39 / 43
感謝
しおりを挟む
雨が
新緑の緑に何色かを追加している
それは素敵な贈り物の色なのだろう
木々はをそれを受け取ると
輝き出して風に揺れ零れ落ちる
雨は漲る力となり
葉を一段と茂らせ
やがて花を咲かす
やがて実を落とす
なんていうんだろう?
名も知らない鳥がやってきて
その実をつっついて彼方へ飛び立つと
どこか静かな場所へでも行って
糞をぽとりと落とすんだろう
小さな命もまた贈り物をもらって
双葉を大地からのぞかせることだろう
そしてまた
緑の世界を僕たちに見せてくれている
そうさそうなんだ
素敵なこの時に
感謝しよう
古から命を繋いできた
緑の星の住人たちに
新緑の緑に何色かを追加している
それは素敵な贈り物の色なのだろう
木々はをそれを受け取ると
輝き出して風に揺れ零れ落ちる
雨は漲る力となり
葉を一段と茂らせ
やがて花を咲かす
やがて実を落とす
なんていうんだろう?
名も知らない鳥がやってきて
その実をつっついて彼方へ飛び立つと
どこか静かな場所へでも行って
糞をぽとりと落とすんだろう
小さな命もまた贈り物をもらって
双葉を大地からのぞかせることだろう
そしてまた
緑の世界を僕たちに見せてくれている
そうさそうなんだ
素敵なこの時に
感謝しよう
古から命を繋いできた
緑の星の住人たちに
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
花束のような日々
相沢 朋美
現代文学
投げやりな気持ちで外に出た派遣社員の奈美は、会社近くのカフェである女性と出会う。大学生の聖夏は、失恋して泣く若い女性にギターで弾き語りをした。小学6年生の恭子のクラスでは、女子だけを図書館に集めて話し合いが行われる……。様々な登場人物の日常を綴った短編集。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる