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第8話(後篇):出入口
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偽妹(ぎもうと)
―憎い男に身体を開かれていく―
■第8話(後篇):出入口
――その日の夜
・・・くにくにくにくに・・・
「あぁ、もう・・・最近、毎晩のように
手コキさせるなんてヒドくないですか?」
サトシはやって来るなり、フミに手コキを求めることが多くなった。
「フミの手コキもすっかりうまくなってきたな」
「そんなのこと訊いてないんですけど・・・」
カチンときたフミは、肉棒をゆっくり扱きながら
今日のことを話し始めた。
「今日演劇部の上演を観てきたんだけどね」
「こんなときにやめろよ・・・」
「今話さないと、後になると聞いてくれないでしょ?」
「・・・分かったよ、話してみろよ」
話の中心は演劇が楽しかったということだったが、
演劇部の恋愛の話になってくると、サトシも興味があるのか、
相槌をよく打つようになってきた。
「寝取られるってこと初めて聞いたよ」
「あぁ・・・そういうこともあるだろうな」
フミは恋愛関係にある男が別の女と
セックスすることに嫌悪していた。
サトシに男の心理を訊きたかった。
「セックスにも上手い下手があるんだよ」
「女の子がセックスに消極的だったら
すぐに萎えるもんだって・・・」
フミは「消極的」という言葉に引っかかった。
「セックスはお互いに楽しむもんだからな」
男の恋愛観には、セックスという基準があって、
しかもそれをとても重視しているという。
フラれた子への同情の言葉はついに出てこなかった。
(・・・セックスに上手い下手なんて・・・)
「おーい、手が疎かになってんぞ?」
「え?あぁ・・・」
・・・くにくにくにくに・・・
目の前で肉棒がしなる。
(こんなもので楽しむなんて・・・いやらしい・・・)
手コキをしていても、やはりどこかフミには
理性的なブレーキが働いている。
「・・・っ・・・ぉあ・・・」
(・・・あ、またビクッてなった・・・)
フミはサトシの反応がよく分かるようになってきた。
初めての頃は、肉棒を扱く行為自体に舞い上がっていて、
早く射精してもらうと、ただただ肉棒を扱くだけだった。
そうやって、ひとつ覚えに肉棒を扱くと、早く射精してしまう。
何度か手コキをしていると、扱くスピードや、力の入れ方で、
射精までの時間が変わってくることが分かってきた。
サトシも単調に扱かれるより、フミに様々な工夫をしてほしかった。
できるだけ長い時間をかけて彼に楽しんでもらおうと思い、
肉棒や彼の反応を見ながら、緩急をつけて扱くことを覚えていった。
フミはサトシに教えられたとおり、
唾液を垂らして肉棒を濡らすことで扱きやすくしていた。
それが最近では、緩急をつけた扱き方にすると、
亀頭の鈴口から蜜が溢れてくるのが分かった。
(・・・男でも濡れるんだ・・・)
小さな発見だったが、フミは自分の手コキが
確実にサトシを楽しませているのを実感できた。
・・・くにゅくちゅくちゅくにゅちゅにゅ・・・
次第に溢れる蜜が多くなってきて、
下品な音が大きくなってくる。
「・・・ん・・・おぉ・・・ぁ・・・」
目を閉じて快感に耐えている彼を眺めていると、
フミはうれしくなってくる。
いつも冷静で付け入る隙がないサトシが声を漏らす。
彼の恥ずかしい姿を楽しめる。
それがフミにとって、手コキの魅力だった。
(・・・そんなに気持ちイイんだ・・・)
「・・・うっ!!」
・・・びゅびゅーーーーーーっ・・・
フローリングに精液が飛び散る。
(・・・今夜はけっこう元気だね・・・)
射精の勢いも日によって違う。
(・・・このフローリング・・・
もう何度も精液を拭いたな・・・)
射精した後は、彼女がいつも拭いていた。
「なぁ、フミ・・・精液飲んでみるか?
