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6章 石化の治療法と石像の在処
66話切り抜けろ!
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[著者のコメント]
本当にすみません!ゲームしてて更新遅れてしまいました!本っ当に!ごめんなさい!
「あ、危ね~」
リュートは先程酸が掛かりそうになった時、咄嗟にウォータシールドでリュートの隣に弾き飛ばした…のだが、状況は一向に良くなっている気がしていないリュートは次にどう対処するか考えていた
(このままフレアボムで吹き飛ばすか?いやいや、それじゃここが崩れる可能性がある。じゃあどうする…)
リュートは考えているが一向に答えが出てくる気配はないリュートが考えている間にも徐々に煙は薄くなって行き、リュートの姿が露になるのも時間の問題だ
リュートは少しでも考える時間を増やすためにサンドバッグで自身にそっくりなその場に人形を造りアースブロックで地中へと逃げる
先程の事で学習したのでリュートが居るところから少し離れたところまで細い空気穴を何本か作り呼吸が可能なようにしている
(これじゃ、何の為に出ていったか分からねぇじゃないか)
リュートは1つ思いつきまだ、酸が出された音がしていないのでアースブロックをまた使い先程のサンドバッグにフレアボムを付与し、身を隠すと物凄い量の魔力がリュートから抜けたので少し目眩を起こしながらも隠れる事に成功した
リュートが考えた作戦とは、まずサンドバッグで自分そっくりな人形を造りだしそれに無属性魔法、付与を使いフレアボムを付与する
付与
無属性魔法
魔法やスキルを物に付与する事が出来る魔法
使い手によって消費魔力は違うが大体は100前後、付与した魔法またはスキルを使いたい場合は付与した物で攻撃、または任意で、極稀に自動で作動するように付与する者も居るがそれには通常付与の倍の魔力が掛かってしまう為する者は少ない
今回、リュートはフレアボムを任意で爆発するように付与した
そして、ここからは賭けにしかならないがジェットシェル達が体当たりしに向かってきた所を爆発させる作戦だ
ジェットシェル達の数が分からないしどんな行動をするかも分からない、その上この周りには人が沢山いる、その上爆発でここが崩れ、周りの人間に見つかる可能性もある
その為これは完全に賭けだ。これに失敗するとジェットシェルの生き残りに殺されるかフロンティアの奴等にコレクションにされるかの2通りの道のどちらかを辿ることになる
(そろそろだな)
リュートが真上に耳を当てると
ジュワァァァァァと鳴る音が消えかかっている
そして完全に消え、1秒も経たない内にバシャッ!と音がし
ジュワァァァァァと溶けている音が聞こえてきた
(くそっ!あいつらこのまま溶かしきるつもりか!)
リュートがジェットシェルに舌打ちをするとリュートの願いが叶ったのかジェットシェルが体当たりする音が聞こえてきた
ドドドドドドドドドドドドドド…
(よし!…今だ!)
リュートが指をパチンと鳴らすとリュートの上で大きな爆発音が聞こえてきた
ドッゴーーーーン!
リュートは耳を塞ぐと少し音が小さくなったがそれでも頭のすぐ上で爆発したので物凄い音が聞こえた
今はリュートが埋もれていた場所も爆発で丸見えの状態となっている
「倒せたか?」
リュートが爆発で巻き起こった砂煙を払いながら周りを確認すると、ジェットシェルの死体がそこら中に転がっていた
「…よし!後はこいつらの貝柱を取り除くだけだ」
リュートはジェットシェルの貝柱を取り除くと少し休憩し、右脚を引きずり通路を奥へと進んで行った
貝柱は腐るかも知れないのでアイスドームでその場に放置し、アースブロックで隠す
「よし、この部屋はバレていないようだ」
リュートが今まで寝室や台所と使っていた部屋はバレていないようで一切手をつけられていなかった
「ここで少し休憩するか」
リュートは寝室まで移動しベッドに寝転がった
少し経つとリュートの魔力、右脚が回復しそろそろ戻る事にしたが、その前に鍛冶場がどうなっているか確認とまではいかないが、壁に耳を当ててフロンティア共の会話を聞くことにした。勿論壁の隙間に手を入れず
「聞いたか?また国王様コレクション増やすらしいぞ」
「そうなのか?」
「何でもこの近くの町でやるオークションで出される石像だそうだ」
「何で今更石像なんかを」
「何でもその石像はこの森で見つかった謎の職人が作った石像らしい」
「それなら納得だな、国王様は珍しい物に目がないし」
「だろ?」
「それはそうとこれが終わったら飯奢ってくれよ」
「誰が奢るか!馬鹿が!」
リュートは必要な情報は手に入れたと判断し、先程の通路へ戻り、貝柱を入れていたアイスドームを持って通路の入口へ行く
「ギリギリかな?フライングウィング!」
フライングウィング
風の中級魔法
目的地を強く想うとそこまで凄く早く移動でき、馬車で3日掛かる距離を1分で移動する事が出来る
または、3分に10消費する事によって自由に空を翔べる事が可能だが、馬車並の速さになってしまうが、消費魔力を上げる事によって速度を上げる事が可能
リュートが叫ぶとリュートの足元から風が舞い、リュートをフワフワと浮かせる
「目的地、アートベット!」
リュートが叫ぶと風はリュートを運び3秒もしない内にアートベットへ着いた
「これ自分で使うのも初めてだが凄い速さだな」
リュートはフライングウィングの速さに驚きながらもアートベットへ入る為門へ向かう
「よぉ!鍛冶屋の兄ちゃん!何持ってんの?」
「これはジェットシェルの貝柱だ、腐るとダメになるかもしれないだろ?だから魔法でこうやって閉じ込めている」
「は、ははやっぱり兄ちゃんは規格外だな」
門番は苦笑いした後リュートのギルドカードを確認し通してくれた
「そうそう、兄ちゃん!町で暴れたか?」
「ん?暴れてないと思うぞ?何でだ?」
「いや、ちょっとな」
門番が説明してくれた
それは、木の子を嫌がるエノンから引き剥がそうとした女性の話だった
「あぁ、それなら俺だ」
「はぁ、マジかよ何でそんな事したんだ?あの女はいきなり襲われたって言ってるぞ」
「はぁ!?それはあいつがエノンからあの小さい奴を取ろうとするからだろ!?」
「小さい奴?」
「あぁ、森で見つけた小さい葉っぱみたいな奴だ」
「あぁ木の子か」
「このりん?」
「あぁ、多分そりゃ木の子だ。ある所では一種の狂信団体もいるそうだ」
「ヤバイ奴を拾ってきた訳か」
「まぁ、そう言う事になるな」
「次からは気を付けるよ」
「そっちの方が助かる」
門番は手を振りリュートがギルドへ入る所を見ると報告書に先程の会話の内容を書き留めていた
「おっ!早かったね~」
「そんなにか?」
リュートが依頼を受けたのは夜になったばかりの時間、そしてリュートが戻ってきたのは深夜になったばかりの時間だった
「はぁ、そんな事より早く依頼完了だ」
「お疲れ様!それじゃあ討伐証明見せて?」
受付の女性の前にアイスドームを置き、解除する
「へ?何か多くない?」
「さぁ?基準が分からんからな」
「これを計算するのか、まぁ計算好きだから良いけどね」
女性は紙とクリスタルを取りだし紙に何かを書いていく
約2分が経つと女性が紙を見せてきた
「全部で268本!?全部換金したら白金貨12枚、白銀板23枚、白銀貨43枚、大金貨12枚、だよ?凄い額だね…」
女性は米神に冷や汗を流しながら聞く
「勿論換金する」
「ちょっと待ってね」
リュートは女性がギルドの奥へ行き、金の入った袋を持ってきた
「無くさないように気を付けるんだよ~!」
「分かってるよ!」
リュートは手を振りギルドの依頼書が貼られている盤をまた見る
ラブラブカップル コンビrankD→B
現所持金
白金貨12枚
白銀板23枚
白銀貨43枚
大金貨12枚
金貨27枚
銀貨6枚
銅貨81枚
鉄貨20枚
本当にすみません!ゲームしてて更新遅れてしまいました!本っ当に!ごめんなさい!
