僕の、、線香花火

ふぅちゃ

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7月15日曇り

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7月15日曇り

俺はアラームの音で目が覚めた。
両親の仕事により、転校を余儀なくされ
片田舎に引っ越してきてから、
もぅ半年になる。
俺は高校2年の、名前はアキラ。
俺の通う学校は進学校でも不良校でも
ない、公立の高校だった。
親が作ってくれた、朝ごはんを食べて、
学校に向かう。

     {いってきます}

学校までは歩いて25分と言った所だ、

     {アキラ、おはよー}

後ろから声をかけてきたのは、
クラスメイトのマヤであった。
マヤとは俺が転校してから、すぐに仲良くなった1人である。見た目は、
茶髪にミニスカートといった、
明るく少し不良っぽい女の子だ。

なぜかマヤといると俺も落ちついていく
だが!俺はたまに、心の声で動揺を
落ちつかせるクセがあり。
基本的に俺はビビりで気弱な男子なのだが!みんなにはバレ無いように頑張っている!
     {マヤ、おはよう}

     {曇ってるのに、
      今日も暑いね~}

などと、話しをしながら学校に向かうのが日課になっている。

マヤが前を歩くメグミを見つけると。

     {メグミ~!オハヨー}

     {マヤちゃん、アキラくん
      おはよう}

     {おう!メグミおはよう}

メグミはマヤの親友で、俺もすぐに仲良くなった。見た目と言うと、黒髪の
少し長めで、笑顔が可愛く、大人しい感じの女の子である。

3人で教室に着くと、俺は自分の席に座る、窓側の1番後ろが俺の席で!
俺の前には、親友のナオトが俺が来るのを待ってたように、話しかけてきた。

     {アキラ~聞いてくれよ~
      彼女、わかれちゃったんだ
      よ~}

ナオトくん、君はモテる、イケメンでもある、だが!別れるのが早くない??
ナオトの見た目は、茶髪にすらっとした手に、肌が白く瞳も少し茶色に見える、
ハーフのような男子だ。

     {えー!ナオト又別れたん?
      高校に入ってから何人目な
      ん!}

と、横で聞いていた、マヤが言う。

     {ナオトくんに傷つけられた
      女の子が目に浮かぶね、
      遊びすぎには注意だよ}

メグミが言った言葉を聞いて、
ナオトの顔が一瞬、、ほんの一瞬、、
目が血走って見えた。

だがすぐに、
ナオトは、ケロッとした顔で。

     {まっ!次の楽しみも、
      できたから、良いか
      出会いの夏やし。}

ナオトくん!いやナオトさん!
その自信を俺にも少しわけてくれ、、
などと、思っていた。

俺のいつものメンバーは
マヤ、ナオト、メグミの4人で、
ナオトがデート以外はほぼ毎日一緒に
いる4人だった。
俺はこの4人で遊んでいるのが、
1番楽しい。
転校は嫌だったが、コイツらと、
出会えた事は神に感謝したいくらいだ。
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