いちいち掃除するのも面倒だろ?」
射精の後で余韻に浸りながら、
エスカレートさせることを言った。
「何言ってるんですか?そんなの絶対イヤです・・・」
フローリングを拭きながら、顔も向けずに断った。
彼女にとって精液は不思議な香りに感じられた。
植物が芽吹いたときの香りのようにも思えた。
精液を飲む、という発想自体がこれまで無かったが、
彼に言われて初めて意識してしまった。
(この不思議な香り・・・どんな味なのかな・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――翌日の屋上
フミはアイカに手コキをしていることを話した。
「男って、さきっちょとくびれがすげぇ弱いだろ?」
「分かるよ、それ。サトシもすごく気持ち良さそうだった」
フミは毎日のように勃起しているサトシに呆れていたが、
アイカによると、男はそういうものらしい。
「昨日なんて、精液飲んでみるか、って言われたよ」
その言葉を聞いて、アイカはニヤリとした。
「精液けっこうクセになるよ・・・」
「アイカはいつも飲むの?」
「毎回ってことは無いけど、気が向いたらね」
フミにはアイカの言葉がうまく飲み込めなかった。
「クセになる」というのはどういうことなのだろうか。
「フミも一度飲んでみろよぉ~妊娠とかしねぇし」
「それは分かってるけど・・・」
やはり抵抗があった。
射精すること自体は「やってやった」感があって、
フミもそれなりに楽しんではいた。
(やってみないと分からないってことかな・・・)
「飲むとやっぱり男は喜ぶよ~」
フミに演劇部の部長の言葉が甦ってくる。
付き合っていても、セックスの上手い下手で別の女に取られてしまう。
フミが立場を比べるのは適切ではなかったが、気になっていた。
「わたし、アイカの言ってたこと、
何だか分かってきた気がする・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――数日後
・・・イヤならフミなりの一線を引いたらいいんじゃない?
『これ以上はダメ』という感じで。それを聞き入れてくれるかどうかは
男子を見る目を養うしかないよ。でも、だいだい分かるけどね・・・
アイカはそう言っていた。
それは彼女なりの線引きだった。
そうした考え方に、不思議とフミは納得するところがあった。
・・・恋愛対象は彼氏、肉欲対象は気に入った男子
・・・男子だけ楽しむのはズルいよ、女子も楽しんだほうがいいよ・・・
アイカの言葉にフミの恋愛観は色褪せてしまいそうだった。
アイカは自分の性欲を受け入れて、彼氏にまで理解してもらっていた。
それを実際にやっていることが、フミには羨ましく思えた。
「ちょっと男遊びを見学してみない?」
「え?」
アイカは屋上に気に入った男子を誘って、
「男遊び」をするのだと言う。
「大丈夫、大したことはしないんだから」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――翌日の屋上
フミは出入口の上で息を潜めていた。
アイカはやって来た男子と軽く会話すると、
彼をベンチに座らせた。
(・・・あ・・・)
上から眺めていてもはっきり分かるほど
彼は勃起していた。
すると、アイカは彼の隣りに座り、
ファスナーを下ろして肉棒をあらわにした。
しばらく肉棒を手で扱いた後、
アイカは彼の前にしゃがみこんで、肉棒を口に咥えた。
「・・・うあぁああっ・・・」
彼はフェラされるのが初めてだったのか、
アイカに肉棒を咥えられたとたん、顔を仰け反らせた。
彼女は頭を大きく上下させ始めた。
(・・・ああ・・・アイカが・・・いやらしい・・・)
フミは頭がクラクラするほどだった。
今、目の前でアイカがイケナイことをしている。
彼女の肉棒の楽しみ方は様々だった。
頭を回転するように動かしたり・・・
左右にぶるぶる振ったり・・・
ゆっくり深く咥え込んだり・・・
サービスも忘れていなかった。
アイカは制服をたくし上げて、豊かな胸をあらわにした。
それに目を奪われる男子がいじらしかった。
(・・・あぁ・・・アイカったら・・・あんな顔して・・・)
熱心に肉棒に吸い付いていた。
彼女の顔はオスに真剣になっているメスといったところだった。
その姿にフミは身体中が沸騰するような興奮を覚えた。
・・・男子って可愛いんだよ?セックスしなくても、
お互い充分楽しめるんだから・・・
アイカが言っていた言葉が脳裏に浮かぶ。
・・・じゅるるっ・・・っぱっぱっぱ・・・
「・・・うあ・・・んんっ・・・」
男子は責められているように悩ましい声を漏らした。
・・・ひちゅーっ・・・
アイカは肉棒を口で引き抜かんばかりに強く吸い付いていた。
・・・にゅぷにゅぽぬぷにゅぽぬぽ・・・
肉棒への執拗な責めに、フミはアイカの肉欲が手に取るように分かる。
あからさまな肉棒への興味を見せつけていた。
「ああっ!イクイクイクっ!」
すると、男子はアイカの頭にしがみつき、
肉棒を口の奥に押しつけた。
「・・・んんっ・・・あーーーーっ」
感電したように男子は身体を震わせた。
アイカは黙って、成されるがままだった・・・。
・・・ぐちゅぐちゅ・・・ぱはぁ・・・
アイカは口に出された精液を男子に見せた。
いやらしい液体の音、ずいぶんたっぷり射精されたらしかった。
・・・ごくっ・・・ごきゅ・・・んぱぁ・・・
喉を鳴らして精液を飲み込んでいく。
その姿にフミは釘付けだった。
「・・・あぁ・・・んふ・・・」
飲み干した後、アイカはうっとりした顔だった。
精液を味わって余韻に浸っているようだった。
しばらくすると、ふたりはベンチに座り、
楽しそうに会話を交わした。
「また来なよ~ばっちし抜いてやっから」
――アイカの「男遊び」が終わった。
しばらくして出入口の上に登ってきたアイカは
普段とは変わらない顔をしていた。
むしろ、フミのほうがドキドキしていたぐらいだった。
「な、別に大したことじゃないだろ?」
「充分すごかったよ!?」
ドカッととなりに座ったアイカから、
微かに精液の香りがした。
「フェラだけでも楽しめるぜ?」
一仕事終えたような満足した顔だった。
確かに、男遊びといっても行為はフェラだけだった。
それでも相手の男子はうれしそうだった。
それにアイカもとても楽しんでいるのが分かった。
「チ●ポって形も味もいろいろあるんだよぉ」
アイカは悪戯っぽく微笑んだ。
その言葉にフミは喉がごくりと鳴った・・・。
(つづく)
―憎い男に身体を開かれていく―
■第8話(後篇):出入口
――その日の夜
・・・くにくにくにくに・・・
「あぁ、もう・・・最近、毎晩のように
手コキさせるなんてヒドくないですか?」
サトシはやって来るなり、フミに手コキを求めることが多くなった。
「フミの手コキもすっかりうまくなってきたな」
「そんなのこと訊いてないんですけど・・・」
カチンときたフミは、肉棒をゆっくり扱きながら
今日のことを話し始めた。
「今日演劇部の上演を観てきたんだけどね」
「こんなときにやめろよ・・・」
「今話さないと、後になると聞いてくれないでしょ?」
「・・・分かったよ、話してみろよ」
話の中心は演劇が楽しかったということだったが、
演劇部の恋愛の話になってくると、サトシも興味があるのか、
相槌をよく打つようになってきた。
「寝取られるってこと初めて聞いたよ」
「あぁ・・・そういうこともあるだろうな」
フミは恋愛関係にある男が別の女と
セックスすることに嫌悪していた。
サトシに男の心理を訊きたかった。
「セックスにも上手い下手があるんだよ」
「女の子がセックスに消極的だったら
すぐに萎えるもんだって・・・」
フミは「消極的」という言葉に引っかかった。
「セックスはお互いに楽しむもんだからな」
男の恋愛観には、セックスという基準があって、
しかもそれをとても重視しているという。
フラれた子への同情の言葉はついに出てこなかった。
(・・・セックスに上手い下手なんて・・・)
「おーい、手が疎かになってんぞ?」
「え?あぁ・・・」
・・・くにくにくにくに・・・
目の前で肉棒がしなる。