「あ、危ね~」
リュートは先程酸が掛かりそうになった時、咄嗟にウォータシールドでリュートの隣に弾き飛ばした…のだが、状況は一向に良くなっている気がしていないリュートは次にどう対処するか考えていた
(このままフレアボムで吹き飛ばすか?いやいや、それじゃここが崩れる可能性がある。じゃあどうする…)
リュートは考えているが一向に答えが出てくる気配はないリュートが考えている間にも徐々に煙は薄くなって行き、リュートの姿が露になるのも時間の問題だ
リュートは少しでも考える時間を増やすためにサンドバッグで自身にそっくりなその場に人形を造りアースブロックで地中へと逃げる
先程の事で学習したのでリュートが居るところから少し離れたところまで細い空気穴を何本か作り呼吸が可能なようにしている
(これじゃ、何の為に出ていったか分からねぇじゃないか)
リュートは1つ思いつきまだ、酸が出された音がしていないのでアースブロックをまた使い先程のサンドバッグにフレアボムを付与し、身を隠すと物凄い量の魔力がリュートから抜けたので少し目眩を起こしながらも隠れる事に成功した
リュートが考えた作戦とは、まずサンドバッグで自分そっくりな人形を造りだしそれに無属性魔法、付与を使いフレアボムを付与する
付与
無属性魔法
魔法やスキルを物に付与する事が出来る魔法
使い手によって消費魔力は違うが大体は100前後、付与した魔法またはスキルを使いたい場合は付与した物で攻撃、または任意で、極稀に自動で作動するように付与する者も居るがそれには通常付与の倍の魔力が掛かってしまう為する者は少ない
今回、リュートはフレアボムを任意で爆発するように付与した
そして、ここからは賭けにしかならないがジェットシェル達が体当たりしに向かってきた所を爆発させる作戦だ
ジェットシェル達の数が分からないしどんな行動をするかも分からない、その上この周りには人が沢山いる、その上爆発でここが崩れ、周りの人間に見つかる可能性もある
その為これは完全に賭けだ。これに失敗するとジェットシェルの生き残りに殺されるかフロンティアの奴等にコレクションにされるかの2通りの道のどちらかを辿ることになる
(そろそろだな)
リュートが真上に耳を当てると
ジュワァァァァァと鳴る音が消えかかっている
そして完全に消え、1秒も経たない内にバシャッ!と音がし
ジュワァァァァァと溶けている音が聞こえてきた
(くそっ!あいつらこのまま溶かしきるつもりか!)
リュートがジェットシェルに舌打ちをするとリュートの願いが叶ったのかジェットシェルが体当たりする音が聞こえてきた
ドドドドドドドドドドドドドド…
(よし!…今だ!)
リュートが指をパチンと鳴らすとリュートの上で大きな爆発音が聞こえてきた
ドッゴーーーーン!
