた。
そこへ左右の瞳が黒で髪と上下の服が黄色の人間、レオが現れた。
「剛志、このまま俺の国に行こう」
そう言ってレオは剛志をお姫様抱っこし森林の中を歩き出すとそのまま姿を消していった。
その後、レオは犬の国に姿を現し道を歩いた。
「レオ様、お帰りなさい」
「ただいま」
犬達の声に答えながらレオは城に向かった。
暫くして城の前に着くとレオは中に入りそのまま自分の部屋に向かい中に入ると藁の上に剛志を仰向けで寝かせた。
その後、レオは全裸姿の剛志の身体に黄色で足首まで長い服を着せた。
「……」
暫く剛志を見つめ部屋を出るとレオは父親の部屋に向かった。
ドアをノックし中から父親が「どうぞ」と返事をするとレオはドアを開き中に入りドアを閉めた。
「ただいま」
「お帰り、レオ」
「……」
犬の父親の前に近づき立ち止まるとレオはお辞儀をしその後、顔をあげた。
「お前のパートナーは見つかったか」
「はい、俺の部屋にいます」
「女性はお前のこと理解してくれたか」
「女性じゃないんだ」
「どういうことだ」
「俺がパートナーに選んだのは男性なんだ」
「男性だと」
「怒ってるよね、でも俺は本気なんだ」
レオが父親と話す頃、剛志は部屋を出て広い廊下を歩き出口を探していた。
「出口はどこだ」
キョロキョロしながら廊下を歩いていると犬の母親に遭遇した。
足を止め剛志が見つめると犬の母親が話しかけてきた。
「レオのパートナーの方かしら」
「犬が喋った」
驚いた剛志が真正面に見えるドアに向かって走り出し外に出るとそのまま走り森林に向かった。
「良いのかしら」
犬の母親が開いたドアを見つめていると話を終えたレオが現れた。
「母さん、ただいま」
「お帰り」
「どうしたの?」
「私が急に喋ったから驚いて外に出て行っちゃった、レオ、ゴメンなさい」
「連れ戻すから気にしないで」
そう言ってレオは外に出て走り出すと剛志を探し始めた。
その頃、剛志は長い森林の中を歩いていた。
レオンとルークが放った光線がぶつかり剛志の前に落ちると光線の爆発に巻き込まれ横向きに倒れた。
「剛志君!」
「剛志!」
同時に剛志に目を向けたレオンとルークは戦いを止め剛志に近づいた。
そしてレオンが剛志の身体に触れようとしたその時、レオンとルークの前から剛志が消えた。
「消えた」
レオンとルークが驚くなか全裸姿の剛志は森林の中で仰向けで倒れていた。
そこへ左右の瞳が黒で髪と上下の服が黄色の人間、レオが現れた。
「剛志、このまま俺の国に行こう」
そう言ってレオは剛志をお姫様抱っこし森林の中を歩き出すとそのまま姿を消していった。
その後、レオは犬の国に姿を現し道を歩いた。
「レオ様、お帰りなさい」
「ただいま」
犬達の声に答えながらレオは城に向かった。
暫くして城の前に着くとレオは中に入りそのまま自分の部屋に向かい中に入ると藁の上に剛志を仰向けで寝かせた。
その後、レオは全裸姿の剛志の身体に黄色で足首まで長い服を着せた。
「……」
暫く剛志を見つめ部屋を出るとレオは父親の部屋に向かった。
ドアをノックし中から父親が「どうぞ」と返事をするとレオはドアを開き中に入りドアを閉めた。
「ただいま」
「お帰り、レオ」
「……」
犬の父親の前に近づき立ち止まるとレオはお辞儀をしその後、顔をあげた。
「お前のパートナーは見つかったか」
「はい、俺の部屋にいます」
「女性はお前のこと理解してくれたか」
「女性じゃないんだ」
「どういうことだ」
「俺がパートナーに選んだのは男性なんだ」
「男性だと」
「怒ってるよね、でも俺は本気なんだ」
レオが父親と話す頃、剛志は部屋を出て広い廊下を歩き出口を探していた。
「出口はどこだ」
キョロキョロしながら廊下を歩いていると犬の母親に遭遇した。
足を止め剛志が見つめると犬の母親が話しかけてきた。
「レオのパートナーの方かしら」
「犬が喋った」
驚いた剛志が真正面に見えるドアに向かって走り出し外に出るとそのまま走り森林に向かった。
「良いのかしら」
犬の母親が開いたドアを見つめていると話を終えたレオが現れた。
「母さん、ただいま」
「お帰り」
「どうしたの?」
「私が急に喋ったから驚いて外に出て行っちゃった、レオ、ゴメンなさい」
「連れ戻すから気にしないで」
そう言ってレオは外に出て走り出すと剛志を探し始めた。
その頃、剛志は長い森林の中を歩いていた。
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