(こんなもので楽しむなんて・・・いやらしい・・・)
手コキをしていても、やはりどこかフミには
理性的なブレーキが働いている。
「・・・っ・・・ぉあ・・・」
(・・・あ、またビクッてなった・・・)
フミはサトシの反応がよく分かるようになってきた。
初めての頃は、肉棒を扱く行為自体に舞い上がっていて、
早く射精してもらうと、ただただ肉棒を扱くだけだった。
そうやって、ひとつ覚えに肉棒を扱くと、早く射精してしまう。
何度か手コキをしていると、扱くスピードや、力の入れ方で、
射精までの時間が変わってくることが分かってきた。
サトシも単調に扱かれるより、フミに様々な工夫をしてほしかった。
できるだけ長い時間をかけて彼に楽しんでもらおうと思い、
肉棒や彼の反応を見ながら、緩急をつけて扱くことを覚えていった。
フミはサトシに教えられたとおり、
唾液を垂らして肉棒を濡らすことで扱きやすくしていた。
それが最近では、緩急をつけた扱き方にすると、
亀頭の鈴口から蜜が溢れてくるのが分かった。
(・・・男でも濡れるんだ・・・)
小さな発見だったが、フミは自分の手コキが
確実にサトシを楽しませているのを実感できた。
・・・くにゅくちゅくちゅくにゅちゅにゅ・・・
次第に溢れる蜜が多くなってきて、
下品な音が大きくなってくる。
「・・・ん・・・おぉ・・・ぁ・・・」
目を閉じて快感に耐えている彼を眺めていると、
フミはうれしくなってくる。
いつも冷静で付け入る隙がないサトシが声を漏らす。
彼の恥ずかしい姿を楽しめる。
それがフミにとって、手コキの魅力だった。
(・・・そんなに気持ちイイんだ・・・)
「・・・うっ!!」
・・・びゅびゅーーーーーーっ・・・
フローリングに精液が飛び散る。
(・・・今夜はけっこう元気だね・・・)
射精の勢いも日によって違う。
(・・・このフローリング・・・
もう何度も精液を拭いたな・・・)
射精した後は、彼女がいつも拭いていた。
「なぁ、フミ・・・精液飲んでみるか?
いちいち掃除するのも面倒だろ?」
射精の後で余韻に浸りながら、
エスカレートさせることを言った。
「何言ってるんですか?そんなの絶対イヤです・・・」
フローリングを拭きながら、顔も向けずに断った。
彼女にとって精液は不思議な香りに感じられた。
植物が芽吹いたときの香りのようにも思えた。
精液を飲む、という発想自体がこれまで無かったが、
彼に言われて初めて意識してしまった。
(この不思議な香り・・・どんな味なのかな・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――翌日の屋上
フミはアイカに手コキをしていることを話した。
「男って、さきっちょとくびれがすげぇ弱いだろ?」
「分かるよ、それ。サトシもすごく気持ち良さそうだった」
フミは毎日のように勃起しているサトシに呆れていたが、
アイカによると、男はそういうものらしい。
「昨日なんて、精液飲んでみるか、って言われたよ」
その言葉を聞いて、アイカはニヤリとした。
「精液けっこうクセになるよ・・・」
「アイカはいつも飲むの?」
「毎回ってことは無いけど、気が向いたらね」
フミにはアイカの言葉がうまく飲み込めなかった。
「クセになる」というのはどういうことなのだろうか。
「フミも一度飲んでみろよぉ~妊娠とかしねぇし」
「それは分かってるけど・・・」
やはり抵抗があった。
射精すること自体は「やってやった」感があって、
フミもそれなりに楽しんではいた。
(やってみないと分からないってことかな・・・)
「飲むとやっぱり男は喜ぶよ~」
フミに演劇部の部長の言葉が甦ってくる。
付き合っていても、セックスの上手い下手で別の女に取られてしまう。
フミが立場を比べるのは適切ではなかったが、気になっていた。
「わたし、アイカの言ってたこと、
何だか分かってきた気がする・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――数日後
・・・イヤならフミなりの一線を引いたらいいんじゃない?
