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二十五話「王と王妃の初夜⑥」***

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―レヴィン王子視点―


ほのかの中がとろっとろっに解けたので、指を引き抜いた。

指にほのかの愛液がべったりとついていた。

ほのかの愛液がついたボクの手を、ほのかが恥ずかしそうに見ている。

ボクは自分の手についた愛液を舐めとりたい衝動にかられた。

しかしほのかが切なそうな目で見つめるので、できなかった。

ほのかの愛液を舐めるのは、次か、その次のセックスのときにしよう。

ボクは手についた愛液をハンカチで拭き取った。

自身の下半身に目を向けると、ズボンにテントを作っていた。がまん汁でズボンにしみまで作っている。

ボクはズボンのファスナーを下げ、自身の男根を解放する。取り出した反動で竿がプルンと揺れる。

ほのかの顔が朱色に染まっていく。

耳まで真っ赤にしたほのかが、ボクの息子から視線を逸らした。

ボクは自分のペニスを他人と比べたことがない。

町場まちばのものは、家族や友人と大きさを比べたりしているらしいが、ボクにはそんな相手がいなかった。

だから自身のペニスの大きさがどのくらいなのか、ボクには分からない。

平均サイズには達しているとは思う……そうであって欲しい。

今度ドミニクにボクのサイズは平均に達しているかどうか聞いてみよう。

ほのかの股を大きく開かせ、足を曲げる。

陰部がよく見えるようになったので、自身のペニスをほのかの陰唇に擦り付けた。

裏筋がほのかの陰部でこすれる刺激が伝わってくる。気持ちいい……喜びで背筋が震える。

ペニスから溢れ出たがまん汁が滑りをよくしている。

確か本に似たような行為が書いてあった。パイズリと言っただろうか? いや違うそれは男根を胸に挟んで上下に動かす行為だ。

そうだ素股だ! 素股のコツは男根の先端がクリトリスに当たるように擦ることらしいが……どこがクリトリスなのかボクには分からない。

素股にもいらいろとパリエーションがあるらしいので、明日本で調べてよう。

「はっ……ぁっ! ふぁ……んっ……ぁぁっ……レヴィン様、これが子作り……ですか?」

ほのかが無垢な顔で聞いてくる、ほのかは何も知らないんだね。

ボクもそんなに知識が豊富なわけではないが、これが子作りでないことは知っている。

何も知らないピュアなほのかが愛しかった。

「違う、これは子作りじゃない。子作りはほのかの中にボクのものを挿入れるんだ」

ペニスを掴み先端を陰唇の割れ目に当て、押し入れる。

「いっ、あっ……! ひぃう…! ゃあっ……! レヴィ、ンさまぁ……苦し、いですっ!」

「すまない、すこし痛い思いをさせる」

初めてちぎるとき、女はかなり痛い思いをすると聞く。

だが処女膜を破らなくてはいつまでも子作りができない、ここは耐えてもらうしかなあた。

「ひっ……あっ……! やぁ、むりぃぃ……!」

ほのかが痛みに顔を歪ませシーツをつかむ。ほのかに掴まれたシーツにしわが寄る。

「すまないほのか、耐えてくれ……!」

ボクはゆっくりゆっくり、ペニスを奥へ奥へと進めていく。

なるべくほのかの負担にならないように、傷つけないように。

それでもほのかは辛いらしく。

身を捩り、シーツをギュッと掴み、瞳に涙をたたえ、痛みに耐えていた。

ブツリ!

と音がしてシーツに血がしたたる。ほのかが処女であった証だ。

嬉しいよほのか、ボクと会うまで処女でいてくれてありがとう。




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