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3章 完全なる継承
20話新しい仲間
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モロリス村にミルを連れていくと皆屋敷の中で騒いでいた
ガチャ
シンと静まり返り皆が開けられたドアに注目した
「おう」
「レイン!」
「お兄ちゃん!」
「レインさん!」
「兄さん!」
(ん?兄さんって?)
そう思い兄さんと聞こえた方へ顔を向けるとそこにはシルフがいた
「何で兄さん何だ?」
レインが聞くとシルフが答えた
「それはメルさんのお兄さんだからです!」
そんな感じで話しているとマントを引っ張られた
「レイン君!この人達誰なの?」
ミルがレインに聞きそれにつられる様にメル達も聞いてくる
「そう言えばこの人は誰なの?」
「誰ですか?」
「誰?」
とメル、グラン、メイトが聞く
「あぁ、神の試練を受けた時に世話になった人だよ、ミル?」
「初めましてー!私はミルって言いまーす宜しくー!」
と腰を曲げ敬礼をする
「こちらこそよろしくお願いします!」
「宜しく!」
「宜しくな!」
「宜しくね」
グラン、メル、メイト、シルフの順に言う
「じゃあ自己紹介も終わったし言うぞ、これからミルは俺達の仲間に入れる」
「「「「え?」」」」
と皆驚いた様子だ
「その人、戦えるの?」
「多分な」
メルに聞かれ答える
「多分ってどう言うこと?」
次はメイトに聞かれた
「ミルは魔法を使った事によって町の人から虐められ続けてたんだ」
レインがそう言うとミルは俯いてギリッとはを噛み締めた
「辛いこと思い出させてごめんなさい…」
メルがお辞儀をして謝る
「貴方が悪いわけじゃ無いし別に良いよ」
とミルはメルの頭を撫でる
「まあ、そう言う事で帰る場所が無いんだだから一度テルシアに戻って冒険者登録しようと思う」
「それが良いと思うわ」
「僕もです!」
「俺もそう思う」
「あたしも冒険者登録?ってやつしたいから連れていってくれ」
メル、グラン、メイトが了承しシルフは冒険者登録しに連れていってくれと頼む
「キュー!」
と、俺も連れていけと言うようにドラが言うと
「キュウ?」と、ミルの影からドラと同じ様な奴が出てくる違うところはドラの体の色が青なのに対しミルから出てきた方はピンク色なのだ顔の色は2匹とも黄色だった
「あれ?ドラちゃんがもう一匹いるー!」
シルフが喜び手を伸ばすと
ピンク色の方はミルの後ろに隠れてしまった
「ごめんね、この子人見知りなの…」
そう言い謝るミル
「ううん良いよ別に、それで何て言う名前なの?」
「実はまだ決めてないんだ」
そう言い苦笑いをする
「じゃあ私が決めていい?」
「良いよ」
「う~ん、それじゃあ[モモちゃん]はどう?」
シルフが皆に聞く
「いいと思う」
「レイン君がそう言うなら私も」
「僕もそれがいいと思います!」
「あぁ良いと思うぞ」
「私も良いと思うわ」
満場一致で皆シルフが付けた名前に納得する
ドラとモモがキュウキュウ言い合っている多分自己紹介をしているのだろう
そして村人の一人が話が終わったと思い
「おーい!英雄さん!飲んで歌って楽しんでくれよ!そこの娘さんも!」
「あぁ、分かった」
「レイン君がそう言うなら!」
レインとミルが返事をしたらまた盛り上がった
「「「「「「よっしゃー!」」」」」」
「お兄ちゃん!ミルさん!あっちにジュース飲みに行こ!」
メル達についていき宴会の会場の端でミルと会ったことや謎の老人の事等をメイト達に話した
「やったなレイン」
メイトが親指を立ててグッとしている
「何これ?凄く美味しい!」
ミルはジュースを飲んでとても喜んでいる
「それはパープルンの果汁で作ったジュース何だよ!」
パープルンとはぶどうの事だ
グランがミルに説明すると
「ありがとう、えーと…グラン君!」
「どういたしまして!」
「貴方ってお兄ちゃんの彼女?」
メルがミルに聞いた途端ミルはブフッと吐いた後ごほごほと咳をしている
「ち、違うわよ!」
と顔を赤くしながら否定する
「へぇー」
メルはそう言いながらニヤニヤと笑っている
皆で色んな雑談をしていると村の人に呼ばれ会場の真ん中に行くことになった
村人が芸をしたり躍りを踊ったりとても愉快だった
そして次の日、
「う~ん、おはよー」
ミルが起きるとまだ皆寝ていたそのうちの殆どが酔い潰れていた
「ふぁーあ、おはよう」
レインが片目を擦りながら起きてきた
そしてのびをしてミルと話していた
「ミル、平気か?」
「うん!大丈夫だけど何で?」
「ミルが町の人に虐められてたりしてたから人が苦手だったりするかなって今思って」
「大丈夫だよ心配しすぎ!」
「そうか?」
「そうだよ」
「「あはははは!」」
二人の笑い声でメイト達が起きてきた
「んー、おはよー」
「おはようございます」
「ふぁー」
「んー?」
「よし村の人が寝てる間にテルシアに行こう!」
レインがミルとシルフに言った
「分かったよ」
「んー?何ー?」
ミルとまだ寝ぼけているシルフを両手に抱きテルシアへ飛んで行く
ガチャ
シンと静まり返り皆が開けられたドアに注目した
「おう」
「レイン!」
「お兄ちゃん!」
「レインさん!」
「兄さん!」
(ん?兄さんって?)