『これ以上はダメ』という感じで。それを聞き入れてくれるかどうかは
男子を見る目を養うしかないよ。でも、だいだい分かるけどね・・・
アイカはそう言っていた。
それは彼女なりの線引きだった。
そうした考え方に、不思議とフミは納得するところがあった。
・・・恋愛対象は彼氏、肉欲対象は気に入った男子
・・・男子だけ楽しむのはズルいよ、女子も楽しんだほうがいいよ・・・
アイカの言葉にフミの恋愛観は色褪せてしまいそうだった。
アイカは自分の性欲を受け入れて、彼氏にまで理解してもらっていた。
それを実際にやっていることが、フミには羨ましく思えた。
「ちょっと男遊びを見学してみない?」
「え?」
アイカは屋上に気に入った男子を誘って、
「男遊び」をするのだと言う。
「大丈夫、大したことはしないんだから」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――翌日の屋上
フミは出入口の上で息を潜めていた。
アイカはやって来た男子と軽く会話すると、
彼をベンチに座らせた。
(・・・あ・・・)
上から眺めていてもはっきり分かるほど
彼は勃起していた。
すると、アイカは彼の隣りに座り、
ファスナーを下ろして肉棒をあらわにした。
しばらく肉棒を手で扱いた後、
アイカは彼の前にしゃがみこんで、肉棒を口に咥えた。
「・・・うあぁああっ・・・」
彼はフェラされるのが初めてだったのか、
アイカに肉棒を咥えられたとたん、顔を仰け反らせた。
彼女は頭を大きく上下させ始めた。
(・・・ああ・・・アイカが・・・いやらしい・・・)
フミは頭がクラクラするほどだった。
今、目の前でアイカがイケナイことをしている。
彼女の肉棒の楽しみ方は様々だった。
頭を回転するように動かしたり・・・
左右にぶるぶる振ったり・・・
ゆっくり深く咥え込んだり・・・
サービスも忘れていなかった。
アイカは制服をたくし上げて、豊かな胸をあらわにした。
それに目を奪われる男子がいじらしかった。
(・・・あぁ・・・アイカったら・・・あんな顔して・・・)
熱心に肉棒に吸い付いていた。
彼女の顔はオスに真剣になっているメスといったところだった。
その姿にフミは身体中が沸騰するような興奮を覚えた。
・・・男子って可愛いんだよ?セックスしなくても、
お互い充分楽しめるんだから・・・
アイカが言っていた言葉が脳裏に浮かぶ。
・・・じゅるるっ・・・っぱっぱっぱ・・・
「・・・うあ・・・んんっ・・・」
男子は責められているように悩ましい声を漏らした。
・・・ひちゅーっ・・・
アイカは肉棒を口で引き抜かんばかりに強く吸い付いていた。
・・・にゅぷにゅぽぬぷにゅぽぬぽ・・・
肉棒への執拗な責めに、フミはアイカの肉欲が手に取るように分かる。
あからさまな肉棒への興味を見せつけていた。
「ああっ!イクイクイクっ!」
すると、男子はアイカの頭にしがみつき、
肉棒を口の奥に押しつけた。
「・・・んんっ・・・あーーーーっ」
感電したように男子は身体を震わせた。
アイカは黙って、成されるがままだった・・・。
・・・ぐちゅぐちゅ・・・ぱはぁ・・・
アイカは口に出された精液を男子に見せた。
いやらしい液体の音、ずいぶんたっぷり射精されたらしかった。
・・・ごくっ・・・ごきゅ・・・んぱぁ・・・
喉を鳴らして精液を飲み込んでいく。
その姿にフミは釘付けだった。
「・・・あぁ・・・んふ・・・」
飲み干した後、アイカはうっとりした顔だった。
精液を味わって余韻に浸っているようだった。
しばらくすると、ふたりはベンチに座り、
楽しそうに会話を交わした。
「また来なよ~ばっちし抜いてやっから」
――アイカの「男遊び」が終わった。
しばらくして出入口の上に登ってきたアイカは
普段とは変わらない顔をしていた。
むしろ、フミのほうがドキドキしていたぐらいだった。
「な、別に大したことじゃないだろ?」
「充分すごかったよ!?」
ドカッととなりに座ったアイカから、
微かに精液の香りがした。
「フェラだけでも楽しめるぜ?」
一仕事終えたような満足した顔だった。
確かに、男遊びといっても行為はフェラだけだった。
それでも相手の男子はうれしそうだった。
それにアイカもとても楽しんでいるのが分かった。
「チ●ポって形も味もいろいろあるんだよぉ」
アイカは悪戯っぽく微笑んだ。
その言葉にフミは喉がごくりと鳴った・・・。
(つづく)
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