歌の光花

古川優亜

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まぶしい笑顔と明るい夏

これからもみんなで

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それからアモンは泣き疲れて寝た。
にしても驚いたなぁ。
まさかの死ねないからだなんて。
私より年上かもしれないなんて。
驚く通り越して楽しくなってきた!!
もういいや!!
アモンのことは後で考えよう。
にしても、寝顔かわいいなぁ。



次の日。
アモンは朝ご飯を食べた後、みんなに説明した。
小さく震えながら説明する姿はとても何千年も生きた人とは思えなかった。
ただの幼い子供にしか見えない。
アモンはつかえながらもゆっくりとみんなにわかるように説明した。
そして、説明が終わるとランがめんどくさそうに言った。
「ばかみたい。」
え??
第一発生、それ??
「あんたが呪われようと私には関係ない。姉さんがあんたを家族とみなしてるなら、私にはそれだけで理由になる。」
そこから顔を赤くしてどこかむいてから小さな声で言った。
「一応、私もあんたのこと中のいい友達だとは思ってるから。」
何この子!!
ツンデレかわいい!!!
「アモンのおかげで魔力の流れがわかるしな。」
「鬼ごっこアモンしか私に追いつかないし!!」
「姉さんを止めれる人が減るのは嫌だ。」
「誰が俺を見つけるんだよ!!」
みんなそれぞれアモンに言いたいようにいう。
にしても、内容が。
「確かに、俺がいないとレイが危ないし、アンとチョコの相手は俺しかいない。ラムもそのほうが安心だよな。ランはかわいいな。」
「殴るわよ!!」
「なんでだよ!!」
重い話のはずなのに。
この子たちならどんな話でも明るい話に変えてくれそう。
「ね。言ったでしょ。アモン。みんななら大丈夫って。」
私が言えばアモンも嬉しそうに笑う。
「アモンの呪いについてできる範囲で調べるよ。」
レイはそういうとランも手を挙げて言った。
「私もできる範囲で情報を集めてみる。」
この2人、凄いの集めてきそう。
「じゃぁ、俺たちはアモンから昔ばなしでも聞いてようぜ!!」
チョコ、何の話を聞こうとしてるの。
「怖い話!!」
アン、それアモンじゃなくてもいいでしょ。
「アモン、ファイト。」
ラム、姉の発言をどうにかしよう!!
もはや、各々好きなことをいいながら解散していった。
私はどうしようかな。
とりあえずご飯でも作るか。



にしても、みんな何してるのかな。
静かだけど。
ちょっとだけのぞいてみようかな。
こっそりとみんながいつも遊んでる広場を覗くとチョコとランがしっぽとりしてる。
アモンはラムと一緒に何か花摘みしてる。
ランとレイはどこだろう。
にしても、みんな楽しそうだな。
ちょっとだけ何か教えてあげようかな。
「ラム、レイとランを呼んできて!!」
私が言うとラムは急いで呼びに行った。
「何、姉さん。」
おぉ!!
ランよ、生きろ!!
ランとレイが仲良く手をつないでる。
驚くほど顔が真っ赤。
レイも気づかないなんて凄いなぁ。
これからもみんなで一緒がいいな。
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