236 / 263
短編 エピローグとプロローグ
第一部(一章〜四章まで)のようごしゅ〜
しおりを挟む
ひとまず、物語への影響が大きそうなものから順番に。
『運命』……この世界に生きる全ての生き物の、生まれてから死ぬまでの道筋のこと。これを知覚、観測できるものはごく限られている。
『勇者』……運命を観測でき、それを覆す事のできるごく限られた者の称号で『魔王』と対になる者。称号とは言いつつも、生まれてくる時に、運命の庇護化にあるかないかで、称号の有無を判断できる。
『魔王』……運命を観測でき、それを覆す事のできるごく限られた者の称号。しかしこの称号は、基本的に魔王の死は確認されていないため、この存在を知る者は少ない。なので基本、『運命を変えられるのは勇者』と思われている。
『魔族』……かつて世界に蔓延っていた、魔族、妖精族、人族の三大種族のうちの一つ。『聖戦』と呼ばれる争いでほとんど絶滅したが、まだこの世にひっそりと生きる者もいる。登場人物の中では『アリス』がその一人。
『聖戦』……太古の昔、唯一神が複数体に分かたれて、分裂した神達は自我を得てしまい、彼らの力によって世界を巻き込んだ戦争のこと。この争いに巻き込まれた三大種族は力を合わせて抗ったが、仲間内の裏切りなどによって、妖精族は絶滅し、魔族はそのほとんどが命を落とした。人族も大勢命を落としたが、また、数は数百年を掛けて元に戻った。
『精霊』……死してなお、未練を残した魂に負荷をかけ、その世界へと引き戻した姿。
『精霊王』……原初から世界を見守ってきた存在。神とは違い、世界が創造された時、その管理を任された者達。しかし、光と闇については別物。光と闇は、水、火、風、土の四柱から派生した突然変異種のようなもの。そのため、王は存在しない。(光の精霊王と名乗るウィルオーウィスプは、擬似的に光の精霊達を束ねる長なだけであって、精霊王ではない)そして、同じ魔力を素にして体を構成する精霊は、その上位である精霊王の意向に背く事は一部を除いて難しい。
『獣の姫君』……聖戦により死亡が確認されたものの、その魂だけが行方不明となった、歴史上、唯一の特異点。その魂の行方を追い、その魂を研究する事は『有馬家』の研究者達の一つの憧れとなっている。
『有馬家』……古来より、世界の均衡を図るために作られた特殊機関。世界に危機が訪れないように、称号持ちを逐一見つけ出し、監視管理して、世界の均衡を保ち続けていた。
『魔力』……人に、本来備わっていた、世界の理を感じ取るための力。その力は、年々衰えていき、今ではもう、魔力を操れる者は千万人に一人か二人と言われている。有馬家で作られた特殊装置によって、知覚することも可能。
『七つの大罪』……魔力とは別の、本来の運命を捻じ曲げた(言うなれば方向転換に近い事)際に生じた運命の片鱗、または、それを取り込む事により生じた力の事。七つの大罪と呼ばれるのは、世界に七人までしか存在できず、新たに一人増えれば、それに応じた先代が死亡する。大罪同士は、互いを大罪だと認識可能。
『暗黒』……都合三つある世界と世界の間にある虚空、あるいは世界を取り囲む闇。この内側に、唯一神が無理やり世界を創り上げた、という設定。
『魔王軍』……構成員は、任務に出る際には大抵、黒いフードを被り、同じ色のコートに身を包んで、行動する。その目的は『魔王の復活』と『邪神の懐柔』の二つ。この内、邪神の件は四章にて完了。魔王の復活には、同じだけの力を持つ者、つまり勇者が必要不可欠であるため、勇者を狙い続けている。起源は、魔王が世を混乱に陥れるために作った組織。それらが半壊した後、建て直され作られたのが今の魔王軍。有馬家とは別に、暗躍する組織。
『邪神リゼ』……かつて分かたれた唯一神とは別な存在。その起源は不明だが、魔王軍は邪神を取り込む事で何か考えがある模様。また、レイの魂に癒着して生きながらえながら、その魂に記憶を侵され失っていたものの、その記憶は、二章でレイが封印されていた記憶の一部を知覚した時に目覚め、過去を取り戻した邪神は一人でに行動を開始する。しかし、レイの魂に同化してしまった自身の力の一部を取り戻さんとレイを追いかけていたが、途中で気が変わり、そのままその力をレイに託し、自分は傍観者の立ち位置へと着く。そこへ、魔王軍からの勧誘が来て、彼らについて行った(四章)。
と、こんなところでしょうか。
まだ何か、書き忘れてしまっているものなどがあれば伝えていただければ幸いです。
『運命』……この世界に生きる全ての生き物の、生まれてから死ぬまでの道筋のこと。これを知覚、観測できるものはごく限られている。
『勇者』……運命を観測でき、それを覆す事のできるごく限られた者の称号で『魔王』と対になる者。称号とは言いつつも、生まれてくる時に、運命の庇護化にあるかないかで、称号の有無を判断できる。