そう思い兄さんと聞こえた方へ顔を向けるとそこにはシルフがいた
「何で兄さん何だ?」
レインが聞くとシルフが答えた
「それはメルさんのお兄さんだからです!」
そんな感じで話しているとマントを引っ張られた
「レイン君!この人達誰なの?」
ミルがレインに聞きそれにつられる様にメル達も聞いてくる
「そう言えばこの人は誰なの?」
「誰ですか?」
「誰?」
とメル、グラン、メイトが聞く
「あぁ、神の試練を受けた時に世話になった人だよ、ミル?」
「初めましてー!私はミルって言いまーす宜しくー!」
と腰を曲げ敬礼をする
「こちらこそよろしくお願いします!」
「宜しく!」
「宜しくな!」
「宜しくね」
グラン、メル、メイト、シルフの順に言う
「じゃあ自己紹介も終わったし言うぞ、これからミルは俺達の仲間に入れる」
「「「「え?」」」」
と皆驚いた様子だ
「その人、戦えるの?」
「多分な」
メルに聞かれ答える
「多分ってどう言うこと?」
次はメイトに聞かれた
「ミルは魔法を使った事によって町の人から虐められ続けてたんだ」
レインがそう言うとミルは俯いてギリッとはを噛み締めた
「辛いこと思い出させてごめんなさい…」
メルがお辞儀をして謝る
「貴方が悪いわけじゃ無いし別に良いよ」
とミルはメルの頭を撫でる
「まあ、そう言う事で帰る場所が無いんだだから一度テルシアに戻って冒険者登録しようと思う」
「それが良いと思うわ」
「僕もです!」
「俺もそう思う」
「あたしも冒険者登録?ってやつしたいから連れていってくれ」
メル、グラン、メイトが了承しシルフは冒険者登録しに連れていってくれと頼む
「キュー!」
と、俺も連れていけと言うようにドラが言うと
「キュウ?」と、ミルの影からドラと同じ様な奴が出てくる違うところはドラの体の色が青なのに対しミルから出てきた方はピンク色なのだ顔の色は2匹とも黄色だった
「あれ?ドラちゃんがもう一匹いるー!」
シルフが喜び手を伸ばすと
ピンク色の方はミルの後ろに隠れてしまった
「ごめんね、この子人見知りなの…」
そう言い謝るミル
「ううん良いよ別に、それで何て言う名前なの?」
「実はまだ決めてないんだ」
そう言い苦笑いをする
「じゃあ私が決めていい?」
「良いよ」
「う~ん、それじゃあ[モモちゃん]はどう?」
シルフが皆に聞く
「いいと思う」
「レイン君がそう言うなら私も」
「僕もそれがいいと思います!」
「あぁ良いと思うぞ」
「私も良いと思うわ」
満場一致で皆シルフが付けた名前に納得する
ドラとモモがキュウキュウ言い合っている多分自己紹介をしているのだろう
そして村人の一人が話が終わったと思い
「おーい!英雄さん!飲んで歌って楽しんでくれよ!そこの娘さんも!」
「あぁ、分かった」
「レイン君がそう言うなら!」
レインとミルが返事をしたらまた盛り上がった
「「「「「「よっしゃー!」」」」」」
「お兄ちゃん!ミルさん!あっちにジュース飲みに行こ!」
メル達についていき宴会の会場の端でミルと会ったことや謎の老人の事等をメイト達に話した
「やったなレイン」
メイトが親指を立ててグッとしている
「何これ?凄く美味しい!」
ミルはジュースを飲んでとても喜んでいる
「それはパープルンの果汁で作ったジュース何だよ!」
パープルンとはぶどうの事だ
グランがミルに説明すると
「ありがとう、えーと…グラン君!」
「どういたしまして!」
「貴方ってお兄ちゃんの彼女?」
メルがミルに聞いた途端ミルはブフッと吐いた後ごほごほと咳をしている
「ち、違うわよ!」
と顔を赤くしながら否定する
「へぇー」
メルはそう言いながらニヤニヤと笑っている
皆で色んな雑談をしていると村の人に呼ばれ会場の真ん中に行くことになった
村人が芸をしたり躍りを踊ったりとても愉快だった
そして次の日、
「う~ん、おはよー」
ミルが起きるとまだ皆寝ていたそのうちの殆どが酔い潰れていた
「ふぁーあ、おはよう」
レインが片目を擦りながら起きてきた
そしてのびをしてミルと話していた
「ミル、平気か?」
「うん!大丈夫だけど何で?」
「ミルが町の人に虐められてたりしてたから人が苦手だったりするかなって今思って」
「大丈夫だよ心配しすぎ!」
「そうか?」
「そうだよ」
「「あはははは!」」
二人の笑い声でメイト達が起きてきた
「んー、おはよー」
「おはようございます」
「ふぁー」
「んー?」
「よし村の人が寝てる間にテルシアに行こう!」
レインがミルとシルフに言った
「分かったよ」
「んー?何ー?」
ミルとまだ寝ぼけているシルフを両手に抱きテルシアへ飛んで行く
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