リュートは耳を塞ぐと少し音が小さくなったがそれでも頭のすぐ上で爆発したので物凄い音が聞こえた
今はリュートが埋もれていた場所も爆発で丸見えの状態となっている
「倒せたか?」
リュートが爆発で巻き起こった砂煙を払いながら周りを確認すると、ジェットシェルの死体がそこら中に転がっていた
「…よし!後はこいつらの貝柱を取り除くだけだ」
リュートはジェットシェルの貝柱を取り除くと少し休憩し、右脚を引きずり通路を奥へと進んで行った
貝柱は腐るかも知れないのでアイスドームでその場に放置し、アースブロックで隠す
「よし、この部屋はバレていないようだ」
リュートが今まで寝室や台所と使っていた部屋はバレていないようで一切手をつけられていなかった
「ここで少し休憩するか」
リュートは寝室まで移動しベッドに寝転がった
少し経つとリュートの魔力、右脚が回復しそろそろ戻る事にしたが、その前に鍛冶場がどうなっているか確認とまではいかないが、壁に耳を当ててフロンティア共の会話を聞くことにした。勿論壁の隙間に手を入れず
「聞いたか?また国王様コレクション増やすらしいぞ」
「そうなのか?」
「何でもこの近くの町でやるオークションで出される石像だそうだ」
「何で今更石像なんかを」
「何でもその石像はこの森で見つかった謎の職人が作った石像らしい」
「それなら納得だな、国王様は珍しい物に目がないし」
「だろ?」
「それはそうとこれが終わったら飯奢ってくれよ」
「誰が奢るか!馬鹿が!」
リュートは必要な情報は手に入れたと判断し、先程の通路へ戻り、貝柱を入れていたアイスドームを持って通路の入口へ行く
「ギリギリかな?フライングウィング!」
フライングウィング
風の中級魔法
目的地を強く想うとそこまで凄く早く移動でき、馬車で3日掛かる距離を1分で移動する事が出来る
または、3分に10消費する事によって自由に空を翔べる事が可能だが、馬車並の速さになってしまうが、消費魔力を上げる事によって速度を上げる事が可能
リュートが叫ぶとリュートの足元から風が舞い、リュートをフワフワと浮かせる
「目的地、アートベット!」
リュートが叫ぶと風はリュートを運び3秒もしない内にアートベットへ着いた
「これ自分で使うのも初めてだが凄い速さだな」
リュートはフライングウィングの速さに驚きながらもアートベットへ入る為門へ向かう
「よぉ!鍛冶屋の兄ちゃん!何持ってんの?」
「これはジェットシェルの貝柱だ、腐るとダメになるかもしれないだろ?だから魔法でこうやって閉じ込めている」
「は、ははやっぱり兄ちゃんは規格外だな」
門番は苦笑いした後リュートのギルドカードを確認し通してくれた
「そうそう、兄ちゃん!町で暴れたか?」
「ん?暴れてないと思うぞ?何でだ?」
「いや、ちょっとな」
門番が説明してくれた
それは、木の子を嫌がるエノンから引き剥がそうとした女性の話だった
「あぁ、それなら俺だ」
「はぁ、マジかよ何でそんな事したんだ?あの女はいきなり襲われたって言ってるぞ」
「はぁ!?それはあいつがエノンからあの小さい奴を取ろうとするからだろ!?」
「小さい奴?」
「あぁ、森で見つけた小さい葉っぱみたいな奴だ」
「あぁ木の子か」
「このりん?」
「あぁ、多分そりゃ木の子だ。ある所では一種の狂信団体もいるそうだ」
「ヤバイ奴を拾ってきた訳か」
「まぁ、そう言う事になるな」
「次からは気を付けるよ」
「そっちの方が助かる」
門番は手を振りリュートがギルドへ入る所を見ると報告書に先程の会話の内容を書き留めていた
「おっ!早かったね~」
「そんなにか?」
リュートが依頼を受けたのは夜になったばかりの時間、そしてリュートが戻ってきたのは深夜になったばかりの時間だった
「はぁ、そんな事より早く依頼完了だ」
「お疲れ様!それじゃあ討伐証明見せて?」
受付の女性の前にアイスドームを置き、解除する
「へ?何か多くない?」
「さぁ?基準が分からんからな」
「これを計算するのか、まぁ計算好きだから良いけどね」
女性は紙とクリスタルを取りだし紙に何かを書いていく
約2分が経つと女性が紙を見せてきた
「全部で268本!?全部換金したら白金貨12枚、白銀板23枚、白銀貨43枚、大金貨12枚、だよ?凄い額だね…」
女性は米神に冷や汗を流しながら聞く
「勿論換金する」
「ちょっと待ってね」
リュートは女性がギルドの奥へ行き、金の入った袋を持ってきた
「無くさないように気を付けるんだよ~!」
「分かってるよ!」
リュートは手を振りギルドの依頼書が貼られている盤をまた見る
ラブラブカップル コンビrankD→B
現所持金
白金貨12枚
白銀板23枚
白銀貨43枚
大金貨12枚
金貨27枚
銀貨6枚
銅貨81枚
鉄貨20枚
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