『魔王』……運命を観測でき、それを覆す事のできるごく限られた者の称号。しかしこの称号は、基本的に魔王の死は確認されていないため、この存在を知る者は少ない。なので基本、『運命を変えられるのは勇者』と思われている。
『魔族』……かつて世界に蔓延っていた、魔族、妖精族、人族の三大種族のうちの一つ。『聖戦』と呼ばれる争いでほとんど絶滅したが、まだこの世にひっそりと生きる者もいる。登場人物の中では『アリス』がその一人。
『聖戦』……太古の昔、唯一神が複数体に分かたれて、分裂した神達は自我を得てしまい、彼らの力によって世界を巻き込んだ戦争のこと。この争いに巻き込まれた三大種族は力を合わせて抗ったが、仲間内の裏切りなどによって、妖精族は絶滅し、魔族はそのほとんどが命を落とした。人族も大勢命を落としたが、また、数は数百年を掛けて元に戻った。
『精霊』……死してなお、未練を残した魂に負荷をかけ、その世界へと引き戻した姿。
『精霊王』……原初から世界を見守ってきた存在。神とは違い、世界が創造された時、その管理を任された者達。しかし、光と闇については別物。光と闇は、水、火、風、土の四柱から派生した突然変異種のようなもの。そのため、王は存在しない。(光の精霊王と名乗るウィルオーウィスプは、擬似的に光の精霊達を束ねる長なだけであって、精霊王ではない)そして、同じ魔力を素にして体を構成する精霊は、その上位である精霊王の意向に背く事は一部を除いて難しい。
『獣の姫君』……聖戦により死亡が確認されたものの、その魂だけが行方不明となった、歴史上、唯一の特異点。その魂の行方を追い、その魂を研究する事は『有馬家』の研究者達の一つの憧れとなっている。
『有馬家』……古来より、世界の均衡を図るために作られた特殊機関。世界に危機が訪れないように、称号持ちを逐一見つけ出し、監視管理して、世界の均衡を保ち続けていた。
『魔力』……人に、本来備わっていた、世界の理を感じ取るための力。その力は、年々衰えていき、今ではもう、魔力を操れる者は千万人に一人か二人と言われている。有馬家で作られた特殊装置によって、知覚することも可能。
『七つの大罪』……魔力とは別の、本来の運命を捻じ曲げた(言うなれば方向転換に近い事)際に生じた運命の片鱗、または、それを取り込む事により生じた力の事。七つの大罪と呼ばれるのは、世界に七人までしか存在できず、新たに一人増えれば、それに応じた先代が死亡する。大罪同士は、互いを大罪だと認識可能。
『暗黒』……都合三つある世界と世界の間にある虚空、あるいは世界を取り囲む闇。この内側に、唯一神が無理やり世界を創り上げた、という設定。
『魔王軍』……構成員は、任務に出る際には大抵、黒いフードを被り、同じ色のコートに身を包んで、行動する。その目的は『魔王の復活』と『邪神の懐柔』の二つ。この内、邪神の件は四章にて完了。魔王の復活には、同じだけの力を持つ者、つまり勇者が必要不可欠であるため、勇者を狙い続けている。起源は、魔王が世を混乱に陥れるために作った組織。それらが半壊した後、建て直され作られたのが今の魔王軍。有馬家とは別に、暗躍する組織。
『邪神リゼ』……かつて分かたれた唯一神とは別な存在。その起源は不明だが、魔王軍は邪神を取り込む事で何か考えがある模様。また、レイの魂に癒着して生きながらえながら、その魂に記憶を侵され失っていたものの、その記憶は、二章でレイが封印されていた記憶の一部を知覚した時に目覚め、過去を取り戻した邪神は一人でに行動を開始する。しかし、レイの魂に同化してしまった自身の力の一部を取り戻さんとレイを追いかけていたが、途中で気が変わり、そのままその力をレイに託し、自分は傍観者の立ち位置へと着く。そこへ、魔王軍からの勧誘が来て、彼らについて行った(四章)。
と、こんなところでしょうか。
まだ何か、書き忘れてしまっているものなどがあれば伝えていただければ幸いです。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
【完結】7年待った婚約者に「年増とは結婚できない」と婚約破棄されましたが、結果的に若いツバメと縁が結ばれたので平気です
岡崎 剛柔
恋愛
「伯爵令嬢マリアンヌ・ランドルフ。今日この場にて、この僕――グルドン・シルフィードは君との婚約を破棄する。理由は君が25歳の年増になったからだ」
私は7年間も諸外国の旅行に行っていたグルドンにそう言われて婚約破棄された。
しかも貴族たちを大勢集めたパーティーの中で。
しかも私を年増呼ばわり。
はあ?
あなたが勝手に旅行に出て帰って来なかったから、私はこの年までずっと結婚できずにいたんですけど!
などと私の怒りが爆発しようだったとき、グルドンは新たな人間と婚約すると言い出した。
その新たな婚約者は何とタキシードを着た、6、7歳ぐらいの貴族子息で……。
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる